*Yuzlih@.Crafter*

イヤホンやケーブルなどオーディオ製品のインプレッション。 お店の新製品やお買い得品の案内とか( *¯ ꒳¯*)

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最近の記事

Moondrop Kadenz 所持機

概要 KATOの次世代機としての位置づけとなっていますが、見た目はそのまんまKATOのマットスチール版ですね。 見た目に関してはほぼ変更はありません。中身に関してはダイナミックドライバーの振動版に若干の変更があった感じ。 技術的な話はメーカーのHPに詳しく書いてあります。ワタシはあんまり気にしない… そんなことよりは付属品が豪華になっていますね。USB-DACが標準で付属しているのはありがたい。 DAPや別売りのUSBドングルに比べれば音のランクは落ちますが、手元にスマホ一

    • DUNU-TOPSOUND SA6EST 試聴機

      概要 これまでのSA6、SA6mk2にあったスイッチを廃し、一本に音を絞ってきたモデル。 外見は青・黒・白のマーブル模様のFP、若干ガチャ要素があるのか、個体ごとに若干違います。筐体の形状は先代を踏襲しています。でっかい「6」の主張がなくなった分上品な顔つきになった印象ですね。 ノズルが太めなところも変わらず、FP以外に外見的な変更はなさそうです。 ケーブルはSA6mk2に付属していたものと見た目は同じように見えますが、アップグレードされているそうです。 プラグ部分が3.5

      • 64audio U18s 所持機

        概要 発売は2021年4月。発売から3年半たった現在でもこのイヤホンを超えるハイエンド機は今のところ出会っていませんね。それくらい完成度の高い機種です。 発売当初の価格は385,000円でしたが、昨今の円安の影響や原料高の値上げの影響を受け、現在では460,000円程度になっています。価格帯からするとウルトラハイエンドといったところでしょうか。 片側18BAも入っているにもかかわらず、さほど駆動力は必要なく、DAPに直刺しでも充分鳴らせる感度となっています。スペック上はイン

        • Starry Audio Syzygy試聴機

          概要 2EST、4BA、1DDのハイブリッド構成でお値段は1,720USD(約25万円)という、いわゆるハイエンド機になりますね。 ワタシの個人的な印象は「ハイブリッドのハイエンド機にろくなものがねぇ」なんですよね。64audio NioやVolürも悪くはないのですが、ハイエンドらしい凄みを感じるかというと、若干物足りないというのが正直な感想です。Syzygyに関しては、それほど長い時間をかけて試聴できたわけではないのですが、一聴でわかる良さを感じたので、もっと聞きこんで

          DUNU-TOPSOUND Davinci 所持機

          概要 実は2DD4BAという複数DDの機種ということで、最初は身構えていたというのが正直なところです。 最近になって複数DDを積む機種が増えてきたなと感じています。 その中でもUnique Melody 3D TerminatorやMoondrop Bressing3なんかは割とまとまっていましたが、最近聞いたBinary Dynaquattroは4DDというかなり攻めた構成のせいか、まとまりがない散らかった感じを受けました。 今回のDavinciはその点でいうとかなり完成

          DUNU-TOPSOUND Davinci 所持機

          【読み物】コミケットC104参戦記

          ご存じの方も多いと思いますが、先日開催されたコミックマーケットC104にサークルとして参加してきました。 舞台裏も含めてご紹介しようと思います。 まず事の発端は、うちの主宰であるCNさんが「コミケ出たい」と何気なく言い出したこと。それに対して、じゃぁ本出すなら寄稿しますよと返したことが、うちにとっての今回参加することになったきっかけでした。 実はまだ「出来上がった本の内容を読んでいない」という信じられない状態なので、主宰が担当した部分の記事や座談会の内容などは詳しく知らないの

          【読み物】コミケットC104参戦記

          TinHiFi T5s 試聴

          概要 P1やP2plusなどなかなか堅実な音作りをしているTinHiFiのミドルクラスですね。今回も非常に見た目は地味なものの、堅実でまじめな音に仕上がっていました。 全体的に音の細さはあるものの、奇をてらうようなチューニングをせず、価格相応の基本性能を武器にしてきた感じです。 音について どの帯域も非常にシャープな音像で、引き締まった音を出します。解像度、解像感ともに高く、音場も狭苦しさを感じない程よい広さで展開します。 ここは好みになりますが、程よく肉付きの良い音が

          TinHiFi T5s 試聴

          qdc SUPERIOR EX 視聴

          概要 qdc SUPERIORの金属筐体&チューニング違いですね。 全体的に低音よりで、特にローエンドが強めに出るような感じにチューニングされています。 バランスの良かった無印よりも、明確に特徴を持ったチューニング。 その辺は好みの分かれるところではありますが、気になったのは価格に対する基本性能の低さ。ドライバーが同じでガワだけ変えた感が否めませんね。 音について 解像度、分解能、音場表現などの基本性能については同価格帯のイヤホンに比べるとだいぶん劣ります。無印の1万円

          qdc SUPERIOR EX 視聴

          DITA Dream XLS 所持機

          概要 もう5年近くも前に発売されたイヤホンで、現在は生産終了となっています。なので、入手手段は中古品を買うしかありません。もしかしたらどこかにデッドストックがあるのかもしれませんが、期待薄ですね。 チタン筐体に10㎜のダイナミックドライバ1基という非常にシンプルな構成にもかかわらず、発売当初の価格は約28万円というハイエンド。 現在では10万円そこそこで中古が出ていますので、当時手の届かなかったワタシも入手できたという経緯です。 音について DITAのダニー代表が発売当

