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#空手
ジェンダー平等が求められる現代において「女性専用道場」の意義を考える
皆さんが「コロナ禍が明け始めた」と実感できた出来事は何でしょうか。まだ実感できていないという方もいるかもしれませんね。大変な中頑張っていらっしゃる方には本当に頭が下がります。
私は最近ようやく、自分がコロナ禍を克服し始めているのを実感する出来事がありました。
それは、空手の新しい道場に入会したことです。
その新しい道場とは、前回のコラムで紹介した、原宿にある女性専用のおしゃれな空手道場です。
「進化」に必要なのは「外部者」からの変革かもしれない
「空手道場」と聞いて皆さんがイメージするものは、屈強な男性が大声を出しながら突いたり蹴ったりして汗をかいている情景でしょうか。
去年、それとは真逆のイメージの道場が、東京の原宿に誕生しました。
道場に入ると、目に入ってきたのは、ピンク色の柱や扉。J―ポップの音楽が流れています。
訪れた私の口から思わず「えっ、ここが道場?」という声が漏れました。
更衣室もピンク一色で、シャワー、ドライヤー完
大学スポーツが危機に瀕している
(こちらは2021年3月16日に共同通信社から地方紙向けに配信された「千種ゆり子の空てんき」記事です。共同通信社からは許可を得て、そのままの文章でnoteにも配信しました。内容は最新のものでない場合があります。)
二~三月といえば、受験・合格発表シーズン。それは同時に、熾烈な新入生勧誘活動の幕開けでもあります。一人の新入生に対して上級生が十人近く群がり、チラシの渡し合い、声の掛け合い、腕の引っ張
早押しクイズ、そして空手
(こちらは6月28日に共同通信社から地方紙向けに配信された「スポーツ随想」の千種担当回第4回の記事です。共同通信社からは許可を得てnoteにも配信しています。)
「スピード」それはスポーツにおける重要な要素の一つです。私が十年以上続けている空手の組手も、相手よりコンマ一秒でも先に突きを極めれば勝ち。そんなスピード勝負です。ここぞという瞬間に相手の懐に飛び込み素早い突きを繰り出す姿は圧巻。大切な
オンライン空手稽古の有用性
(こちらは2020年4月20日に共同通信社から地方紙向けに配信された「千種ゆり子の空てんき」記事です。共同通信社からは許可を得て、そのままの文章でnoteにも配信しました。内容は最新のものでない場合があります。)
新型コロナウィルスの恐怖が身近に迫っています。気軽に人と会うことができないだけで、こんなにストレスが溜まるとは思いませんでした。私が監督を務める一橋大学空手道部もかれこれ2カ月以上、
コロナ禍で目標なくなる 試行錯誤のスポーツの秋
(こちらは2020年9月18日に共同通信社から地方紙向けに配信された「千種ゆり子の空てんき」記事です。共同通信社からは許可を得て、そのままの文章でnoteにも配信しました。内容は最新のものでない場合があります。)
コロナ禍の中でスポーツの秋が到来し、試行錯誤しながら大会を開催する動きが出てきています。
8月中旬には東京六大学野球が開催され、10月4日には関東大学ラグビーが開幕します。同日に予
これからも空手に恩返し 母校の監督を退任
(こちらは2020年11月16日に共同通信社から地方紙向けに配信された「千種ゆり子の空てんき」記事です。共同通信社からは許可を得て、そのままの文章でnoteにも配信しました。内容は最新のものでない場合があります。)
私が面倒を見ている一橋大空手道部の室内稽古が、11月4日より、ようやく大学から認められました。約8カ月ぶりの対面での稽古です。
時を同じくして、私は女子監督を退任し、コーチに戻る