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sagako0302
小さなことをコツコツと
「小さなことを毎日コツコツ積み重ねることが、仕事だと思ってる」
以前、仕事のことで知人に相談したときに、彼女の口からこんな言葉が出てきました。
主婦であり子どもを持つ彼女にとって、「仕事」というのは、日々の家事のこと。
そう思って話を聞いていたら、それだけを指しているのではないようでした。
朝起きて台所に立ち、家族が起きたら朝食を食べさせ、洗濯を回し、片付けをして、家族を送り出し、洗濯物を干して、掃除やゴミ出しも......。
朝の場面を想像しただけでも、さまざまな仕事を彼女が担っていますが
“毎朝同じ時間に起きること”
これも「仕事」だと、彼女は言いました。
決まった起床時間に目覚めなければ、主人や子ども達を送り出す準備に取りかかるのが遅くなり、家族に迷惑をかけてしまう。
だから、どんなに自分の都合で就寝時間が遅くなっても、その起床時間に必ず目覚めなければいけない。
起きた瞬間から、彼女の「仕事」は始まっているのです。
会社員が、出勤時間に間に合うように起きる。
それは社会人として当たり前のことですが、彼女は“毎朝同じ時間に”という点に重きを置いていました。
“毎日、同じことを、同じ時間に実行する”
簡単なようで、難しいことです。
でもそれを実行できる人は、信頼できる。
「私ならそういう人に仕事を任せたいと思うな」と彼女は言いました。
彼女は、会社員時代も、主婦になってからも、責任感があって時間管理もしっかりとしています。
私は自分に甘くて、時間管理も苦手。
そんな私を知っているからこそのアドバイスでした。
「全部を決めた通りに実行するのは難しいし、私もできないけど、だからこそ、朝起きる時間だけでも同じ時間に、と決めているの」
そんな彼女の言葉を思い出しながら、今日も一日が始まります。
2023.02.25 朝