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推しミンティアについて語らせてくれ
机の上というのは、何度片付けをしてもごちゃごちゃになるものだが、その中でも「これは今いらないだろう」というものが現在進行形で乗っかっている。
視線を右側にずらすと、ミンティアブリーズのケースが二つある。どちらも空箱。
どうも場所を取っているなあ、と思ってからかれこれ数週間経っているのではなかろうか。しかるべきところにしまわなければ……とは思うのだが、その「しかるべきところ」が見つからない。
とりあえず捨てる気はないのである。なぜなら、そもそもこのタブレットを買った理由の一つがケースだからだ。
おすすめポイント(?)は、サイズ感とデザインである。
スマホを小さくしたような長方形で、角は丸いカーブを描いている。厚さもほぼスマホ。幼子にスマホだよーと言ったらしばらくは信じてくれるのではなかろうか。しかし、最近は幼いころからスマホに触れる子も多いだろうから厳しいか……いやいや、音が鳴るスマホ型おもちゃもあるし、需要はあるはずだ。って何の話をしているのか。
デザインも秀逸である。背景は光に当たると反射するようになっており、全体的に細かなラメが施されている。そのため、角度によっては画面がオンになっているスマホのように見え、何度か本当に間違えたことがある。幼子よりも私の方がスマホだと思っている節があるぞ。
閑話休題。背景の上半分は三角形の幾何学模様になっている(※フルーツ系フレーバーの場合)。商品名等が書かれている下部分は無地になって見やすくなっており、しかも、無地と模様との境目がグラデーションという細やかさ。
幾何学模様部分にはフレーバーのモチーフが描かれており、写実的でつややかな果物が目を引く。さらに、そこに水滴や果汁が瑞々しさを演出し、大変美味しそうだ。
そして今気がついたのだが、葉らしき緑色が果物の後ろから覗いているものの、それはあくまでも幾何学模様の一部として描かれているのである。つまり、写実的な葉ではなく、幾何学模様を透過したフィルムのように存在しているのだ。こだわりがすごい……。
思いのほか長文になってしまった。
でも、中身についても少しだけ……すごいのは外側だけじゃないのよ(誰)。
まず、大きいのが良い。どうやらオーソドックスタイプよりも五倍の大きさらしい。そのため、口寂しいときに重宝している。
そして、味。私はスースーしすぎるのが苦手なため、このフルーツ系フレーバーは程よい爽快感があるラムネのようで大変食べやすい。本来なら五分もつとのことだが、食べやすすぎてその持続性を無駄にしてしまっているくらいボリボリ噛んでしまうこともしばしば。
大きい分お値段は少々張るため、もったいないことをしているとは思うのだが、噛む頻度と口に運ぶ頻度はなかなか減らないのが悩みどころである。
ミンティアってこういう風に摂取するものだっけ。まあ、いいじゃないか(無駄な自問自答)。
今度買うときはレモン味にしてみるつもりだ。フルーツ系に関しては三種類でコンプリートなので、まとめて保管しておこう……さて、どこにしまえばよいものか。
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