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紫式部ごはんで若返る

ドラマや映画で歴史を学ぶ事はできますが、日常生活については教科書でも学ぶことはあまりありません。平安時代の食生活はまったく知らなかったのですが、この本を読んでみたら「へえ」と思う事がいろいろありました。

◯スイーツが多い

この時代の食事は「1日2食」だったらしいのですが、間食として、いろいろな素材を組み合わせて多彩なお菓子がつくられていたようです。スイーツはいつの時代もエネルギー源ですね。

◯海洋の魚が多い

青物の魚は早く足がつく(悪くなる)ので全員に好まれていたわけではなかったようですが、紫式部は大のイワシ好きだったそうです。また、鮭はとても好まれていて、つまり、京の都まで鮮度を落とさず運ぶ技術が既に出来上がっていた、と言えます。川魚はあまり登場していません。

◯すごくよく食べる

十二ひとえ姿で日常の仕事をするには相当の体力が必要。したがって女性も食べる量が多く、特に白米はかなり消費されたいた。ただし現代ほどの精米技術ではなかったため、玄米寄りの、完全に真っ白ではないご飯を食べていたそうですが、むしろそっちのほうが身体には良い可能性も。

◯鶏肉

見逃したのかもしれませんが、本書の中には「牛」と「豚」は一度も登場せず、肉はほぼ「鳥」一択です(鳥の種類はいろいろ)。どうでもいい事ですが、今の私、自炊をするようになってから「牛」の割合が激減しました。うまく説明できないのですが手軽にチャチャっと調理しづらい気がしてしまうのです(ひき肉は、「合挽き」があるので牛を食べている可能性はあります)。

平安の食生活を活かせるポイントはたくさんあるように思います。
(ただし本書に書かれているのは比較的上流階級の食生活だと思われます)




#食事管理で気をつけていること

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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。