クリスマス、ハロウィン、バレンタインに父の日、母の日、子供の日。 私は、ひねくれているんでしょうね。これらの行事ごとには商業性ばかり感じて、わざとフンッとスルーしたくなってしまいます。そんな行事嫌いなわたしが、とても好きなのが、「七夕」。 あまり商業性も感じられず、ただただ、この暑い最中に、一服の涼が感じられ、しみじみと日本の夏の良さを感じます。 今日は朝から総合病院へ定期診察を受けにいくと、一階ロビーに、大きな笹が飾られていました。 そこには、色とりどりの、無数の短冊
わたしの住む地域では、今週末桜が満開を迎えている。 暖かい陽気も相まって、そこかしこで人が繰り出し、街のテンションがぐんと上がっているのを感じる。 ここ数年、わたしは桜は夜桜が1番好きだとおもうようになった。 春の空気は、夜はひんやりとし甘いながらも土埃のような匂いが漂っている。その夜空の暗闇の中に浮かび上がる白い桜の花びら達は、妖艶ですらあり、まるで自分が太古の世界にタイムスリップしたかのような気分になる。 間違っても、その木のたもとで、ブルーシートなどみたくない。
図らずも、今夜はひとり飯となった。 めったにない事。 ひとり小鍋で、牡蠣と豆腐、菜の花のみぞれ煮を作ることにした。少し胃腸が疲れているから。 ひとり小鍋は、それ一つだけで調理から食べるところまで完結するので、最近とても気に入っている。 それと、この間買った蓮根がしゃきしゃきしてとても良かったので、残りを甘酢漬けに。 白米は柔らかめに炊こう。 あとでお腹が空いたら、ウーバーでたこ焼きでも注文しようかしら。 ネットニュースを見ていたら、土井善晴さんの記事を見つけた。家
長かった(長く感じた)冬休みがやっと終わり、本日めでたく自由の身となった。 早速浮き足立って街へと繰り出した。二十代の頃からずっと愛用している某セレクトショップ路面店でセール品を物色するのだ。 そこまでは良かったのだが、いざ澄み切った冬の都会に出てみると、落ち着かない。ショーウィンドウに映る自分の姿が、思っていたのと違うのだ。 中年のおばさんそのもの、どんなに胸を反ろうとも、まるく縮こまった背中がごまかせない。 お腹も出て、短い足がのそのそと歩みを進めている。おかしいな
年の瀬の慌ただしい中、宮島で一泊してきました。 広島駅から電車で30分、宮島口の船乗り場からフェリーに乗り、若干10分で到着。本島と厳島を結ぶ船があちらこちらで行き来しています。 船はやわらかな冬の陽の光を受け、すれ違いざまに客が手を触り合うなど、のどかな雰囲気が漂っていました。 宮島は、外国人客、とりわけ欧米人の観光客が多く見られました。このアクセスのしづらさが、鉄道を乗り継ぐような旅慣れたした人達にはむしろ魅力なのでしょうか。 それにしても、欧米人って旅慣れている
この季節になると、お花屋さんで花材を買い揃えて、リースやスワッグを作ります。 いつも我流で作っていたのですが、 今年は思い立ってワークショップで初めてきちんとリースの作り方を習いました。 思った以上にむずかしく、なんども練習しましたが未だコツが掴めず。 それでも、手を黒くしながらモミやヒノキに触れる時間はとても楽しく、いや、もうムキになってしまい、集中しすぎてどっと疲れてしまうほどです。 今年も、親兄弟の分もつくり、送りました。 寒い冬に、暖かい部屋で人の為につくる時間
首もとに輝いているはずのネックレスが、ない。 帰宅してすぐ、お風呂に入ろうとして気が付いた。服をひっくり返しても、ない。社会人となって初めての冬だった。疲れて仕事帰りにマッサージ屋に駆けこみ、首をほぐしやすいようにとネックレスをはずしたのだ。その後、付けなおした事は確かに覚えている。 だとしたら。留め具をつけたつもりが、ちゃんとついていなかったとしか考えられない。歩きながら徐々に滑り落ちていったのだろう。次の朝、来た道程をくまなく探しても見つからなかった。繋ぎ目や台
ちょっと風は強いけど、コスモスの似合う秋晴れの土曜日。 出かけたい先があったのだけど、ざざっと家事を済ませると、気だるく眠く、昼までうとうとしてしまった。 昼から出かけようか、と迷ったけれど 外出モードにならず、テレビをつけた。 eテレの「こころの時代〜宗教・人生〜」。今回は、悲しみに寄り添う僧侶、大河内大博さん。聞き手は、アナウンサーの武田真一さん。深く見入ってしまった。 心に響く話に、思わずうんうんと相槌を打っていたものだから、見終わったらすこし疲れてしまった。
note課題に基づいて書いてみました **** 「愛という名のもとに」 昔、一世を風靡したこのドラマ、ご存じですか。 TVer.でみつけてしまい、とあるなんの予定もない午後、ハマってしまった。 鈴木保奈美のまぁなんと美しいこと。 よくできた脚本と、浜田省吾の懐かしいメロディに、涙をポロポロとこぼしながら、気がづけば空ががすこしピンクがかっていた。 わかるわかる。別れの辛さ。泣き続けて会社休んだわ。切ないね。友達の誰かになにかあると、すぐ仕事帰り飛んでったよな。懐かし
先日、ひとり旅一泊旅行から戻り、まだなんだか頭がふわふわしている。 人一倍体力のないわたしにとって、移動が堪えたのだろうか。それだけでもないように思う。 体のしんどさはそれとして、まだ夢から醒めていないのだ。 大きくそびえ立つ由布岳の麓の、小川道沿いに建つお宿、玉の湯。その玉の湯ワールドから抜け出せないでいるのだ。 あの、折り重なる繊細な木々がそよそよ揺らぐ姿や、ざぶんと首まで浸かる柔らかいお風呂の湯の感触が、ふとした瞬間に甦っては、現実社会に戻ろうとしているわたしを邪
初めてのnote、どうやって書き出したらいいのか、何について書くのが良いのか、悩んでいたらいつまで経っても始められなさそうなので、課題の力を借りようと思います。 **** わたしの朝のルーティン、それは、冬限定だけど、ベランダに出て朝日を浴びる事です。正確に言えば、目の中に朝陽のひかりを入れるのです。 朝陽って、なにやら力がある気がします。同じひかりでも夕陽のひかりとは違うのです。力が足りない、と感じる時、たとえば疲れがとれなかったり、短期間で解決できない重ーい悩