「生きるための哲学」から学ぶ"負け組"の底力
昔っから「なんかええ本ないかなー?」と、目的なく本屋をうろつくのが好きだ。雑貨屋でめっけもんを見つけ出すような、あのワクワク感がたまらない。
おすすめ本のコーナーにあった1冊。「生きるための哲学」のタイトルに一瞬、躊躇する。「小難しい感じかな?」
とりあえず本を手に取り、パラパラとページをめくる。「親と折り合いが悪い人に」「自己否定や罪悪感に悩む人に」「自分らしく生きられない人に」といった言葉が目に入る。どうやら、生きづらさに悩んでいる人たちへ向けた本らしい。
エピソー