
―初めての入院2日目 〜 地獄の手術日 (巨大子宮筋腫核出)〜 ―
昨夜の検温で、いきなり38.0℃を叩き出し、看護師さんを慌てさせてしまったが、反対の脇で測って37.4℃。時間を置いて再度測ると36.9℃となり、ようやく安堵。
今朝は37.2℃でしたが、『37.5℃以上なければ大丈夫』とのことで、予定通り手術することに。
「生理の予定日が近いから、そのせいかもしれません」とは伝えました。
初めての入院で、手術前ということもあり緊張してたのか、昨夜は全然寝つけなかった。同室者の寝息が思いのほか気になったりして、「私ってそんなに神経質だったんだ」と思ったり。
前もって貰っていた眠剤を22:10頃 飲んだけど、2時間おきに目を覚ましてしまい、何となく熟眠できないまま朝を迎えました。
起床後から飲水は12時まで。
水とお茶はOKとのことで、フルーツティーを少しずつ飲んでました。
7:30に浣腸施行。人生初めての体験。前の日に下剤を飲んでたことも合わさってか、すぐにお腹がグルグルで痛みに耐えられず、トイレに駆け込み。
あとは手術の時間が来るのを待つだけ。
途中で飲水終了時間が11時に変更。
手術時間が早くなるなら良かった、と思ったのもつかの間。
少しずつ頭痛を自覚。寝不足のせいだろうか?と思いながら、ちょっと横にもなってみたが、寝れもしないし、頭痛は酷くなる一方。
元々片頭痛もちで、酷い時には吐いちゃうことも。
段々ヤバイ気がして、時間的に手術が迫ってるであろう迷惑なタイミングで看護師さんに報告。
すぐにガーグルベースンを用意してもらうと、一気に嘔吐(ほぼ水分)。
すでに飲水できる時間は超えており、飲み薬は使えない。吐き気は少し落ち着いたけど、頭痛は残る。
13:20頃 座薬してもらうことに。そのまま横になって手術待機。
30分後には少しマシになり、着替えを済ませる。
この時の私は、「1例目だったら待たされることがないから、考えたり何だりせずに行けるのにな」と思ってしまった。
そしていよいよ14:25 手術室入室。
本当は歩いて向かう予定だったけど、頭痛と吐き気・嘔吐で明らかに体調不良だったため、大袈裟だけど車椅子で入室しました。
手術室で諸々の確認を済ませ、手術台に横になる。
フカフカで暖かい。っていうか暑い(笑)
頭痛と嘔吐で冷や汗 出たりしたから、余計暑く感じたんだと思う(入室前の体温は36.1℃)。
それに気づいた看護師さんが温度調整してくれた。
そして前にタオルをかけたまま服を脱がされ、心電図を貼られたり、血圧計を巻かれたり。
左腕から点滴の針を入れられたけど、入らなかったみたいで手の甲に変更。
痛かったけど、それよりも痛いもの。背中に痛み止めの管を入れた時(硬膜外麻酔)!!
局所麻酔の後、管を通されたのですが、見えない恐怖で更に痛かったし怖かった💦
その間 横向きで背中を丸める姿勢だったのですが、『(お腹)苦しくない程度でいいですよー』『動くと危ないので少し抑えますねー』とか看護師さんが優しくて有り難かった。テープで管の固定が終わり、再び仰向けに。
何かのマスクをつけられ、『眠りますよー』と点滴が落とされ、いつの間にか意識がなくなりました。
目覚めると、手術が終了したことを伝えられる。
直後、寒気なのか身体が震え出す。電気毛布で覆われながら、ベッドごと帰室した。
朦朧とした中、時刻は18:40頃だと教えてもらった。
取り除いたものは見れなかったけど、筋腫が3.3kgくらいあったと言われ、「赤ちゃんだ…」と思ってしまった。
帰る前に痛み止めの点滴をされたけど、あまりに激痛が辛くて、19時頃に背中の硬膜外麻酔を早送りしてもらうことに。
それでも痛みが落ち着かなくて、20時すぎに別の痛み止めを注射してもらいました。
その後は動けば痛くはなるものの、そんなに持続せずに休めたと思います。
定期的にバイタルを測ったり、創部の確認や尿量・硬膜外麻酔の量を見に来たり。
私は意外に、尿管やオムツが苦痛だとは思わずに過ごせました。寝てる間に済ませたからかな。起きてるうちに入れられたら、それも痛かったかもしれない。
そして22時頃、酸素マスクがとれ、いよいよ飲水OKな時間に。起きてはいけないとのことで、横向きで水を飲んでみたけど、とりあえず吐き気が出なくてホッとしました。
硬膜外麻酔の副作用で、頭痛や吐き気があったりするけど、現時点で落ち着いてるし(痛みと吐き気に弱いと事前に伝えていたが)、まずはゆっくり休もうと目を瞑った。