読書の意味とは?
ゆーです。
みなさん読書ってしてますか?
ボクは結構好きで、まとまって時間を取れると、よく本を読んでます。
もうここ20年ぐらいですか、世間の活字離れが言われてるのは。
確かに周りでも、本を読んでる人ってすごく少ない。
昔は、テレビとか珍しかった時代もありますし、情報を得るには基本的に文字か図だったんじゃないでしょうか。
そうなると、図だけでは伝えられる限界もあるので、どうしても“文章”で情報を得ることになりますね。
ですが、今やネットが普及してしまっているので、回線もどんどん早くなり、動画で情報を得られる時代に。
そうなってしまっては、テレビやスマホを見る人が増えて、文字を読む人が減るというのも仕方のないことなのかもしれませんね。
…こんな当たり障りのないことを書きたいわけじゃない。
ボクは、それでもやっぱり本を読むことをオススメしてます。
いろんな価値がある。
そこを書き綴ってきたいと思います。
まずは、言わずもがな、いろんな知識を得られる。
こんなものは言うまでもないですが…。
専門書とかって、手法を知りたいときに良いですね。
特に、専門性は深くなればなるほど、動画などの情報ソースが無いことが多い。
まだまだ文字で記録されているものがほとんどです。
このあたりは仕方ないですかね。
(最近だと、コロナ関連のメカニズムとかは動画とかも作られたりしているので、徐々に増えてきてはいます。)
では、知識以外の部分とは?
ビジネスの体験記とか、小説とか、異国の人の書いたものとかもそうですが、“自分でない人”の体験を擬似体験できる。
個人的に、ビジネスマンになってからは、このあたりの要素は重宝してます。
ボクは、まだまだ研究者として生きていて、他の職種の人の経験を知る機会もほとんど無い。
なので、成功した人たちの体験を追えるのは、すごくありがたい。
ただ一点だけ難しいのは、その成功体験は“その人だからうまくいった”ということを忘れてはならないということ。
人によってタイミングも環境も、なんなら持ってるスキルや物事の捉え方・考え方も異なる。
そうなると、いくら過去の誰かが実行してうまくいった同じ方法でも、成功しないなんてことはよくある。
もちろん、ど素人がいくらかツールを知ることは大事。
それらを組み合わせたり、逆に削ったり。
自分仕様にチューニングしていかないといけない。
ただですね、いくらか本を読んで吸収していると、ふと思いました。
ボクは誰かの失敗体験のほうが知りたいと。
(“失敗体験が好き”な訳では無いですからね?笑 もちろん皆が成功するのがベスト。)
失敗する機会って似てたりしませんか?
でも失敗した時の対処法ってあんまり語られない。
そこのリアルな体験ってなかなか語られない。
きっと人って失敗談をあまり人に話したがらないから?
でもです!
本当にためになるのは、失敗した時のリカバリー方法とかだと思います。
その方法をたくさん知って、いろんなことを試し続けられれば、挫けてしまうことも諦めてしまうことも、グッと少なくなるのではないかなと。
ボクは、いろんな人の経験を読むことで強くなっていきたいです。
こういうのを学べるので、本って良いなぁと思います。
最後に、文章ならではの得られるものを。
人って、何かを説明する場合でも全てを言葉にすることはありません。
無いというより、できないというほうが正しい?
リズムやテンポを考えると、何でもかんでも語ることってできない。
そうなるとですね。
“行間”に意味が大いに含まれる。
この行間を読み取れるようになることが、いろんな場面で生きてくると、ボクは信じてます。
(ちなみに“行間”に対する想いはこちらにも↓)
普段の会話でもそうですし、メールやチャットでも。
コミュニケーションで必要不可欠な能力かなと。
え?「動画でもできるんじゃないか?」ですって?
多少はできるかもしれないですね。
でも、情報量があまりに桁違い。
やっぱり情報量って、同じ内容なら「動画>音声>文章」という大小関係になってるかと思います。
文章って、文字しかないので自分で想像しないといけない部分がたくさんある。
動画に慣れてしまうと、情報が勝手にやってきてくれる感覚。
勝手に向こうからやってくるのに、自分から想像なんてできないんです。
そうなると、コミュニケーションにおいて相手の言ってることを的確に理解するのが難しく…。
(こういう動画文化に慣れてしまったがために、ウェブ会議で意図が伝わりにくくなってしまう、というのはある気がしてます。参照↓)
なので、ぜひ本”も”読んでみてください。
得られるものの大きさは、とてつもないと思います。
もちろん1冊2冊では培えないものかもしれませんが、いろんなものが得られる素晴らしいものではないでしょうか!
まぁ本って読む習慣が無いと、なかなか始められないんですよね…。
でも!会話調で描かれてたり、挿絵の多いもの、小説風になってるものなど、読みやすいものも多々あります。
自分に合う1冊から始めてみてください!
読後感を誰かと共有するのも楽しいので、ぜひそちらもお試しあれ!
(一気に書き上げたので、得られるものを書き切れてない。またいつか…。)