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集中力を極限まで高める方法②

こんにちは。


前回の投稿で本能と理性についてお伝えしました。

まだ読んでいない方はぜひ、前回の投稿を読まれてからこちらをご覧ください。


集中について考えているといつも思い出すのですが

10年ほど前…専門学校時代に電車で実家へ帰宅している時。車内で「少年ジャンプ」を読んでいたのですが、いつのまにか集中を超えて没頭の域に入っており、脳のリソースをほぼ全てジャンプに使っていました。読み終えた瞬間に「そういえば家に帰っていたんだっけ」と気づき、ふと窓の外を見ると8駅くらい乗り過ごしていました。

それぐらいの集中力を発揮したいなあと日々精進しています。



さて、ここからは集中力を上げるための具体的な方法を列挙していきます。

たくさんの方法があるんですが、方法をいくつも合わせることでより効果が出ます。できそうなものから取り組んでみてください。



🔷カフェイン摂取で集中力アップ!

避けては通れません。短期的に集中力を上げたい場合はやはりカフェインがオススメです。

だからと言ってエナジードリンクはダメです。大量の糖分が入っており、血糖値が乱高下して逆に集中できません。コーヒーやお茶でお願いします。


しかし、ただ飲めばいいというわけではありません。


飲み方を間違えると効果を最大限発揮できないどころか、副作用で体調悪くなってしまうので、気をつけないといけません。下記ポイントを確認した上で、カフェインを正しく摂取しましょう。


①1度に缶コーヒー2本(カフェイン400mg以上)を飲まない。

→カフェインは300mgを超えたあたりで薄まり、400mgで副作用が出始めます。


②カフェイン耐性が弱い人はミルクかクリームを入れて飲む。

→カフェイン耐性がないとコーヒーを少し飲んだだけで頭痛や動悸などの症状が現れる人も…ミルクを入れるとカフェインの吸収をおだやかにしてくれ、マイルドに脳を覚醒させてくれます。


③起床から90分はカフェインを摂取しない。

→人間の体は午前6時ごろからコルチゾールという覚醒系のホルモンが分泌され、自動的に目がさめるようにできています。カフェインとの覚醒作用が合わさると、脳への刺激が強くなりすぎるので注意が必要です。

(心拍の上昇、焦燥感、頭痛リスクの増加)


④緑茶に含まれているリラックス成分「テアニン」と一緒に飲むと良い

→テアニンがもつリラックス作用がカフェインと合わさると、集中力アップに効くという実験結果が出ています。



正しくカフェインを摂取して集中力を高めましょう!



🔷集中できる環境を作って、集中力アップ!

仕事柄、客席で事務作業をやることがあるのですが、集中力を伴う作業となると基本店舗では行わず、夜人がいなくなってから集中するか、最寄りのカフェへと出かけるようにしています。

営業中に集中しようとしてもスタッフから声をかけられまくる可能性が非常に高く、またお客様の動向を聴覚と周辺視野で捉え続けてしまい、気になって仕方がありません。



環境って大事なんですが場所を選ばずに集中しようとしている人も多いのではないでしょうか?実はどんな場所・状況で集中するかというルールづくりは非常に重要です。


前回お話ししましたが、本能は五感に訴えるものに関して優先して意識を向けるようになっています。反応してしまう要因としてよくあるのが

・スマホの通知

・声をかけられる状況

・散らかっている場所

・雑音が多い場所

この4つです。

スマホの通知を見たり、声をかけられると否が応でも集中が途切れてしまいます。散らかっていたり雑音が多いと、視界や耳にいろんな情報が入ってきて気が散り、そもそも集中ができません。

集中は一旦途切れると再集中するまで20〜30分かかると言われています。すごいタイムロスです。


環境を作るにもコツが必要です。下記のポイントを押さえておきましょう。


①「気が散る」環境を作らない

→作業に必要なもの以外は机の上に置かない。ほんとに置かない。整理整頓を心がけましょう。


②スマホはすぐ出せないところに置いておく

→残念ながら通知を無視することはほぼ不可能に近いです。バイブレーションや通知音が聞こえると反応してしまいますし、視界に入ると手に取って見てしまうので、取り出すのが面倒な場所にしまっておきましょう。


③声をかけられない状況を作る

→声をかける人が周りにいないところで作業を行うか、「今から集中しますので」と予め周りに声をかけておきましょう。


④用途ごとに分けた部屋を設定する

→くつろぐ場所、食事する場所、勉強する場所は混同しないように。この場所ではこれをする!と決めたら絶対に他のことはしないようにしましょう。ベッドの上に座ってスマホを見たりすると脳がベッドはスマホを見る場所なんだと判断してしまいます。

夜寝る時間になって本人は寝ようと思ってベッドへ向かっていても、脳はベットに行くということは、今からスマホタイムだ!と勝手に準備を始めてしまいます。

脳に集中する環境を覚えさせるのはすごく重要で、一旦脳が覚えてくれれば、そこに行くだけで自動的に集中のスイッチがオンになります。

僕は集中する時の条件を決めています。それは

①集中する時はカフェに行く

②ノイズキャンセリングのイヤホンで雑音を遮断する

③Youtubeの雨の音を聞く

という3つです。最近はだいぶスムーズに集中できるようになってきました。自然音を聞くのは集中するのに良いですよ。


ただ、昨今のコロナの時短営業で、開いてるカフェが無いっていう…


次回は食事で集中力をコントロールする方法をお話しします。

それでは、また。

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