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エッセイ

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日常のあれこれについての記事です。 食べ物以外をまとめています。
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2021年9月の記事一覧

もはや相棒のような存在?

カバンやお財布など、普段持ち歩くものにストラップやキーホルダーを付けている人をよく見かける。 私もその一人で、できるだけ自分のそばに置いておきたいものを付けている。本当はあれもこれもあるのだが、全て付けてしまうと数年前(もう十数年前……?)の本体がストラップなガラケーみたいになってしまうので、泣く泣く数個に厳選しているのだった。 自分がこだわりの品々を付けているため、他の人のストラップ事情が気になる。お守り、キティ先輩などのご当地もの、親戚の写真……きれいだったり年季が入

未だにおしゃべり初心者

先日、初対面の方とお話しする機会がありました。 その方については共通の知人から聞いていたので、どこか知っている感じもありましたが、それでも顔を合わせるのは初めてのこと。 私は話すのが苦手な人見知りタイプなので、楽しみではあるものの話に詰まったらどうしよう……と少しドキドキ。 しかし、それは全くの杞憂でした。その方による、共通の知人の物まねを交えたトークがすごく面白くて、ほとんど笑っていました。 相手にしゃべらせてばかりだと申し訳ないし、うまく返して話を広げたい……とは

何にせよ、まずは自分の努力から

私は自動車免許を持っていますが、取得後すぐにペーパードライバーへの道を歩んでしまい、今まで一度も一人で運転したことがないくらい技量には不安が付きまとっています。 最近やっと練習のために運転する機会を増やし、アクセルとブレーキの位置を確認せずに発信できるようになりました。成長した! しかし、運転するたびに心配になるのが「車体感覚」。自分の感覚外に車体があるというのは難儀なもので、細道では隣の車線の車やポールにぶつかるのではないかと常にハラハラしてしまいます。 ついに先日、

煙草の代わりにドロップを

私は煙草を吸いませんが、煙草に憧れることはあります。 幼い頃は、チュッパチャプスの棒を咥えたり、ココアシガレットを咥えてたりしていたものです。ココアシガレットは箱も煙草っぽくてカッコよかったな……。 過去形で書きましたが、つい先日買っていました。しかし、じんわりと溶けていくのがじれったくてボリボリと噛んでしまい、挙句の果てに口の中を怪我するという残念さ。箱のサイズもなんだか小さく見えてしまい、年を重ねたもんだなあ、と切ない気持ちになったのでした。 以前はどちらかというと

もっと食べられる予定だったのに

私は小食なので、心と身体の意見が一致しないことが多いのですが、昨日はまさにそうでした。 滅多に出ない会議に馳せ参じることになり、しかも話すことになっていたため、緊張感が薄っすらと根底にあったここ数日間。いよいよ当日を迎えました。 会議は午後。ご褒美は退勤後の晩御飯まで取っておきたい。だからお昼御飯は軽めにし、晩御飯をいっぱい食べよう! もちろんデザート付で! と意気込んでおりました。正直、いつもそんな感じではあるのですが(一日の終わりを一番豪勢にしたいし、職場だと落ち着か

秋の夕暮れに読みたい絵本

先日購入した二冊の本のうち、一冊をご紹介しようと思います。 ※ちなみに作者さんとは知り合いなのですが、勝手に紹介しているだけなので、回し者ではありません笑 『おばけカボチャの恋』(ねこのうみ ちひろ 文芸社) 「ペッパー」の切ない恋を描いたモノクロ絵本。嵐をきっかけに大きく転換していく恋の行方はどうなるのか?カボチャやかかしといった表情のない存在から、なぜか喜怒哀楽の感情が伝わってくる不思議な作品。ハロウィンのカボチャ、ジャック・オー・ランタンをモチーフにしたお面をかぶ

