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5月に読んだビジネス本約30冊から選ぶおススメのベスト5

こんにちは。
5月に読んだ本の中から、お勧めしたいビジネス本を紹介したいと思います。

リモート環境で飲みにも行けず、人とのコミュニケーションが減り、刺激が少なくなってしまっている方へ、ぜひ参考にしていただき、自分に投資してみてはいかがでしょうか。
※あくまで自分の備忘も兼ねた個人の感想であり、偏見に満ちた感想とランキングですので、ご了承ください。

キャプチャ

第5位
問いの立て方
著者:宮野公樹

https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480073709/

方法論を学ぶ本ではなく、そもそもいい答えを導き出すためには「良い問い」を立てる必要があり、その問いの立て方について考え方が示されています。
思考法が分かりやすく書かれているというよりは哲学書に近い感じ。
良きリーダーとは出された情報から答えを導き出せる人ではなく、問いを立てられる人だと思う。リーダーシップを磨くうえで、欠かせないこの要素を学ぶヒントになるのではないかと思います。

第4位
勝てるデザイン
著者:前田高志
https://www.gentosha.co.jp/book/b13604.html
本そのものはデザイナーをターゲットにした心構えや考え方がまとめられていますが、いわゆる企画仕事に携わる人であれば、誰しも参考になる一冊です。
個人的には特に昨今の管理職は仕事を管理するだけではなく、仕事をデザインすることが求められる場面が非常に多いため、参考になるのではないかと思います。
仕事(企画)をする上で重要なのは、自分なりにその仕事を意味付けたり、目的を置き直したりすることができるかって、非常に重要だと思います。
まともな上司なら仕事をアサインされる際に、目的は「●●●」と伝えられると思いますが、その時に上司から伝えられた目的を鵜呑みにして疑問を持たず、そのままの意味で捉えるのか。
それとも、自分なりに捉え直したり、自分の言葉で目的を設定するのか。
この差は極めて大きいですね。

自分らしい企画を構想するためのスタンスや考え方として、勉強になる一冊だと思います。

キャプチャ

第3位
365日 #Tシャツ起業家

著者:秋元里奈
https://www.kadokawa.co.jp/product/322010000227/

著者が起業して、事業化した「食べチョク」の誕生秘話が語られています。
「農家は儲からないから、子には継がせたくない」という農家の人の想いを知り、実家も農家だった著者が熱い想いをもとに起業し、事業拡大させたストーリーを知ることができます。
ちなみにタイトルのTシャツ起業家というのは、食べチョクを始めた当初にファンを増やすために、うっかり多めに制作してしてしまった食べチョクTシャツを毎日来ていたことに由来しています。

大手企業を辞めて、起業することは生半可な覚悟ではできなかったことだと思いますが、「農業を諦める人を減らしたい」という強い想いが著者を動かしていることが分かります。
僕自身にそこまでのバイタリティがある自信は全くありませんが、起業の不安への向き合い方などのアドバイスも書かれており、今の仕事にモヤモヤを感じていたり、胸の内に秘めた情熱を抱えている人にはおすすめの一冊です。
できない理由を探すではなく、できる理由を見つけ続けられることが大事なであることに改めて気づかされますね。


第2位
「自分の小さな箱から脱出する方法」
著者:アービンジャー・インスティチュート

https://www.daiwashobo.co.jp/book/b89267.html

職場における悩みのほとんどが”人間関係”であることが、様々な調査から明らかになっていますが、そんな人間関係がうまくいかない理由を「箱に入っているから」と特定し、真のリーダーになるために求められる考え方をまとめている示唆に富んだ一冊です。
相手を物ではなく、人として見ているかどうか。自分の箱の中から相手を見ていないか。「自分自身を裏切ったときにそれを正当化するために現実を歪めて見るようになる」というのは心に突き刺さる人も多いのではないでしょうか。
真のリーダーは自らが箱の外に出ること。そして、メンバーを箱の外に出させることが書かれていますが、そのために”心理的安全性”という昨今のキーワードが大事なのだと思います。
組織を運営する立場の人はぜひ読んでほしい一冊です。

第1位
「学び方の学び方」
著者:バーバラ・オークレー、オラフ・シーヴェ

http://www.achibook.co.jp/books/1816/
タイトルの通り、学び方を学べる本。学術的に認められている内容と理論をセットで解説してくれるため、理解しやすいです。
学習したものを積み上げるためには、既知の内容とを積極的に結合させることが重要となる。ということが書かれており、非常に納得感が高いですね。
僕自身も多くのローキャリアのメンバーの育成に携わってきましたが、インプットをやみくもに行うメンバーの成長角度は低く、必要な時に必要な情報をインプットしているメンバーの方が圧倒的に成長は早い経験があります。得た知識をすぐに使ってみて、短期記憶から長期記憶に変えるサイクルが早いからでしょうね。
知識を増やし続けることは非常に重要なことではありますが、集中モードで記憶を強化し、知を深化させたいのか、拡散モードで新たな知を探索したいのか、自覚化することが大事だと思います。

本を読み漁る前に必ず読んでほしい一冊です。


終わりに

いかがでしたか? 興味のありそうな本はありましたか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
繰り返しになりますが、僕自身の独断と偏見による勝手なランキングですのでご容赦ください。
4月はの学びはこちらにまとまっております。

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仮谷泰祐|働くを愉しく
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