営業スタイルは人それぞれ
営業スタイルは、人それぞれで。ホント、参考になるものはほぼ無い、と言って良いと思います。
他所で有効なことは、ウチではやってはいけないことだったりします。それは大変に多いです。
そして、だいたいのセミナーの内容やビジネス書の方法はウチでは全然ダメ。あんなことやっても雑務が増えるだけで実利が今より減ってしまう=作品を作り続けられないということになってしまいます。
で、今までいろいろな有名なコンサルや有名人が私に対して「やり方が悪いだのなんだの」言ってきましたが「それでは私にとって有効な方法を是非教えて下さいもちろん有料で」と言っても「・・・」となって何も言えなくなるか、何かやってくれるも成果が全然出ないので知らない間にいなくなったりとか、そんなもんでした。
作品に対しても「お前の作品は甘いところがある」とか言う人がいるので「それでは具体的にどこが甘いのかご指摘下さい」と言うと「・・・」なんですよねえ。そういう言い方でマウント取りたいだけなら、そういうのに付き合いませんよ、ホント面倒くさい。笑
そもそも、こちらもいろいろ工夫して長年、創作一本で家族とスタッフ養っているわけだから、ちょろっとどっかの分野で上手く行った人だからって、こちらの業界で簡単に出来るわけないじゃん、そもそも特殊な世界だしな、ってなもんです。
そんなに簡単に上手く行く業界なら、もっと以前にどこかの誰かが大儲けしているだろうし、とっくに大きな資本が入って活性化しているよ、と思うのであります。
一番大切なのは極力自然体で負担なく長く続けられるスタイル「自分らしい物事への理解とその表現(表現は営業スタイルも含まれます)」なのではないかと思うのであります。
だから、誰かに教えてもらってどうの、ということでは無いんですね。自分の制作するものに特徴があればあるほど、その紹介方法や販売方法もオリジナルでなければ成立しないのは自然だと思います。だから、余程の相性の合う人との出会いが無い限り、他人の意見は参考にならないのです。
もちろん普通の社会常識や方法、決まりには従う必要がありますけどね。
結局、上手く行くスタイルは人それぞれで、上手く行った人の成功例は違う人にとっては最悪な手なわけです。
例えば料理人の話にしてもA親方の方法はB親方の調理場では絶対にやってはいけないこと、なんてことは普通にあるわけです。しかし、どちらも美味しい料理が出来上がるのです。
だから、ビジネスコンサル系の人で、あんまり「これだけが正しい、こうやらないのはバカ」みたいな断定的な人のものは全然信用出来ません。そういうのは、WEB上で人気になるようですが、そんな簡単ならもっと成功者が沢山いるはずです。