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【金曜日】俳句、詩、創作物

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小説以外の創作物。主に詩など。
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#創作

【はじめての漢詩】「春暁」より「春精」

【はじめての漢詩】「春暁」より「春精」

子供の頃に漢詩書くことに憧れていました。
今でも小学生で暗記して発表するという授業があるでしょう。
「封神演義」とか、「三国志」とかの中国の歴史にはそれほど興味はなかったのですが、短いフレーズでインパクトのある漢詩はカッコいいと思っていました。

大学生の頃、第二外国語をフランス語にするか、中国語にするか迷って挙句、中国語の先生は厳しいと聞いたのでフランス語にしました。
すると、はじめての授業に行

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つくってネコとあそぼう。たべてネコと生きよう。

つくってネコとあそぼう。たべてネコと生きよう。

猫の日に合わせていろいろ作ってみようと思っていたものの、結局どれも完成せず、作らなかったり、作っても出来が悪かったりして記事にすることを諦めてしまいました。

とは言え、例によって写真には残しており、作ったものが手元にあります。

写真フォルダもいっぱいになるし、やっぱり記事に残しておこうかなと思い至りました。このまま趣味に手芸が加われば、「雨の日にしたいこと」の月曜日の記事は、料理にして、「雨の

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俳句 part.78「月光」

俳句 part.78「月光」

月光というとファンタジーのイメージが先立つのは、「竹取物語」のかぐや姫のイメージが染み付いているからでしょうか。

SNSや新聞などの投稿ではそうでもないですが、詩は暗いイメージのものも多く、例えば月といえば、陰鬱で、月光で明るすぎてぞっとするいう表現もあります。

月のない夜も陰気ですが、満月の日も人間が狼に変身したりします。月が出ていても出ていても出ていなくても、世の中は毎日毎日暗いことばかり

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俳句 part.77 「秋彼岸」

俳句 part.77 「秋彼岸」

普段信心深くもなく、仏壇に毎日お参りしているわけでもないのに、俳句を書きたいからと「秋彼岸」をテーマにするのは、多少の罪悪感があります。

しかし、それで、季節を意識したり、故人を思い出すことにもなるので、動機が不純であっても、俳句にする事は悪くないのかなと思います。

お彼岸には、「春彼岸」と「秋彼岸」があります。それぞれ春分の日と秋分の日を中日とした前後、7日間のことです。
2023年の今年は

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俳句10句よんでみた part.24

俳句10句よんでみた part.24

青い蝶が羽ばたいているようなこの花は!
かつての池をもういっそ畑にしようと草を払って、大根を植えたら蘭の葉っぱが出てきたのが2年前。
とうとう30年振り?に蘭の花が群生して花が咲きました!!
もう一つ花が咲かない蘭の葉があるのでどっちがどうか分かりませんが、母がいうにはえびね蘭です。
大した世話をしているわけではないですが、埋まっていた池の石垣だったらしき岩をせっせと退かした甲斐がありました。

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