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むしろジャストフィットだから困る



以前の記事でも言いましたが、私の枕は大層薄い。たぶん買った当初よりも……。枕の耐久年数があるのか知らないものの、合っていない時点でダメだろうなあ、とは思っています。


そんな薄さなため、腕枕をしてしまうことが多い。寝ようとしているとき、頭の下に自然と腕を滑り込ませることもあれば、目覚めるとしていた、なんてこともあります。



そんなある日、私は目覚ましが鳴る前に目が覚めました。しかし、まだ寝ても良い時間だし、なによりも眠いので起きる気はゼロ。とりあえず仰向けから左横に体勢を変えようと、布団の中の左腕を動かそうとしました。


するとどうでしょう。左腕が動きません。


起きかけのぼんやりした頭ながらも、全神経を下方向へ向かわせ、胴体と平行になっているはずの左腕を上に持っていこうとしました。


それでも腕は動きません(大きなカブかな?)。


えっ、えっ、突然麻痺? 大丈夫?  だんだん不安の色が濃くなってきます。怖いけど、一回左肩あたりを確認しようと思い立ちました。
恐る恐る、頭を左に向けると……なんと二の腕が視線と同じ方向に伸びているではありませんか。


布団の中じゃないじゃん! 全部出てるじゃん!!


感覚がなくなるくらい、ずっと腕枕をしていたのでした。もはや腕が枕の一部、準枕です(笑えない)。


左腕を右手で触れたときの「自分のものじゃない」感や、衝撃がなるべく小さくなるよう少しずつ頭をずらして左腕に血を通わせるという緊張感はもう結構……。別のものに準枕の座を譲らねば、と薄いぬいぐるみを挟んでみたりしている今日この頃です(枕自体を替えなさいよ)。









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三谷乃亜
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