横林大(バケツズ)
エッセー。毎日、18時に更新。
音楽にまつわるエッセーをまとめました。
文芸サークル”バケツズ”としての活動履歴をまとめました。
◆最近の活動 【バケツズの発表会】 ・10月26日(土) ・喫茶フィガロにて ・20時開演 ・朗読劇2本を上演 【文学フリマ東京39出店】 ・12月1日(日) ・東京ビッグサイトにて ・恋愛ノベルのゲームブック『キルミーキルミーキルミー』を販売予定 ◆note(ここ)でやっていること ◎創作 過去に上演した朗読劇の脚本や、小説などがみられます。 (上演許可の連絡を頂ければ、基本無料で脚本などを提供します) ◎エッセー 日々感じたこと、または良かった作品について思ったこと
パソコンで色々やっているうちに、こんなものが出てきた。 10年前、私が『バケツ』という芸名で活動していた頃のブログだ。 当時私は大学生。 誇張でもなんでもなく、本当に存在を忘れていた。 改めて中を覗いてみる。 歌に関する解説、リア充に対するルサンチマン、イベントの出演告知、コント脚本。 今と、あまり変わらなかった。こわい。 10年前から、このようなエッセイを書いていて、今も、このようなエッセイを書いているのだ。 表現の技法こそ変容しているものの、根幹は
ウーバーイーツはギャンブルである。 そんな訳がないだろう、寝言は寝てから言え、ファッキンジャップくらいわかるよバカヤロー。そんな罵詈雑言が飛んできそうだが、間違いない。ウーバーイーツはギャンブルなのだ、独身の男にとって。 ギャンブルの中毒性というのは、お金を溶かす行為そのものにある。パチンコ、競馬、競輪、これらは全て、そのギャンブルそのものではなくギャンブルによってお金が溶けることへのスリルや興奮を楽しんでいる節はないだろうか。お金を儲けるのであれば、勿論一部のプロを
社会人になって数年。 精神年齢はワンピースを読んでワクワクしていたあの頃と何ら変わらないのに、変に年齢と肩書だけが積み重なっていく。 あの頃は『生きてるだけでウチら、めっちゃ最強じゃん』のJKパワーが眩しかった彼女たちも、今はどこかで3歳児を自転車に乗せて爆走したり、淡々と事務作業をしたり、訳の分からない不倫を楽しんでたりするのだろうか。 さて、社会人というのは『ルーティン』の退屈さと『理不尽』への忍耐力をどのようにして凌ぐか、或いは解消するかにかかっていると自分は思う
うちの母親がパート先で、あまりよく思っていない同僚のグループを『悪の組織』と呼んでいた。 なんだ、その生活を少し鮮やかなに変える素敵なライフハック。めちゃくちゃいいな。 「また、悪の組織が悪巧みしててん。」 「あいつらすぐ会議開くよな。」 「ちょっとまた世界平和のために動向見とこ。」 (お昼休憩に、ぱりんこを食べながら) 認知を少しずらすだけで世界の見方は一変する。
自転車に乗りながら「行こうよ、二人で地平性の向こうまで。」みたいなのを言いたい青春時代だった。 というか。 というか、いや、もう、むしろ、青春時代には、そんなことをしたいなと思っていた。 いたし、実際に自転車に乗った際に、イマジナリー謎の美少女を頭に浮かべながら、自転車を全力で漕いだりもした。 何なら、その彼女は異能の持ち主だったし、世界の組織に追われていたし、組織の追手として現れる謎の女剣士は序盤では「消去」という異能を使う強敵なのだが、心を打ち解けあい、最
この季節特有の、この夜に出歩くことの良さ。
人見知りなんですよ。だから、初めて会う人に何を話したらいいかなあ、っていっつも迷って。 で、結局失敗するんですよね。 一回大学生の時に弁当屋さんでバイトしてたんですけど、その時に演劇やってるんですって初めてシフトに入る先輩と話す流れで 「演劇の何が好きなん?」 って聞かれて 「脚本とか書いてるんですけど役者を自分の思い通りに動かせることですかねえ。キスシーンとかも思いのままですし。」 みたいに答えたら、めちゃくちゃ引かれて、そこから2年近く働いてたんですけど、一回も口