          DITA Dream XLS 所持機

          ag COTSUBU MK2 試聴

          概要 COTSUBUの新しいモデルですね。パッと見た目はなんも変わってないんですけど…チューニングをだいぶん変えてきましたね。初代はCOTSUBUという名前に似合わない野太い低音TWSだったので、ようやく名前通りの優しい感じの音になったと思います。 カラーリングは全7色。ASMRのカラーリングがないので、そのうちASMRのほうもMK2がでるんじゃないかなぁと期待しています。 音について 低音域。ここが初代と一番変わったところですね。あの野太い低音はどこに行ったのでしょう

          ag COTSUBU MK2 試聴

          CUSTOM ART Hybrid 3 Pro 試聴

          概要 音が軽い!音像がシャープだとか軽快だとかそんなもんじゃないです。 なんだろう。。。すごくいろいろそぎ落としたような音です。 分解能だけは非常に高く感じましたが、スカスカな印象がすごく強いですね。 音について 低音域はやや弱め。太さがないので、効きもだいぶん甘いですね。広がったりぼわついたりは一切ないですが、力強さもないです。 中音域はなめらかで綺麗な音ですね。すっきりした(しすぎた)音色で管弦楽器とかピアノの音は歯切れよく、つながりも滑らかです。 が、音は薄いです

          CUSTOM ART Hybrid 3 Pro 試聴

          qdc 8Pro-C試聴

          概要 qdc 8Pro-Cのカスタムタイプなんですが、試聴したのはユニバーサルの筐体ですね。第一印象では非常にシャープで軽快。解像度(解像感も)高い感覚を受けました。qdc全般に言えるんですけど、ユニバーサルでもワタシの耳には形がよく合うようで、装着感も良好でした。 音について 低音域は若干強め。音像が広がることもなく強めに効いてきます。結構目立つのでもう少し控えめでもいいかなと感じました。 中音域は少し引く感じ。ボーカル域は特に一歩引いたところから鳴る感覚。管弦楽器な

          【読み物】ヘッドホン祭りmini 試聴記録

          G4 atom-Q1 atom-Q2 シェルは透明樹脂で美しいですね。サイズ感も思ったより小さい。 そのおかげで装着感は良好でしたね。 Q1とQ2はだいぶん音が違っていて、Q1はすっきりした軽い系の音、Q2は力強さを付与した割と重厚な音。 見た目ほんと同じなのに、ここまで音が違うのは正直驚きましたね。 個人的にはどちらもあまり合わなかったなぁ…加減が極端でQ1は軽すぎ、Q2は100Hzあたりの量感が多すぎて、バランスがイマイチでした。 SIMGOT EA500LM これ

          【読み物】ヘッドホン祭りmini 試聴記録

          【読み物】店で聞く音、家で聞く音

          最近、オーディオ機器高いじゃないですか。 ちょっといいなと思ったらすぐ10万円単位でお金がかかります。 そんなもんポンポン買っていたらすぐ破産ですよ。 そこで大切なのが「店で聞く音」と「家で聞く音」の線引きをきちんとすることだと思います。敷居は収入や環境で人それぞれですが。 それの高低よりも、いろいろなものを「聴く機会」の多い人のほうが、他人の音に対する考え方や、好みを理解しやすいと感じています。 闇雲に高い機器を買いあさっているだけで、所有欲を満たしているだけの人はメーカ

          【読み物】店で聞く音、家で聞く音

          Acoustune HS2000MX SHO-笙-MKIII 試聴

          概要 メカメカしさが増したのかどうなのか、黒いネジの頭の部分が耳に当たって痛い…画像からもわかるようにケーブルがめっちゃごつい。 そんな見た目なのに音はフラット〜ちょいとドンシャリ傾向で大した面白みは無かったですね。悪くは無いけど良さが見当たらないっていう傾向のお手本みたいな感じです。 音について 低音域はボワついたり妙に拡がるような感じは受けませんでした。きっちり締まっているかと言われればイマイチ輪郭がはっきりしない低音で、アタックも強いくせに効いてきません。 中音域

          Acoustune HS2000MX SHO-笙-MKIII 試聴

          SIVGA Nightingale 試聴

          概要 ナッツみたいな外観。美味しそう… 音は慣れが必要なタイプですね。一聴したらかなりぼやける感じに聞こえます。響きが強いタイプですね。 色々聞いた後だと一回耳リセットしたほうがいいですね。 音について 低音は強め。結構量感もありますが、若干ぼわつくような感じがします。 中音は最初聴いた感じではだいぶん籠るような印象を受けます。しばらく聞いてると耳が慣れてくるので、こもったような感じはだいぶんましになってきます。でもちょっと籠るよ。 高音域は詰まる。抜けない…あまり気持

          SIVGA Nightingale 試聴