【たーぼうの教育ニュース①】2023年10月7日
こんにちは!たーぼうです!
今後のニュース発信は、以下の2本立てで進めていきたいと思います!
また変わるかもしれませんが、色々トライしてみます。自身の勉強の一環ということで、もし興味あればご笑覧ください。コメントなどもぜひ〜!
ということで第1弾:教育関連ニュースです!
■1:教育ニュース
10/5 Yahoo!ニュース(FORZA STYLE)
【前編:マスコミの印象操作?「ノルマもないし、お給料も安くないのに...」教師はブラック報道に、現役教師が感じる「とてつもない違和感」】
【後編:「教員は本当にブラック?」現役教員が告白!教育現場の実態と教員の本音とは。】(FORZA STYLE) 5月の記事です。
このニュースを見て、思うことをいくつか整理しました。
①この雪乃さんの気持ちは個人的にはわかります。
このインタビューを受けている雪乃さんの気持ちは、理解できます。私も好きで学校の教員になっています。苦労も多いですが、私も雪乃さんと同様に教員は良い職業だと思っています。
②負担になっていること自体は事実であることに変わりはありません。
ですが、負担はかなりあるのは事実です。
これらの負担に対応できるのかどうかは、確かに人それぞれです。しかし教員不足が深刻化する中で、初任者など様々な人でも持続可能な状態にしていくことが必要です。
また、これらの負担に今は耐えられる人もいるとは思いますが(耐えられない人もいます)、今後の教員不足が進む中で、さらに負担は増えていく可能性があります。そのため、魅力的な仕事だと片付けるのには限界があると思います。
③ノルマとか売り上げについてはないが、似たようなものはあります。
記事の通り、確かにノルマや売り上げはありませんが、やらなければいけないものがたくさんあります。増え続ける行事や授業時間数(学校にもよりますが)、〇〇教育、多様な生徒への対応など、立場的にやらなければいけないものは多いです。(ノルマとは違いますが、ノルマと言っても過言ではないような感じがします。。まぁ学校によっては実在することもあると思いますが。)
同様に、今後これらの負担が減っていくことは約束されている訳ではありません。残業も強要されるわけではありませんが、仕方ないケースはあります。教員の給料はそれなりに高いことも知っていますが、負担面で改善すべき点は多いです。
④教員になる人たちも多様です。
教員には様々な人がなります。初任もいれば、転職組もいます。それぞれ教壇に立つ目的も違います。
得意・不得意も人それぞれです。それぞれのライフステージのタイミングもあります。(ここに出てくる先輩とか校長とかは、きっとそう言うことを伝えたいんだと思いますが、伝え方がマジでやばすぎる。そして、生懸命頑張っている若手を邪魔しないであげてほしい。)
「自分は勉強しているから」とか「自分はできるから」とか、「周りのレベルが低い」とか、そんなことを言ってしまう人がたま〜にいますが、それでは教育現場は良くならないと思います。(マウント合戦はマジで誰も得しないよね〜。自戒も込めて)
「得意・不得意なんてあって当たり前、相手へのリスペクトを忘れない。」という精神が、教育現場の居心地の良さを作っていくと思います。(この記事の雪乃さんはそう言った意味で、学校によっては違うとか、人によるとか触れているので、きっと配慮できる人なんだと私は思うので、ゆっくり話聞いてみたいですね。)
ブラックなのか、そうではないのかという二項対立にするのではなく、何が問題なのか、何が良い部分なのかなど、それをやはり個別具体に議論していくことが今後も必要だと思います。
あとは働き方改革はもっとアナウンスだけはなくてリアルに取り組まないとやばいです。すでに動いている人たちはたくさんいるので、もっと連帯していけたらいいな〜と思うばかりです。
⑤人間には調子の波があります。
人間には調子の波やタイミングがあります。楽しくない時、素直に言葉を受け取れない時が生きていると結構あると思います。私も波はコントロールできません。
日頃の心身のコンディションによっても、パフォーマンスは変わるので、その人の一言でそのの人格を判断しないように心がけたいなと思っています。
きっとここに出てくる人たちもそういうタイミングだったところもあると思うので、人権侵害はひどいから許せないけど(というか、タイミングとかで許すつもりもないけど)、色々とその人の状況を背景を汲み取ってみることも大事なんじゃないかと思います。
⑥最後に、ニュースの見出しがいまいちだと思います。
マスコミも確かに誇張しているところもあるとは思いますが、もう少しタイトル改善してほしい。インタビュー受けている人に配慮してほしいっすね。
■2:生徒指導ニュース
(1)10/3 教育新聞 【子どもの権利教育で文科省と密に連携 加藤こども担当相】
2022年に生徒指導提要が改定され、さらにこども家庭庁が動き始めている。まさに生徒指導も転換期に来ていると感じます。加藤担当相も子育ての当事者としての経験があるとのことで、注目を浴びています。
今まで子どもの権利条約についても、国内では新たに法律を作らないまま時間が経っていました。しかしこども基本法の制定、こども家庭庁の設置が実現しました。これはかなり前進していると思います。
子どもの権利についての理解がまた薄いことが記事でも述べられていますが、今後のこども家庭庁の動きは、生徒指導関連においても重要であると感じます。これから「こども大綱」の策定に向けて、動きがあるようです。こちらにも注目です。
子ども家庭庁:こども大綱について
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(2)10/6 Yahoo!ニュース【“ブラック校則”を変えられないか 生徒による学校の校則見直し「ルールメイキング」 活動通じての先生と生徒の変化】
先日イベントに参加させてもらったNPOカタリバのみんなのルールメイキングプロジェクトがTBSでもニュースになりました。泉大津市の小津中学校がルールメイキングでユニクロの制服を入れたことがニュースになっていました。ぜひご覧あれ!
カタリバの山本晃史さんのインタビューや、ルールメイキング教員アンバサダーでも活躍中の高山桂さんも映っています!
小津中学校noteにも書いてあります!noteあるんですね。いいな!
■3:探究ニュース
10/4 文部科学省チャンネル
【さかなクンが 『みんなの「探究」応援大使』に就任! 永岡大臣との懇談】
このセリフに大事な要素がたっぷり詰まっていると思います。
発表のために形ばかりを整えたり、実際には探究をやらされただけになっていることは多く耳にします。実際に探究に価値を感じないというケースも先週のデータでも出ているところだと思います。
プログラムを回すことではなく、生徒の学びに対するリスペクトがもっとできると良いと思います。何か整えるために、やろうとするのではなく、その人のワクワクを邪魔しないようにしたいものですね。
■4:ICT関連ニュース
【一般社団法人かたりすとが校務DXの資料担当デザインをしています!】
文部科学省「GIGAスクール構想の下での校務DXについて~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~」に関する資料を一般社団法人かたりすとが担当されています。
特に汎用クラウドを利用しての教員と保護者とのやりとりを行ったり、ロケーションフリーでの校務などがいち早く進むことを期待しています。紙はもう終わりにしたいです。。
校内のDX関連について、とてもわかりやすい資料なので、ぜひご覧ください!
■5:働き方改革関連ニュース
10/5 教育新聞【部活動指導者のカリキュラム開発 JSPOと日本郵政がタッグ】
なんと部活動指導員に日本郵政が関わってくるようになるかもしれません。これは部活の負担削減に大きな影響を与えるかもしれません。
第2弾:インタビュー・イベント・NPO法人School Voice Projectの活動紹介はこちらです。
また来週をお時間があればご覧ください〜!