絶対に同じクラスだったら友達になるタイプじゃないのに。 TENDOUJIがめちゃくちゃ格好良くて、曲も惹かれちゃうんだよな。 見た目も良い意味で骨太って感じ。 細くて長くてマッシュルルームカットで自意識を歌うバンドとは対極。 なのに! 全編英語詞! そして、耳心地の良すぎるキャッチーなメロディ。 好きなんだよなあ、楽しい音楽やりたいからやってるっていう雰囲気が漏れ出ている人たち。 TENDOUJIがまさにそれ。 で、何より良いのが、楽曲の多くが
今年もYouTubeにM-1グランプリの三回戦動画が上がる季節となりました。 最高です。 11月は、もう毎日のようにこの漫才を観るのが日課なのですが、その中でも『鉄人小町』の漫才がおもしろすぎて驚いてしまいました。 まじですごいな。 こんなに面白かったっけ、鉄人小町。 多分、服やらネクタイやらの小道具を使ったのが減点ポイントで、それがなかったら全然準々決勝上がれてたと思うんだよな。 開場も盛り上がってるし。 個人的には古具屋の漫才コントへ入る前に抱き上
いやあ。 ちょっとさあ。 あの本当に。 本当に、のやつなのだけどさ。 ちょっと可愛すぎるよな。 姫カット時代の麻丘めぐみ。 調べてみて、ネット全盛期。 凄いから、かなり。 かわいすぎるな。 おいおい。 おいおいおいおいおい。 某動画サイトで、全盛期の麻丘めぐみが『わたしの彼は左きき』を歌っている様子を見たのだが、これがもう、本当に完成されているくらいビジュ爆している。ビジュ爆て。普段使い慣れていない言葉を使うくらい本当にビジュアルが良い。
いやいや、イントロダクション格好良すぎ。 KinKi Kids、である。 最高の関西の二人組である。 幼少期がKinKi Kidsデビューだった当時の私からすれば、それこそKinKi Kidsの楽曲は幼少期を思い出すトリガーだったりする。 小学校の運動会ではダンスとして踊った『フラワー』 今でも空で歌える『硝子の少年』 『愛犬ロシナンテの災難』(見てたなー)の主題歌で神曲の『ボクの背中には羽根がある』 というか、やっぱり歌唱力がきちんとあるし、パフォ
文芸サークル”バケツズ”の”横林大”です。 脚本のお仕事くださいと話していたら本当にいただきました。 嬉しい限りです。 題名は『よるのおうと、あさのかお。』 完全新作となります。 今回は”カムパネルラ”さんへ提供する運びとなりました。 カムパネルラさんはいつも懇意にさせていただいている喫茶フィガロさんの『冬の文化祭』という企画での縁から今回の実現に至りました。 (ちなみに冬の文化祭は2024年もやります。バケツズも出るし、カムパネルラさんも出ます。なんな
2024年10月に上演した『バケツズの発表会』から、朗読劇『野武士とB』を紹介。 読み物としても楽しめる内容になっていると思うので是非、一読ください。 メールと日記を読み進めるという形式の朗読劇となっております。 よろしくお願いします。 ↓以下、少しだけ本編です。 ◇星野源『Nerd Strut』、フェードイン ◆照明、フェードアウト ◇星野源『Nerd Strut』、フェードアウト ◆照明、フェードイン 「「プロローグ」」 「野武士」 「例えばあ
私は毛深い。 本当に残念だが、これは事実なのである。 多少の毛深いではない。 もう、すごい毛深い。 密林ではないかと噂されるくらいの濃さなのだ。 きっと野生の蟻が入り込めば迷えるくらいである。 ちなみにあまりに濃すぎて背中の毛、背毛が生えている。 正義側か敵側かで言えば悪側の生え具合だ。 なんて悲しきモンスター。 一人称を「おで」にでもしてみようか。 なので、羊の毛刈りのように月1・2回、脱毛フェスティバルが開催される。 なぜ、祭りなどを冠する
文芸サークルとは? こんな動画も撮っていたりします。 プレゼンテーションです。 というより、愛です。 (ある日急に非公開になるかもしれないので、その時は申し訳ありません。) 槇原敬之の歌詞は本当にすごい。 何卒。