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革命のファンファーレ2~現代の労働と報酬

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常に時代の先頭を走り続ける西野亮廣の新連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」がGOETHEにてスタート! 25万部のベストセラー『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』…
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「革命のファンファーレ2~現代の労働と報酬」    from GOETHE

「革命のファンファーレ2~現代の労働と報酬」 from GOETHE

常に時代の先頭を走り続ける西野亮廣の新連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」がGOETHEにてスタート!

25万部のベストセラー『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』から4年経つが、いまだに、この本に書かれていることは、現代を生きる知恵のつまった教科書として支持されている。

しかし西野は、進化し続けている。この4年でアップデートされた、西野の最新の“頭の中”とは?

自分が読み返す

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第175回 あなたの商品の売り場、そこで合ってますか? そこが本当に「一番売れる場所」ですか? 何も考えずに「本来の売り場」で売ってませんか?

第175回 あなたの商品の売り場、そこで合ってますか? そこが本当に「一番売れる場所」ですか? 何も考えずに「本来の売り場」で売ってませんか?

“本来の”売り場と、“一番売れる”売り場は違う!

西野亮廣から問題提起。「本は本屋さんで売る」が正解だと思っている人が多すぎる!

今日は【チロルチョコはレジ前で売れ】です。

多くの人間は、自分の商品が一番売れる売り場を選択できていない

僕はCHIMNEY TOWNという会社で働いているのですが、弊社の事業をザッと並べてみると…

・映画(長編・短編)
・ミュージカル(日・米)
・絵本
・Y

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第173回     広告が昔よりも難しくなった! 「今の時代の戦いは、『思い入れ』を創造できるかどうかが全て」だ!

第173回 広告が昔よりも難しくなった! 「今の時代の戦いは、『思い入れ』を創造できるかどうかが全て」だ!

テレビ局がとんでもない宣伝費を投じ、大々的に打ち出した映画が大ゴケする今、正解は何?

西野亮廣によるマーケティング論。「よく見かける=接触回数」よりも、「思い入れがある=接触時間」の方が、お客さんの足を動かせる!

今日は【『接触回数』と『接触時間』、大切なのはどっち?】です。

今、集客に求められているのは「思い入れ」なんじゃないか?

今日は最後にクラウドファンディングの案内をしたいのですが

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第150回 「名探偵コナン」や、ティム・バートン監督の「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の成功を見れば、「運用」がいかに重要かがわかる!

第150回 「名探偵コナン」や、ティム・バートン監督の「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の成功を見れば、「運用」がいかに重要かがわかる!

チケット販売“前”に、早くも1億円の売上! ファミリーミュージカル「えんとつ町のプペル」にはどんな秘密が

今日は【『運用の時代』について色々と考えてみる】です。

AIによって新作の価値が少し下がっている
今日は結構な人が見落としている「運用の力」について色々と考えてみたいと思います。

このことを、あらためて考えることになったキッカケは友人の尾原和啓さんで、尾原さんが発した「西野さん、今は『運

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第131回 “悪気”がないからこそ厄介で、暴走するのはいつだって“正義”だ。……「良かれ」の思いが、原作者にとっては、大きな痛みになっていることがある

第131回 “悪気”がないからこそ厄介で、暴走するのはいつだって“正義”だ。……「良かれ」の思いが、原作者にとっては、大きな痛みになっていることがある

「原作者」としても活躍している西野亮廣さんより、「僕の言葉で、僕自身の話をさせていただきます」

今日は【原作者の痛み】というテーマでお話ししたいと思います。

原作者として「ここだけは分かっておいて欲しい」という気持ちを共有させてください漫画作品のドラマ化をめぐって、とても悲しい出来事がありました。

「原作者」として作品に携わる経験が少なくない僕にとっては、今回の一件は、まったく他人事じゃなく

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第97回 評論家の机上論ではなく、経験に裏打ちされた打ち手を「これでもか!」というぐらい書き殴っています

第97回 評論家の机上論ではなく、経験に裏打ちされた打ち手を「これでもか!」というぐらい書き殴っています

20万部突破の『夢と金』は、日本人全員が読まずに通り過ぎてはいけない一冊だ!

