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【ブッダ】「輪廻転生は真実ですか!?」 「悟り」

A、
「輪廻転生は真実ですか!?」


Q、
真実ではありません。

「輪廻転生がある」とか、

「輪廻転生がない」とかではなく、

言葉と考え方でこしらえ定義した
観念上の実体のない造り事
であり、

思い込みであり、

鼻っから最初から
もともと現実に実在している事実ではないのです。


「真実」「事実」とは、
80億人全員がいっさい考えて理解するまでもなく、

「すでにそうでしかないよね」

と云う、
普遍の事実そのものの事です。

 80億人の中で輪廻転生を考えで、

「ある」

と認め思っていたり、

「ない」

と認め思っていたりと、

みんなそれぞれ見解が違っており、
そうなると
輪廻転生は人類共通の普遍なる認識ではない」

と云う事であり、

輪廻転生があるとか、
ないとかではなく、

やはり、
もともと鼻っから
議論するまでもなく、
最初から実在していない、
現実の事実の事、真実ではないのです。

考え、観念、概念上の造り事であって
実体がなく、
宇宙の真実、事実、現実の実在事ではないと云う事です。

物理的な身体は朽ちたあと、
大抵はお墓に入り、人間の姿から骨に変わります。


人間の形から骨に生まれ変わりました。

これが、般若心経で言われる
「不増不減」です。

宇宙の中で人間の形が消滅しましたが、
骨に生まれ変わったので、
増えたり減ったりしていませんよね。

それから、
骨が何らかの刺激で溶解し、
骨から土に生まれ変わりました。

骨から土に変化したけど、
増えたり、減ったりはしていないので、
宇宙は「不増不減」ですよね。


人間の形は生まれましたが、
私とは実体のない概念であり、物理的に生まれていません
し、


認識以前の禅の今の事実の様子として、
あの世もこの世も実在しているようで、
認識以前の今の事実の様子として
この宇宙・世界と呼ばれている現実は残ってあるのですが、
固定的な実体としては実在していませんし、

身体と呼ばれるものは生まれましたが、
対象のあるどこからからやって来たのではなく、
概念上の私はもともと生まれていませんから、

「無生」であり、

概念上の実体のない私は

生きていると思い込んで
消えてしまう事を恐れ、
死の事を考えると消えてしまうような強烈な不安感に襲われます
が、

そもそも
生まれてもいない私の死など、
もともと体験する事が出来ません。 

ですから、
死ぬとか、死なないと云うものが
現実の事実としてありません。


「今、私は生まれて生きている」

と云うのは、
考え上ででこしらえたアイデア、観念、思い込みです。


実体のない概念上の私は、
消えてなくなる恐怖に襲われて、

「輪廻転生」

と云う概念を創り出し、

永遠に消えずに在り続けたいがために、

考え方でそのような概念をこしらえて、

私が消滅してしまう事を恐れて避けるために

考え方で造り立て輪廻転生を信じ込み、
もともと実体のない概念の私が消えてなくならずに
永遠に実在し続けるようにと、
私を守ろうとします。

また、
スピリチュアル、非二元・ノンデュアリティなどで、
大いなる存在、気づきの意識、
根源、全体の私などと言う固定概念をこしらえ、

もともと実在しない概念の私が死を恐れ、
消えて消滅しないようにと、
論根転生の概念を信じ込み、
消えてなくならないように守ろうとします。


世間では、
非二元・ノンデュアリティの体験・体感・気づきは
真実だと思い込んでいますが、
完全に決着し、ブッダが指し示した真の解脱の体現に与りハッキリすると、

「全体の私」のような
固定的な永遠不変のモノはいっさい実在しておらず、

すべてもともと実体のない概念・観念が一時的に肥大化・誇大化して
こしらえられた実体なき白昼夢であり、

「非二元・ノンデュアリティは、宇宙の真理、真実、現実の事実ではない」のです。


生と死がそもそもないと言うのが、
現実の事実の様子なのですから、
輪廻転生なんて絶対にあり得ない
事なのです。


輪廻転生がもし仮に
宇宙の普遍の事実だとしたら、

何処かへ輪廻するあの世のような対象が
実体を持ってして実在する事になってしまいます。

そうすると、
時間と空間と距離が発生する事になってしまいますが、


ハッキリと完全に決着しているのならば、
時間は概念であり、
この宇宙には実在しておらず、

また、
時間がないと云う事は
空間もなく、

空間がないと云う事は
距離もなく、

ですから
すでに宇宙にはあの世とこの世など
対象がいっさいなく、

一如であるのが現実の事実であるので、

やはり、
輪廻転生は言葉と考え方でこしらえた
実体のない観念上の造り事であり、


輪廻転生が

「ある」

「ない」

ではなく、
鼻っからもともとない、
真実、普遍の現実の事実ではない
と云う事になるわけです。

「ある」もないし、

「ない」もない、

のです。

鼻っから最初から輪廻転生なんて実在事ではないのです。


ですから、
「輪廻転生」を考えで問題として、
議論する題材として取り上げる事自体がそもそもナンセンス
なのです。


輪廻転生を問題にする私が、そもそも物理的に実在していないのだから、
輪廻転生があるのか、ないのかを考える事自体がおかしいし、


考えで議論して扱う事自体が、すでにズレてしまっている
事に、
精神世界に興味のある人間達は、そのような事に気づけてもいないのです。

もともと実体がない、
すでに現実の実在事ではない

「輪廻転生」

を問題にして、考えで取り上げる事自体が、
そもそも迷って、苦悩する諸悪の根源であり、おかしな事なのです。



サンタクロースは、想像上の産物であり、

「いる」

「いない」

ではなく、

最初から実体がなく、
議論するまでもなく、
考えで取り上げるまでもなく、
実在していませんよね。

「魂」も、「輪廻転生」もそれと同じです。
鼻っから実体がなく、真実ではありません。



今、もうすでに

「如来そのもの」であり、

「成仏そのもの」であり、

「本来の面目の無生そのもの」であり、

無我無心なのです。



すでに成仏しているのですから、
霊能者達は、
実は、頭の中の妄念の中にいて、夢見の錯覚を見ているのです。


もともと実体がない幽霊や、霊的存在が

「存在している」

と認識し認め思い込んで、
妄念がもたらす錯覚に陥っているのであって、
霊能者達は憤慨するかもしれませんが、

もともと実在していない
想像上の考え上の造り事でしかないもの

現実だと思い込んで
実体のない夢見の固定観念に固執して
生活しているのです。



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