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「社会に開かれた先生」って、なんだ!?

【「社会に開かれた先生」ってなんなんでしょう?】

 こんにちは!たーぼうです!
 私が高校生・学生時代、社会人になってからずーっと思っていたことが様々な方との出会いやお話を聞きてきて、少しずつ整理されてきました。もう15年くらいの思考のテーマです

■あなたの言う「社会に開かれた先生」とは、どれを指しますか?(もし良ければ、チェックしてみてください!)


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前半15人

⬜︎ 1:民間企業で務めたことのある先生

⬜︎ 2:民間人校長でバリバリ学校を改革している先生

⬜︎ 3:非常勤で学校をしつつ、別の仕事や休暇を楽しむ先生

⬜︎ 4:学校以外に、一般の方向けに学びの場やイベント、個展などを作っている先生

⬜︎ 5:企業や公的機関、NPOなどとコラボしたアクティブラーニング型授業や講演会を企画する先生

⬜︎ 6:NPOやプロジェクトを一般の方や大学の先生、他業種と立ち上げて社会問題を発信する先生

⬜︎ 7:子どもたちを引率して、学びの場に一緒に行く先生

⬜︎ 8:スカイプなどを使って外部連携をする先生

⬜︎ 9:様々な職業の人にインタビューして動画にまとめ、キャリア教育をする先生

⬜︎ 10:部活の顧問をしながら、一般向けの大会の審判や、パラスポーツとの連携などにも関わっている先生

⬜︎ 11:民間企業の研修講師として副業申請(もしくはボランティア)を行って活動している先生

⬜︎ 12:大人向けの講座(各教科など)を開いている先生

⬜︎ 13:違う校種やビジネスマン向けの講座などに参加する先生

⬜︎ 14:お金を払って都内の研修に参加する地方の先生

⬜︎ 15:授業を見てもらったり、SNSに板書や教材をアップして、そのフィードバックから学ぶ先生

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さて、ここまで何人が社会に開いている!と感じましたか?まだまだ続きます。

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後半15人

⬜︎ 16:部活動の顧問として、様々な都道府県や地域の専門委員会議に参加して、意見交換をしている先生

⬜︎ 17:部活の練習試合で、他校の選手にも積極的にアドバイスをしたり、声をかけてくれ、応援してくれる先生

⬜︎ 18:やったことない部活の顧問だけど、その内容を生徒に教わりながら一緒に学んでいく、スクールなどで自身が学んで、部活の指導に活かす先生。

⬜︎ 19:生徒のために知らない学校へ練習試合をお願いし、菓子折りをもって行ったり、部活用の名刺を持ってつながりを作ろうとする先生

⬜︎ 20:卒業生を送る会や修学旅行で披露するために、三線を練習したり、教員バンドを組んだり、恋ダンス・USAなど流行りのダンスにチャレンジする先生

⬜︎ 21 :美術や国語など他教科とコラボしたり、教材研究のため、各地の博物館をたくさん回ってパンフレットなどを廊下に掲示したりする社会科の先生

⬜︎ 22:大学や短大・専門学校、就職など生徒の進路のために面接練習を行ったり、企業からの話や学校への訪問者から話を聞いて、先生方へ共有してくれる先生

⬜︎ 23:入学案内配布のため、近隣の中学校などに挨拶に行ったり、保護者説明会のため、レイアウトやコンテンツを考えたり、登壇して話をしたり、実際に保護者対応をする先生

⬜︎ 24:最新のビジネス書など話題の本を学級文庫に置く先生

⬜︎ 25:子どもたちとの共通点を増やすために一週間のドラマを全て録画して見る先生

⬜︎ 26:様々な学力層、地域の学校を経験して、いろんな先生や子どもたち、保護者を見てきたベテランの先生

⬜︎ 27:ベテランから若手まで、分け隔てなく飲み会などに一緒にどう?と声をかけてくれて、一緒に楽しんでくれる先生

⬜︎ 28:地域のお祭りの当番などへ、自分の子供と積極的に参加している先生

⬜︎ 29:自分の住んでいるマンションの入り口を自主的に掃除する先生

⬜︎ 30:生徒に「わからないから教えて!」と言える先生


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 さて、どうでしょうか?
 
 「社会に開かれた先生」という時に、あなたの言う「社会に開かれた状態」というのは、一体どれでしょうか。
 

 よく「学校の先生は社会に開かれていくべきだ!」という声を聞きます。しかし、それは一体「誰のため」に開くべきなのでしょう。

 学校の先生は、学校や子どもたちを「自分のためだけに利用する人」のために、開かないんじゃないかなと思います。


 もちろんそれが子どもたちにフィットすることもあります。(人間同士ですから相性はあります。自分と合わない人が誰かと合ったりすることなんて、星の数ほどありますよね。)


 また、そういった「学校の先生への批判や、こうあるべき論を主張するな!」という意味ではありません。しっかりと指摘は受け止めた方が、先生の成長する機会にもなりますから。
 
 でも、そんな「自分中心主義者」や「学校の先生方を完全否定する人」、「子どもたちや学校の先生を置き去りにする人」は、きっと学校と連携する機会が訪れることは少ないと思います。おそらく連携できたとしても、いろんな場面で歯車が噛み合わないことが多いのではないでしょうか。

 また学校の先生には、それぞれ独自の「社会への開き方」があります。それは人それぞれです。
 さらに、社会に開いたとしてもそれをSNSなどで発信するかどうかは、その人の自由です。発信したくないと思う人も多いでしょう。(これは民間企業などでも、一緒だと思います。)
 

 ここまで話を進めてきましたが、昨今の先生を取り巻く環境で、変わらなければいけないことは非常に多いです。今後、外部の力が必要なことは多くなっていくことでしょう。
 しかし、制度面での改善はもちろんですが、【理解の面】でも働きやすい環境ができていったらいいなと思います。

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 最後になりますが、【先ほどの30個の例は、全て実在する先生方の話です。】そして、私も尊敬しているステキな先生方です。

 全ての人が「社会に開かれている」と言えるわけではないと思いますが、子どもたちのために努力している人だと私は思います。
 立場を超えて何かにチャレンジしたり、コミュニケーションを大事にしたり、身近な人を大切にしている先生です。

 誰かが言う「社会に開いている先生」に当てはまらなくても、きっと魅力的な方々だと私は思います。

 上記の先生方は、今日も明日も、それぞれの力をそれぞれのフィールドで発揮していることでしょう。

 長文となりましたが、ずっと考えてきたことが最近整理できるようになってきました。今までもそうですが、ここ1ー2年くらいの新しい出会いや経験が自分の力になっていることを特に感じます。改めて感謝です。

 いろいろご意見や感想(私は違う!これはどう?なども含めて)などあれば、ぜひお願いしまーす!(というか意見欲しいです!)

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