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秋の夕暮れに読みたい絵本




先日購入した二冊の本のうち、一冊をご紹介しようと思います。

※ちなみに作者さんとは知り合いなのですが、勝手に紹介しているだけなので、回し者ではありません笑




『おばけカボチャの恋』(ねこのうみ ちひろ 文芸社)

「ペッパー」の切ない恋を描いたモノクロ絵本。嵐をきっかけに大きく転換していく恋の行方はどうなるのか?カボチャやかかしといった表情のない存在から、なぜか喜怒哀楽の感情が伝わってくる不思議な作品。ハロウィンのカボチャ、ジャック・オー・ランタンをモチーフにしたお面をかぶる主人公、その相棒の黒猫、闇に蠢く得体の知れない存在も登場する不気味可愛い世界観も見どころ。(Amazonより引用)


①切なさ of 切なさ
序盤から、切ない……と思いました。ペッパーの恋が純粋でまっすぐだからこそ、胸にくるものがあります。あらすじで書かれていますが、ペッパーは喜怒哀楽がものすごくしっかりした子です。その表情やしぐさ、そして言葉の一つひとつが、本から飛び出してくるような力強さを感じました。


②絵の細かさ
ねこのうみさんのイラストの特徴の一つに「線の抜かりなき描き込み具合」があると思っているのですが、本書籍はモノクロであるが故にそれが最大限に活かされています。大きく描かれたペッパーは可愛いし、遠くにいる描写でも、その姿に感情を動かされてしまうほどでした。



ネタバレを恐れるあまり、ペッパーしか出せませんでしたが、少しは良さが伝わったでしょうか……? 



※紙媒体、kindleのどちらもあるようです!

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三谷乃亜
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