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#46 とことん凹めば、またもう一日頑張れる

(1091字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)
 
 気が付けば、もう7月。
 今年はもう半分も終わったのか。
 
 SNSでチラホラ「この半年間やってきたこと」についての投稿が増えていて、私もそれに便乗して何かまとめ的なことを書こうかと思う。
 
 
 この半年間でやったこと。
 一言でいうと「訓練所」を作り上げたことだろう。
 
 「管理職を目指したい」という願望を社長に伝え、本格的な研修が始まったこと。
 傍ら、先輩社員の退職に伴い、一部仕事を引き継ぐようになったこと。
 
 語学勉強については、まずは10月にTOPIK6級、その次にCATTI(日本語・中国語)、合わせてTOEICもやるという計画も決まった。
 朝活・夜勉の2回に分けて、平日もコツコツ勉強を進めている。
 
 趣味では新しくコーヒーの教室に通い始めたのと、「カリンバ」という楽器を始めた。
 筋トレは怠けがちだが、徒歩通勤など、利用できる隙間時間があれば積極的に身体を動かすよう心掛けている。
 
 
 新しいことだらけだ。
 未知に向かい、新世界の数々を学び、吸収する毎日。
 頭も心もとても忙しい。身体もクタクタだ。
 
 鍛えなければならないことがたくさんある。
 
 
 そもそも、半年前に日本から中国に移住してきた時点で、かつて積み上げてきたもの全てを取り壊してゼロから再スタートしたようなものだ。
 
 まだまだ今住んでいる町のことも、あまりよく知らない。
 
 だいぶ落ち着いてきたものの、まだ恐れが残っているのだろう。ふとした瞬間に、これから自分はどうなるのだろうと猛烈な不安に襲われる。
 
 
 ただ、この不安な気持ちにはもう慣れている。
 
 私は今まで、幾度も寄る辺ない環境にいきなりぽーんと投げ出されてきたからだ。
 
 
 私の人生は何度も壊されては立て直し、立て直しては再び壊されることを繰り返してきたようなものだ。
 
 今までの日々は、常に号泣しながら歩いてきた。

 
 いつも、ようやく順調な日々が始まったと思う時点で、粉々に、無になるまで打ち砕かれた。
 本当に「運命のいたずら」というものがあるのではと思えるぐらいだった。
 
 
 残されたものは、泣き慣れた両目
 
 そして、痛みをもグッと胸の奥底まで丸吞み出来るようになった心だ。
 
 
 絶望的な気持ちになっても、凹めるだけ凹む時間を作れば良いことも分かった。
 
 目が腫れるまで泣いて。
 そうしていくうちに、疲れ果てて。
 倒れ込むように寝て。
 
 そうすれば、またもう一日頑張れる。
 
 だから今のような不安な日々だって、これらを繰り返していくうちに、いつしか終わるだろう。
 
 
 そういえばしばらく四字熟語エッセイを投稿していない。
 今の私は、毎日頭が忙し過ぎて、日記程度の文章を書くのが精いっぱいなのだ。
 
 落ち着いたらまたちょいちょいネタを練っていこうと思う。
 それまでは一旦、こういう戯言エッセイに付き合ってケロ♬。

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