揺禅至柔気功 その4 肩甲骨の間を柔らかくする気功
「足を基本の形にして、Jラインを作ってから始める」この2つは、至柔気功の間中はずっと維持することです。呼吸は、基本の位置に舌を置いて、自然呼吸でょう。慣れてきたら、動きに合わせて逆腹式呼吸です。
これは、至柔気功のときは常にですから、毎回、気を付けます。
(この他、上手になってくると、丹田を上を向けて持ち上げること、足の裏を動かないよう地面に貼り付けながら、足の内転と外転を釣り合わて足の筋肉のバランスを取るということを、常に行いながらやるようにしないといけませんが、最初のうちは、まだ、そこまではいいでしょう。)
1.掌を外向けて、横に垂らす。腕のひねりを感じる位捻った方がいいと
思います。
2.そのまま手(腕)を前から上に上げて、真上に来たら掌を天井向けて、腕と掌が直角になるようにして、腕の腱を伸ばす。
3.手(腕)をす水平まで降ろしてくる。掌と腕は直角を保っておく。
4.手(腕)を手首を伸ばしながら、できるだけ水平を保ったまま後ろに持
って来る。左右の肩甲骨をできりるだけ背骨に寄せるようにする。
この至柔気功は肩甲骨の間を緩めるためのもので、ここが柔らかくないと攻撃したときの威力が増していかない。
5.伸ばしていた手を緩め、腰のやや後ろ目のとことにつける。手の甲が腰
についてる。このとき「休憩」のような意識を持ち、できる限り体を緩め
ることが大切です。
「体を緩める」とは、立っていることを維持する最低限の力以外、全然力を入れない状態をいいます。このような状態は、太極拳やる間、ずっと意識しておいてもいいかもしれません。
そのような状態で練習していると、間違ったことをしているときに先生が修正するために手や体の向きを直しても、なんの抵抗もなく正しい位置にお直してもらうことができます。
6.腰につけ手後ろ向いていた掌を、親指から上に向けるようにしてクルリ
と天井に向ける
7.腕を指先から、そのまま腰の前(高さは、臍のあたり)に突き出してい
く。その際、腰が反ったりどこかが緊張したりしないようにする。
8.手首を寄せてきて、クロスしたら徐々にひっくり返しながら、腕を鍵型
(直角)にしてプールの中で水を掻くように後ろに持ってくる。その際、
肩に力が入らないように注意する。
9.そのまま、腕を後ろにあげて肩甲骨をできるだけ寄せる。
これは、「4」の「A」と同じ状態になる。
10.このあと「5」から「9」を肩甲骨の間が緩むと感じるまで繰り返
す。最低6回は繰り返しましょう。ただし、「5」の腰に手がくっついて
休憩するような動作はいらず、そのまま手は腰のよこを通過すればいい。
この太極拳の記事は文章で説明するとが目的ですが、この至柔機構は説明が難しいですね。言葉で説明するより、これは見せた方が簡単です。やって見れば、分かります。
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