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半熟日和

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“未熟で、ままならない日々を書く”。毎日書いている400字以上のnoteをまとめています。現在は土日祝日を除く週日更新です。800本を機に「毎日note」から「半熟日和」にマガジ…
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600本のnoteを書きながら、ずっと頭に浮かんでいた「何のために書いているんだっけ?」が解消された話

毎日更新しているnoteが、600本になった。つまり毎日書くようになって、600日経った。 現在は土日祝日はお休みの週日更新だけど、それでも書き続けている自分をどこか誇らしく感じている。 一方で、苦しいときもある。いや、ほとんどそうで、自分の文章に目をつむりたくなったり、顔から火が出そうになったり、時に開き直りながら、書いている。 魂が抜けたような、死んだ目をしながら、なんとかポチポチとキーボードを打ったり、スマートフォンをスワイプしながら文章を書くことがしょっちゅう。

親子丼

静かに店員がトレイを持ってテーブルに近づいてきた。トレイの上には親子丼と生卵、味噌汁、漬物がよそわれた食器が並んでいる。食券を渡して、たぶん5分も経っていなかった。 今日は外食でも良いな、と思いながら退社。駅に向かう途中に餃子の王将があったことを思い出して、店内に入るところまではいった。けど、中は想像以上に、順番待ちの人で溢れかえっていた。氏名と人数を記入する予約表をめくると、ずらっとチェックマークのついていない行が10行ほど続いている。 今日は待てない、と店を出る。まっ

早炊き

最近、18時くらいからお腹が空くようになってうれしい。朝に10分間の筋トレと有酸素運動(なかやまきんに君のYouTubeチャンネルに上がっている動画)のおかげだと信じて疑わないでいるし、当たっていると思う。 お腹が空かないと困るのが、「これが食べたい!」という欲にモヤがかかってしまうこと。あとは単純に消化されていない感じで、体が心なしか重い。お腹が空くと、自分の体がしっかり動いていると安心する。 今日は午後から、猛烈に「無印良品のバターチキンカレーが食べたい」と思った。少

外堀

18日に東京ビッグサイトで開催された同人誌即売会「コミティア150」に一般参加した。プロの漫画家の方からアマチュアの方まで、SNSで気になっていたり、応援している人の作品を手に入れられたし、それ以外の出会いもあった。 イベント自体はずいぶん前から知っていたけれど、実際に行くのは今回が初めて。 コミティアにいるスタッフはボランティアで、並んでいる列のさばき方とか、その連携も初めて目の当たりにした。偶然屋内から屋外に移動する列に並んでいたのだけれど、「今からぐるっと回りながら

暖房チキンレース

家の中がかなり冷え込んでいる。いまも。 今日は在宅ワークだった。天気予報で、今日はぐっと気温が下がる日と知った。彼はコートを羽織って出社。 暮らしながらうすうす気づいていたけれど、今住んでいる家はけっこう底冷えする。周りが上着を着ている中で自分は着なかったり、ヒートテックと間違えてエアリズムを着ていても正直気づかないくらい、割と寒さには鈍感な方。そうはいっても限度はある。 昼間、晴れていて陽の光も十分部屋の中に入ってくる。けどそれではどうにもならない。牛乳を温めて、抹茶

ただしく消化器を使える自分の姿が想像できない

住んでいるマンションの消火訓練に参加した。 1カ月ほど前からエレベーターと掲示板にお知らせの貼り紙があり、火災報知器の検査があること、そのあと消火器の使い方をレクチャーする消火訓練がある旨が書かれていた。 てっきり強制参加だと思い緊張感を持って当日を迎えたら、火災報知器の検査のときに「自由参加ですが良ければご参加ください」と業者の人に言われる。「えっそうなの」と思いつつも参加することにした。 遠くで警報の音が聞こえたのを合図に、非常階段を下りる。全然自分たち以外に降りて

なんでも良いから書かねばという気持ち

気づいたら日付が変わってしまった。いや厳密には、「どんどん時間が過ぎてるなあ」と自覚しながらもダラダラとネットサーフィンをしてしまった。 昨日から、「しまった」が続いていてちょっと凹む。 たとえば、コミティアのカタログを「そろそろ買うか」と思って本屋へ行ったらとっくに売り切れていた。 コンタクトの処方箋を作りに、はじめましての眼科へ飛び込みで行った。ところがコンタクトの細かい度数、少数点以下を覚えておらず、手に入らなかった。あとからなぜ裸眼の視力検査をお願いできなかったの

