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「依存と依存症の違いを考える:生きるための依存と心の病」
「依存と依存症の違いを考える:生きるための依存と心の病」
日々診療をしていると、「依存は悪いことだ」という極端な反応を示す人がいます。私自身もかつてその一人でした。それは、自分が魚座であり、母親との共依存を前妻に求めていた過去や、砂糖中毒だった経験が影響していたからです。
では、そもそも「依存」とは何なのでしょうか?以下にネット辞書の定義を引用します。
依存
他に頼って存在すること、生きること。
人間の赤ん坊は、他の動物に比べてはるかに未成熟な状態で生まれるため、長期間にわたり独力で生きていくことができません。そのため、周囲の大人、特に母親の扶養に頼る必要があります。これが対人関係における依存の原型です。
子どもは成長するにつれて、自力で生活する範囲を広げ、最終的には独立した社会人として「自立」します。しかし、自立とは必ずしも「ひとりでわが道を行く」ことではありません。
私たちは、人と人とのかかわり合いで成り立つ社会の中で生きています。全面的な依存から始まった人間の成長した姿は、「ひとり立ち」ではなく、必要に応じて状況に応じて、お互いに依存し合う相互依存の状態です。
次に、「依存症」に関する厚生労働省の定義を引用します。
依存症とは?
特定の何かに心を奪われ、「やめたくてもやめられない」状態になることです。
依存の対象は様々で、代表的なものにはアルコール、薬物、ギャンブルなどがあります。このような特定の物質や行為に対して、やめたくてもやめられない、つまり「ほどほど」ができない状態を依存症と呼びます。
依存は、生き物が生きていく上で必要な手段です。しかし、私たち人間は、その本来の定義から離れてしまい、「依存症」という形で症状を引き起こしています。また、「自分が依存症である」という現実に直面することを避け続けているのが現状です。
精神分析や施術の現場では、以下の問いを考えることを提案しています。
• 自分はどのような依存状態にあるのか?
• なぜ依存症になったのか?
これらを自覚しなければ、根本的な解決には至りません。そして、この問いを投げかけ、共に考えることが私の仕事でもあります。
依存それ自体には、良いも悪いもありません。ただの「状態」であるにすぎません。そのため、「依存とは何か?」「依存症とは何か?」を考えることが重要です。また、「依存している」という前提を受け入れながら生きることをおすすめします。
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