『夢と金』をなぜ書こうと思ったかの話をします

今日は発売1カ月で20万部を突破した『夢と金』の話をさせていただこうと思います。

「本の内容」というよりも、「『夢と金』を書こうと思った動機」とか、「『夢と金』に込めたメッセージ」といった、裏側の部分です。

正直に白状すると、僕、しばらく「ビジネス書」からは気持ちが離

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第65回 「作品を作り続ける」&「『予算の作り方』を作り続ける」

第65回 「作品を作り続ける」&「『予算の作り方』を作り続ける」

作品を作るにあたって、日本で重視されるのは「共感」。しかし、世界では「創造」だ!

ニューヨークでは、ほぼ毎晩誰かと会っています。
次回作の制作に集中したいのもあるし、呑み会が続くのは、あまり得意ではないのですが、人に会う(出逢いにコストを支払う)のも僕らの仕事の一つ。

ミュージカル『えんとつ町のプペル』の演出を務めてくれているウィルもまた、そうやって出会った才能の一人です。
せっかく「会いたい

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第56回 『ヒットする脚本(作品)の条件』は、意外にも「すでに存在している作品に似ていること」だった!

第56回 『ヒットする脚本(作品)の条件』は、意外にも「すでに存在している作品に似ていること」だった!

そのアイデア、大丈夫?

仕事を作るには、とうぜん、企画(サービス)を立ち上げなきゃいけません。
その企画(サービス)の立ち上げ方について、脚本家目線でお話しさせていただきます。 #めずらしい回です

僕は普段、ファンタジーを作っています。
何もない真っ白な紙に文字を書いて、絵を描いて、ストーリーを作り、最終的にお客さんを楽しませるのが僕の仕事です。

それは魔法使いのような仕事で、脚本は「右脳」

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第49回 多くのサービス提供者も意識していいかも!? 『えんとつ町のプペル』を「サプライズ禁止」にしている理由

第49回 多くのサービス提供者も意識していいかも!? 『えんとつ町のプペル』を「サプライズ禁止」にしている理由

「いつまでプペルやっとんねんになるか?」を考えている

最近、少し「ん?」と思うことがあって、それは何かというと「いつまでプペルをやっとんねん」という批判です。

これに対しては、もしかすると僕の説明が足りてなかったのかもしれないなぁと思ってて、同じように疑問を持たれている方もいらっしゃるかもしれないので、あらためてご説明させていただくと…
「いつまでやっとんねん」も何も、大前提として、僕らは10

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第4回 「安くすれば売れる」という思考の落とし穴

第4回 「安くすれば売れる」という思考の落とし穴

NFTの盛り上がりも手伝って、「デジタル」の価値が認められてきています。

最近の西野は、デジタルデータをサクッと売買できる『elu(エル)』というサービスにドップリとハマっておりまして、もっぱらデジタルデータを売ったり、買ったりしています。

そんな中、先日、面白い問題にブチ当たったので、共有させていただきます。

競合は「隣に並んでいる商品」だけじゃない

グラフィックデザイナーの「かんかん」

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第2回 サービス提供者に求められる「現代の時間」の捉え方

第2回 サービス提供者に求められる「現代の時間」の捉え方

あらゆるサービスは「可処分所得の奪い合い」から始まっています。

「可処分所得」というのは、所得から、税金やら社会保険料などを差し引いた「手取り収入(お客さんが自分の意思で自由に使えるお金)」のことです。

それがある時から「可処分時間(お客さんが自由に使える時間)の奪い合い」になったことは、すでにご存知だと思うので、ここの説明はスッ飛ばします。

現在、あらゆるサービスが「お客さんの時間を奪う戦

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