朝運動するようにしたら、ちゃんとお腹が空くようになってきた

夕飯を作ろうと朝考えていたけれど、帰宅するとなんだか気分が乗らない。前に肉が大量に安く売っているスーパーでまとめ買いした、下味のついたプルコギ用の肉を解凍して焼くことにした。タマネギも一緒に炒めた。モリモリ食べる。 最近、18時を過ぎるとぼんやりとお腹が空くようになってきたのがうれしい。 わたしは良く言えば燃費が良いのか、しっかり食べるとしばらくお腹が空かない。でもお腹が空いていない状態でも食べてしまうので、体重の面であまり良いとは言えない。 お腹が空くようになる日は決

青空に日の目を見てほしい

ある媒体の宣伝用アカウントが、今後Xでの投稿は文章のみで、画像付きはBlueskyで行う、と発信していた。ただやり方についてはあくまで試験的であり、今後も模索していくと言う。 Xのおすすめ欄は、本当にどうにかならないのかと常々思う。いつも何かしら、(わたしにとって)いやだな、と思う話題で溢れかえっていて参る。基本不穏。 こうやって穏やかそうな内容、例えば猫とか犬とかを検索して、「いいね」して、関連の話題に塗り替える。そんな「浄化」作業は、あまり長続きしないので結局無駄な行

旅行がおわって

三日分の洗濯物を回す。干す。晴れでよかった、と思いながら、並んで風になびいている衣類を見る。ちょっとだけ息を長く吐く。 2泊3日の北海道旅行から戻って、その翌日だった。白老・登別、小樽を周った。歴史ある旅館と、数年前にできたホテルに宿泊したのだけれど、それぞれ全く違っていて、その違いがおもしろかったし、すばらしかった。 たった三日程離れていただけなのだけれど、だんだん「家に帰りたいなあ」となんだか自宅が恋しくなったりもした。「明日から仕事かあ」「戻りたくないな~」「洗濯物

写真月報(2024年10月)

2024年10月は、休日を中心にかなり活動的な月だった。「行けるときに行ったれ!」みたいな気持ちがなんだか強かった。それもあってか後半は体調を崩してしまった日もあったけれど、長引かずに済んだのでホッとしている。 まず10月初旬は、ツドイの編集学校、その最終講義があった。ほぼ2週間に一度のペースで講義があった。その回数は、追加講義やオンラインの補講も含めると10回になる。 末長く続く関係性が生まれたと思う。ほんわかとした雰囲気とは裏腹に、とても計算された緻密な考えで満ち満ち

なぜかすぐ検索しないパターンがある

明日泊まる宿に、朝食がついていたかどうかという話になった。あまりにも記憶が曖昧だったので、予約に使った旅行アプリを開く。 そこに「2食付き」とあって、これが2人分の朝食付きという意味なのか、夕食と朝食付きという意味なのかでしばらく考え込んでしまった。 こういうことがたまにある。考え込んでいる間は不安で仕方ない。なぜかこんな時に限ってすぐに検索しない。 会社帰りに眼鏡ショップへ向かった。 これまでずっとメガネはZoffで買っていたのだけれど、初めてちがう店で買った。とこ

冬の朝を想像する

朝晩、家の中がぐっと冷え込むようになった。最近はさすがに「暑い」とは口に出さない。 今の家に越してから、はじめての冬がもう間を置かずにやってきそうだな、と思う。すでに家の中でやや底冷えを感じるので、寒さが本格的になることを考えるとちょっと空恐ろしい。冬の朝、キンと凍てつくような空気の中で目覚める可能性が高い。想像はけっこう安易についている。 暑さより寒さに強いけれど、末端、とくに足先からの冷えは別物だ。ひどいときは「寒い」、「冷たい」を通り越して「痛い」になる。なんならメ

自分に変なプレッシャーは与えたくない

エネルギーが過剰に働く時期なのか、また色々はじめてみている。 ・スキンケアの見直し(工程が少し増えた) ・なかやまきんに君のYouTubeチャンネルに上がっている10分前後の筋トレメニュー ・朝日新聞「天声人語」の模写 それぞれ、いまのところ5日以上は続いている。なんとなくの感覚だけれど、おそらくわたしは2週間から1カ月くらいなら、新しくはじめたことを継続することはそこまで苦労しない。この期間を超えると、ぱたりとやめたり、頻度が減ったりする。特に最初の1週間は新鮮さによる