けむけむ

IT企業に勤めながら、「表現者」として生き続けたい20代半ば、女。 自分の思考、心の移り変わり、将来に向けた意思をつらつらと書き連ねます。 https://www.instagram.com/kmkm_photograph

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IT企業に勤めながら、「表現者」として生き続けたい20代半ば、女。 自分の思考、心の移り変わり、将来に向けた意思をつらつらと書き連ねます。 https://www.instagram.com/kmkm_photograph

最近の記事

成人

5年前の今頃、 私は成人式に参列して 幼い頃の友達と顔を合わせています。 生まれてから20歳までのことを思い返すと、 20歳より先の人生に比べたら 生ぬるくて優しい人生だなと 今、感じます。 20歳になってからたった5年なのに、 「人生こんなにも七転八倒して、 幾度となく休むこと無く 苦しい思いをするのか」 と日々思います。 決して生まれてから20歳までが 何もなかった人生というわけではありません。 すきなことに熱中し、 それに自分の時間全てを費やしました。 費やしす

    • 私は私

      私が私である感覚を取り戻す。 そんな一年だったように思います。 心を患った昨年。 自分がどんな人間だったかを 全て忘れました。 過去の記憶はあるものの、 その中でどう生きたのかは 全く覚えていませんでした。 私の過去に携わってくれた人に対して 申し訳なさを感じながらも、 どうにもその現状から抜け出せませんでした。 現状に対して苦しいと感じていなかったのも 事実ですが… しかし、 今はその状態を脱し、 過去の自分と今の自分両方を 得ることができました。 今年の2月

      • 断捨離大掃除

        一昨日、大掃除を終えました。 例年稀に見る早さで終えたことに 自分でも驚いてます笑 年末の大掃除と言えば、 我が家では断捨離が恒例なのですが、 今年もしっかり断捨離しました。 ただ、 例年のものをただ捨てる断捨離ではなく、 心の整理を踏まえた断捨離だったなと 個人的に思います。 私自身、 ものに対して愛着が湧く方ではありません。 ただ、大切な人から貰ったものに対しては、 思い出や愛情を感じて捨てられないんです。 たとえ、 会わなくなった人会えなくなった人との 思い出

        • 流した数だけ弱くなる。

          あなたはよく泣きますか? 私はよく泣きます。 別に元から涙もろい訳でもなく、 滅多矢鱈に泣く訳でもありません。 幼い頃は、寧ろ泣かない子供でした。 年と経験を重ねていくごとに(と言ってもまだ24) 泣く回数は増えていく一方です。 泣く回数が増える事で感じた、 大人の涙について今日は語りたいと思います。 子供の頃の涙って、 自分が納得いかないことやイヤなことを 表現するために使うので、 泣いてしまえばある程度スッキリしてしまうのが 一般的かなと思います。 もちろん大

          ”できる人”

          生真面目すぎても、 不真面目すぎても、 アンバランス。 真面目と不真面目の間をとると、 バランスがとれる。 とても理想的だけど、 とても難しいこと。 ですよね。 私自身、どちらかというと生真面目すぎる質。 どちらかというより、かなり生真面目。 おかげさまで、 周りからは”真面目”で”できる人”と言う評価をもらいがち。 決してその評価はイヤではないんです。 ”できる人”ではありたいと思っているから。 (”できる人”の定義はここでは触れません。) でもそれに徹底しす

          ”できる人”

          もどかしさと、共に生きる

          人間生きていれば、 実現不可能なことはたくさんあると思います。 したい事はあるのに時間がない、 技量がない、お金がない・・・ 理由は人様々です。 それに対して、 いらだちや悲しみ、悔しさなど 抱く感情も人様々です。 社会人になってから私は、 したい事ができないもどかしさを これまでの人生の中で一番感じてきました。 そもそも「自分がやりたい事って何か」と言うところですが、 ・自分の器量にあった仕事(量・質どちらもバランス良く) ・表現活動(音楽・絵画・写真・ライティング

          もどかしさと、共に生きる

          漂い、揺らぐ

          なんとなく疲れちゃったなー みたいなとき、ありませんか? 対して忙しかったわけでも、なし。 ストレス過多だったけでも、なし。 ただなんとなくエネルギーが不足している感じ。 それが、いまです。 そういうとき、何か生み出そうとしても 何の発想もないし、 自分がつまらない人間に思えてしまって仕方ないので、 時間に身を任せる。 最近その技を身につけました。 穏やかな海の中にいるような、 静かに燃える炎と一体化するような、 そんな感じ。 いまはその時間が自分には必要だと