いつも本を持っている人になりたい

今日は本を二冊も買ってしまいました。 どちらも以前から買うぞと思っていたものなので、計画していた出費ではあるのですが、絵本と単行本なのでなかなか大きな金額に。欲しいものでも高額になると「よかったんだよね……?」と不安になることがあるのですが、今回は「やってやったぜ」という謎の達成感があります。 本そのもの、そして読書が好きな人に対する憧れがあるのだと思います。 読書が好きな人だと思われることはあるものの、言われるたびに複雑な気持ちになるのです。 読める本はものすごく限ら

イルミネーションの謎

夜、少し遠くの方で紫色の光が見えました。位置的にライトでもなさそうだし、遠いのでよく見えないし、真相は謎のまま。 母:なんだろうね? 私:イルミネーションじゃない? 母:この時期に?笑 私:いやいや、冬じゃなくても光っていいじゃない 母:確かに…… イルミネーションと言えば冬が定番な気がしますが、夜はいつだって暗いのです。春夏秋冬いつでも綺麗に光るのではなかろうか……じゃあ、なぜ冬だけなのか? と話は違う方向性へ。 私:夏は花火があるからあれだけど、春や秋はやっ

むしろジャストフィットだから困る

以前の記事でも言いましたが、私の枕は大層薄い。たぶん買った当初よりも……。枕の耐久年数があるのか知らないものの、合っていない時点でダメだろうなあ、とは思っています。 そんな薄さなため、腕枕をしてしまうことが多い。寝ようとしているとき、頭の下に自然と腕を滑り込ませることもあれば、目覚めるとしていた、なんてこともあります。 そんなある日、私は目覚ましが鳴る前に目が覚めました。しかし、まだ寝ても良い時間だし、なによりも眠いので起きる気はゼロ。とりあえず仰向けから左横に体勢を変え

断捨離が怖くなっちゃうな

あると疑っていなかったものが無いと知ったとき、どんな気持ちになるでしょう。 ものに依るとは思いますが、今回の私の感想はこうでした。 『昔の私とは感性が合わん!』 無くなっていたのは、「タッチ!カービィ」(任天堂)。DSのソフトです。おそらく初めてやったゲームで、かつ最後までクリアできたレアもの。大概途中で挫折するのに、これに関しては二周しています。めっちゃ楽しかったんだなあ……。 そんな思い出いっぱいのソフトなので、無いはずはなかろう。そう思っていました。なのに無い。

日常を垣間見て、癒され、元気づけられる

私が持っているエッセイ本は何度も読んでいるくらい好きなものがほとんどです。その中で、比較的新しい&本から遠ざかっていたため、読み直しをしていなかった本を久々に読みました。結果、前書きから吹き出していました。 阿佐ヶ谷姉妹『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(幻冬舎) 阿佐ヶ谷姉妹のお二人によるリレーエッセイです。日々の生活を覗き見しているような気持ちになるくらい、温度感がある文章で、すごく些細なことがテーマになっているが故に、逆に共感するというか……。 そして、さすが

朝食、コース料理化計画?

私の朝食はたいてい、「果物または野菜・ヨーグルト・トースト」で構成されているのですが、それをいっぺんにテーブルに並べることはしません。 例えるならコース料理(めっちゃ良い風に言ったな)で、果物を食べたら冷蔵庫からヨーグルトの器を取り出し、食べ終えたらトースターからトーストを取り出し、という感じです。 ヨーグルトがぬるくなるのが嫌、というのと、温かいトーストがお皿に接することでふやけるのが嫌、というのが理由です。難点は冷蔵庫の開閉が増えてしまうこと……。 しかし、今日は更

指に抱きつく動物たちが、可愛い

ガチャガチャを見つけると、ついつい偵察してしまいます。 しかし、これは良いなあ、と思ったものがあっても、なかなか回すまでには至りません。数百円という手軽さだからこそ、『本当に欲しい? 必要? 今後現れるかもしれない、すごく欲しいもののために取っておくべきでは?』 という詰問(by自分)によって、何もせずに立ち去るのがほとんどです。 (推しのガチャガチャでは散財経験ありですが、「すごく欲しいもの」と「ガチャガチャ」の融合パターンと言えます。なんだそれ。) しかし、先日は久