『僕と私の殺人日記』 その36
※ホラー系です。
※欝・死などの表現が含まれます。
以上が大丈夫な方だけ閲読ください。
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横にいたユイカちゃんがわたしを突き飛ばす。
銃弾はわたしの左肩をかすめて通り過ぎていく。わたしは手を着いて右側に倒れた。服が破けて、そこからじんわり赤い血が滲み出る。
「ほう、殺人鬼にも人の血は通っているらしい。なら、ここで大人しく死んだ方が、世の 中のためになるとは思わんか?」
わけのわからないこと言ってゴルじいは再び、わたしに銃口を向