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オリンピックde自由研究 〜夏休みの自由研究のヒントをお届け〜

選手たちの熱戦が繰り広げられた東京2020オリンピックもいよいよフィナーレを迎えました。テレビ観戦をしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまったという人も多いのではないでしょうか。私はすっかり新競技のスケートボードにハマってしまいました。

一方で、そろそろ気になり始める夏休みの宿題。オリンピックだからしょうがないと放置していると、夏休みの終わりに地獄を見ることになりかねません。特に、時間のかかる自由研究はそろそろ手をつけておきたいところ。

そこで、今回は夏休みの自由研究のヒントをお届け。せっかくなのでオリンピックで自由研究のネタを考えてみました

オリンピックde自由研究


なぜフランス語なの?

オリンピックのアナウンスを聞いていると、フランス語→英語→日本語の順番で流れます。「なぜフランス語が一番はじめに?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。こういう疑問が自由研究の良いきっかけに

オリンピックでフランス語が使われているのは、「近代五輪の父」と呼ばれるクーベルタンの功績によるものと言われています。クーベルタンは、一時途絶えた古代オリンピックを近代オリンピックとして復興させた最大の功労者。五輪を考案したのも彼です。

ここからオリンピックの歴史について調べていくとよいでしょう。

国旗にはいろんな秘密が隠されている

国旗を目にする機会の増えるオリンピック。見ていると、日本のようにデザインがシンプルなものから、トルクメニスタンのように複雑なデザインがあしらわれているもの、ネパールのように三角形の旗まで、本当にいろいろなデザインがあります。見ているだけでも楽しいですが、そこに込められた意味を調べていくと立派な自由研究になります。

ただ調べてまとめるだけだとつまらないので、ニュージーランドとオーストラリアのように似ている旗に着目したり、同じ色を使っている旗をまとめてみたりするなど、工夫をしてみましょう。

得意競技からその国のことが分かる?!

「柔道と言えば日本」というように、それぞれの国にお家芸があります。それぞれの国の得意競技を調べてみると、その国の意外な一面が見えてきます。

例えば、自転車競技で有名なオランダ。オランダでは、一番の交通手段が自転車となっています。それは、平地が多く走りやすい地形であること、夏でも暑過ぎない気候であることなどが影響していると考えられます。また、1970年代に自動車事故で子どもの被害が増えたことを受け、子どものための安全なサイクリング環境を求める社会活動が起こったことも関係していると言われています。

このように、お家芸には、その国の特徴や歴史が隠されているのです。

好きな競技をとことん調べる!

もともとスポーツが好きなら、好きな競技についてとことん調べるのも楽しそうです。実際にスポーツをやっているお子さんは「もっと強くなるためには?」「もっと上手になるためには?」という視点で、競技を分析するのもいいでしょう。

長く走るためのフォームって?
スムーズなバトンパスをするには?
鋭いスパイクを打つためには?
パスをつなぐために大切な動きって?

プロの選手の動きから学べることがたくさんあるはずです。

好きな選手をとことん調べる!

好きな選手がいるならその人のことを調べるのもいいですね。

例えば、スケートボードの堀米選手。彼は、「スケートボードが好き」という思いから、小学生の頃からプロを目指していたそう。高校卒業後は単身渡米し、一流スケーターに囲まれながら練習を積みました。そしてプロツアー「ストリートリーグ」で日本人初優勝と確実に力をつけてきたのです。

プロとして活躍する選手だからこそ、そこに至るまで多くの努力が隠されています。伝記風にまとめてみるのも面白そうです。

解説してみた!

スケートボードやBMXで話題になった熱すぎる解説。その技がどれだけすごいのかということを熱く語る解説も素敵でしたし、冷静にルールや技について分かりやすく説明するアナウンサーの技術も素晴らしいと感じました。

この「解説」も自由研究のネタになりそうです。お気に入りの名場面を集めて、オリジナルの解説を入れてみるというのはどうでしょう。動画で提出すれば話題になること間違いなしです。

パラリンピックも

また、これから始まるパラリンピックも自由研究にぴったりです。競技の中に、選手の力を引き出す工夫がたくさんあります。どんな工夫がされているのか、ルール用具に着目して調べてみると面白いでしょう。

「ボッチャ」など家でもできる競技もあります。ボールや的を手作りして、夏休みに楽しんでみるのも良いですね。

自由研究を楽しもう♪

時間がかかって面倒くさいと思われがちな自由研究。せっかくなら、オリンピックをネタにして、楽しみながら取り組んでみませんか。

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