マガジンのカバー画像

南伊豆 ローカル×ローカルでの日々の雑文

36
このマガジンでは、南伊豆での暮らしや日々感じたことをぽつりぽつりと綴っていきます。 現在は「ローカル×ローカル」のオーナーかつ編集者でもある「イッテツさん」のもとでおこなう編集修…
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

書くことは、バランスを整えること。【私のモーニングルーティン】

忙しない日々を過ごしていると、時間が一瞬で過ぎてしまうことがある。 気がついたときには、…

Sachino
1年前
2

繋がりの場所

「趣味は温泉巡りです。」 近頃そんな話をよく耳にする。 泉質の違い。壁に描かれた絵。 楽し…

Sachino
1年前
2

この街に、何度でも。

物や情報にあふれている今の時代。 何度も通ってしまうお気に入りの場所って、一体どのような…

Sachino
1年前
7

大切は、いつも自分の心の中に。

「人の数だけ物語がある」 生まれ育った場所も、重ねてきた経験も、 みんなそれぞれ違うのだ…

Sachino
1年前
4

何をやるかも大切だけど、誰とやるかが重要だと。

「10年に一度の寒波が訪れる」。 そんなニュースを見たのが、2日前のこと。 その日の夜、現在…

Sachino
1年前
1

芸術とは、能動だ。

「芸術」 改めてこの言葉に触れたとき、一体どんなイメージをするのだろう。 モネの描いた、…

Sachino
1年前
4

結局のところ、「ひと」と「ひと」で世の中は成り立っているんじゃないか

近頃よく聞く「昭和レトロ」。 この時代を体験していないにもかかわらず、リサイクルショップでギャザースカートを見つけたときに生まれる高揚感。 さらにはギャザースカートを身にまとうと、純喫茶へ足を運びたくなる。 「トレンドは、一周回ってまた流行る」と耳にしたことがあるけれど、まさに私は二周目を味わっているのかもしれない。 *** 昭和レトロを味わうのにぴったりな映画が、山崎貴監督による『ALWAYS3丁目の夕日』。 高度経済成長期の真っ只中。 東京の下町でくり広げられた日

日常の幸せをかみしめて。

南伊豆で暮らし始めて2週間。 朝起きて、パンを焼く。 湯が沸騰し、私はいま、お気に入りのコ…

Sachino
1年前
4

肩肘張らない、最高な休日。

「最高な休日」 それについて考えたとき、ふと足を運びたくなる場所がある。 等身大でいられる…

Sachino
1年前

涙するほどの熱量を持って。

ひとつひとつの涙には、さまざまな感情が含まれる。 大切なものをなくして悲しみが溢れ出た先…

Sachino
1年前
5

ひとりの時間に人を想う。

南伊豆町に訪れること早2週間弱。 ひとりの時間を過ごしていると、ふと思い浮かぶひとたちがい…

Sachino
1年前
1

手間を愛する、私のお気に入り時間。

これまでの自分を思い返す。 コーヒーを淹れることに夢中になった。 キャンプにのめりこんだ時…

Sachino
1年前
7

一歩めからはじまる

伊豆急下田駅から、バスに乗ること30分。 緑豊かな道のりを、横目に進んでいくと、 ぽつり、ぽ…

Sachino
1年前
3

大切なことを思い出させてくれる。私のお守り本。

人生って旅のよう。 旅を続けていると、 どうしようもなく不安に駆られる日がある。 目の前の現状を受け入れられない日だってある。 そんなときにそっとページをめくりたい本が 『旅をする木』 日本から、北東に向かうこと約5600km。 広大な大地と海に囲まれたアラスカ にて、20年近くにわたり写真家を成し遂げた、星野道夫さんのエッセイだ。 本の構成は、アラスカでの断片的な日常が、いくつかの短編に分かれて綴られている。しかし、短編をつなぎ合わせ、1冊の物語となっているこの本