【ゆるっと養生】冬の日光浴の良いこと
みなさん、こんにちは。
週が明けると、一気に冬らしい寒さになりそうです。
冬は「腎」との関わりの深い季節とされ、「腎」は冷えに弱いとされています。
これからは日照時間も短くなり、気温もぐっと下がることで、私たちの心身にとって過酷な季節となります。
寒いと体を温めるために、エネルギーをたくさん消耗します。
疲れやすい、やる気が出ない、朝起きられないのもこの消耗が影響します。
寒いというだけでエネルギーの源である「陽気」を消耗して、心も体も弱りがちになります。
この陽の気を取り入れ、元気に活動するためには、太陽光によって補われると考えられています。
日光浴はビタミンDを生成して骨や歯を強くしたり、免疫力をアップします。
太陽光によって幸せホルモンである「セロトニン」が分泌され、精神を安定させたり、気持ちを上げてくれます。
集中力や記憶力をアップし、体を温めることで活動的に働けます。
朝起きて一番に太陽の光を浴びることで、体内時計をリセットしたり、自律神経を整えたり、夜の良い寝つきにも作用します。
日光浴するときは、背中に日光を当てるのがポイントです。
背中には、陽気を巡らせる経絡が通っていて、ここを温めることで、しっかり体内に陽気を取り込むことができます。
日光浴の目安は、15〜30分ほど。
日のあたる窓辺でも大丈夫なので、毎日意識して浴びましょう。
今日も最後までありがとうございました。