          漂い、揺らぐ

          te no hira

          いち表現者として、 あらゆるジャンルの表現媒体に触れていたい。 と、常に思っています。 今回は、 久しぶりに水彩色鉛筆と油性色鉛筆を手に取ってみました。 絵に触れるのはかなり久しぶりなので、 悪しからずご了承ください。 「te no hira」 土曜の冷雨の中、ふと、 ”自分の手の平には何があるのだろう” と疑問に思い、形にしてみました。 普段観察しない自分の左手を、 じっくり見つめました。 なんとも不思議な時間笑 私は基本的に、 作品に対してテーマや意味を持たせ

          自分が消える

          時たま 自分が消えたことを感じます。 素敵な音楽を聴いているとき。 人に触れているとき。 騒がしい空間に身を投じているとき。 周り、あるいは自分の忙しさに追い込まれている時。 相手から一方的に強く主張されたとき。 そんなとき、 その空間や時間から自分の感覚や思考がすっと消えるんです。 ただ器になる。それだけ。 何も感じないし、何も考えられません。 面白いんです、この感覚。 急に糸がプツンと切れたように、 私が現実からカットされて、 一時的にどこか別のフォルダに置かれてる

          自分が消える

          田舎に帰ろう

          私は北信州の山奥で生まれました。 生まれてすぐ、関東に引っ越したので、 そこが出身地でも地元でもありません。 ですが、最近常日頃、 そこが私の「帰る場所」だと感じています。 先日、地方を旅するTV番組を観ました。 そこには、 雄大で融通の効かない 自然の姿が映し出されていました。 その姿を見て、 無意識のうちに涙を流した私。 驚きました。 今までTVで自然を見て 綺麗と思うことはあったものの、 流石に涙を流すことは無かったので。 美しい、雄大、だけでなく いつ、どん

          田舎に帰ろう

          隣にいること

          それって当たり前のようで難しいこと。 最近、つくづくそう思います。 家でも職場でも電車内でも、 完全に1人の空間をつくらない限り、 私達は物理的に誰かの隣にいます。 物理的、には。 ただ、それは「隣に在る」ということであって、 「隣にいる」のではないと感じます。 私にとって「隣にいる」ということは、 隣にいる者同士がお互いを認識した上で、 相手の傍に存在する事、です。 例えば。 電車に乗車します。 席が空いていたので座りました。 乗車駅の次の駅で乗り込んできた男性が

          隣にいること

          自分の感受性に花束を

          目前の何気ない日常風景。 大好きなお菓子が焼き上がる匂い。 誰かが描いたさりげない絵画作品。 それらに私はひどく感激する事が、日々、多々あります。 つい最近まで、それは人類共通の感覚だと私は思っていました。 ですが、知人から「独特な感性だ」と言われ、 その感覚が「普通」ではない事を知ったんです。 そしてその感覚、そう感じる特性を持つ人のことを 「HSP」と呼ぶことも知りました。 「HSP」とはHighly Sensitive Personという、 生まれつ

          自分の感受性に花束を

          「ひとつ」「主流」に縛られない生き方

          "生き方" ざっくりしたワードですが、 自分の生き方について、少なからず一度は考える機会があるかと思います。 私はこの4連休を 自分の"生き方"について考えることに充てました。 今回はそのアウトプットとして形に残そうと思います。 自分の理想の"生き方"を語る前に これまでの"生き方"についてお話ししますね。 自分で言うのも可笑しな話ですが、 私は大変「当たり前」思考が強い人間です。 なので、進学についても就職についても 「当たり前」の道を通ってきました。

          「ひとつ」「主流」に縛られない生き方

          はじめに

          はじめまして。 けむけむ、と申します。 このnoteを始めるに当たって、 簡単に自己紹介させていただきますね。 -------------------------------------------------------------------------------------- けむけむ 20代半ば女子。 SE(システムエンジニア)として一般企業に勤めています。 幼い頃から音楽や演劇など、幅広く芸術に触れ、 表現をする事が当たり前だったにもかかわらず、

          はじめに