断捨離大掃除
一昨日、大掃除を終えました。
例年稀に見る早さで終えたことに
自分でも驚いてます笑
年末の大掃除と言えば、
我が家では断捨離が恒例なのですが、
今年もしっかり断捨離しました。
ただ、
例年のものをただ捨てる断捨離ではなく、
心の整理を踏まえた断捨離だったなと
個人的に思います。
私自身、
ものに対して愛着が湧く方ではありません。
ただ、大切な人から貰ったものに対しては、
思い出や愛情を感じて捨てられないんです。
たとえ、
会わなくなった人会えなくなった人との
思い出の代物でもなかなか捨てられません。
その人や代物に対して、いい思いがなかったとしても。
正直なところ、
頭の片隅で良くないことだと感じているんです。
その代物が目に入る度、嫌な感情や思い出を思い返してしまいますから。
全く自分のためじゃない。
でも、どこかで、
嫌な感情や思い出の前に
その人に対してのこれまでの感謝の気持ちや
申し訳なさが勝ってしまう。
自分が苦しくなっても、
捨てる事でその人との関係を
完全に無かったものとしてしまうんじゃないか
と、感じるんです。
そもそも、
もう会ってない会えないなら
関係云々言えませんが。
そんな感情がいつも邪魔して、
私の断捨離は常に未完全なものでした。
でも今年は完全な断捨離でした。
今の私に不必要だと思うものは、
人の繋がりがあろうと
とことん捨てました。
何を捨てたかは言いませんが、
これまでの私が見たら
愕然とする様なものまで捨てました。
でも面白いことに、後悔が全くありません。
心残りもありません。
時間が経ったから。
もう忘れてるから。
そういう理由で捨てることができたわけではなく、
品物に纏わる思い出やくれた人のことを思い出しながら、
捨てました。
"捨てる"という行為をする最中は、
思い出を捨て去るような感覚ではなく、
その思い出を整理しつつ
自分の心の中で落し前を付ける、
綺麗に包装してしまうといった感覚の方が
近いように感じました。
無作為・無責任に捨てるのではなく、
改めて整理して
責任を持って捨てる。
そんな断捨離を今回出来たと思います。
これまで積み上げてきたものを
捨てることはできません。
ですが、今を生きる自分にとって、
積み上げてきたもの全てが必要というわけでもありません。
刻一刻と移りゆく現状の中、
過去を引きずり、
言い訳のためにポケットにしまっておくのは
後々自分を苦しめることになります。
自分が今を生き、
未来を変える為の一環として
ものを捨てる。
捨てることに躊躇いを感じるのであれば、
リユースしたり、
リサイクルショップに売る。
一旦自分の手元から離れさせることは、
全てを無くすのではなく、
整理して、
出来た隙間に新しいものを詰める。
ものとしてでもいい。
感情としてでもいい。
思い出としてでもいい。
そんなことを感じられた
年末の断捨離でした。