マガジンのカバー画像

介護のこと

23
2023年夏から始まった両親の介護について書いた記事をまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

睦月2025

今年から毎月1回、振り返りをしようと思い立ちました。 早速、1月の振り返り。 面会禁止 …

もりた ゆう
2週間前
1

備忘録80000文字

両親の介護をすることになった2023年夏から、備忘録をつけています。備忘録なので、感情的…

もりた ゆう
4週間前
1

はしご面会

年始のある日、1日で父母それぞれの施設を巡りました。 まずは父のところへ。 いつもの私ひ…

もりた ゆう
1か月前
3

海外で暮らしていた数年間に比べたら、少しくらいのしんどいことは何でも乗り越えてこられた。両親の介護だって…!と頑張ってきたけれど、しんどさを更新してしまったかもしれない感がある今日この頃。気持ちが凹まないように進みたいな。。画像は認知症サポーター講座でいただいたオレンジリング。

もりた ゆう
1か月前
1

お守りアルバム

自分の好きな写真を選んで、スマホにアルバムを2つ作りました。 1つは家族旅行で訪れたハワ…

もりた ゆう
4か月前
1

母の思い

実家の片づけをする中で、母の手書きのメモにたくさん出会います。 母の宝石類を納めた箱には…

もりた ゆう
4か月前
4

心の呼吸

マシンピラティスで胸式呼吸をしながら、どうにも悲しくて泣きそうになりました。呼吸が乱れると、身体に力が入り、ただでさえうまく動かせない手足が重く重く感じました。 いつもは「無」になれる時間なのに、そうなれないのは心が呼吸できていないからだと分かっています。 原因は両親の介護で自分の時間がもてないこと。 自分の家族や仕事の準備のために空けておいた時間が、イレギュラーな介護のことで埋まっていくたびに、ガッカリする気持ちに蓋をして、自分を奮い立たせていたのがよくなかったのだと思

当たり前にならないように

父が介護老人保健施設(老健)へ入所しました。 入所当日の老健の看護師さんとのやり取りが、…

もりた ゆう
5か月前
4

いつか離れられる日まで

8月最終日。 台風が過ぎた頃を見計らい、部屋の中に避難させていたベランダの花たちを元の場…

もりた ゆう
5か月前
3

4月末に母の面会へ。最寄り駅を出ると昔ながらの公園があります。藤棚の蜂を驚かさないように近づいて…写真を撮りました。ついに母の中から私が消えた日。年明けから何となく、そんな感じがあったからショックではないけれど、とうとうきたかー!という気持ち。予想より病気の進行が早いのでは?

もりた ゆう
9か月前
7

介護は勝負じゃない

父母の介護生活が始まって9ヶ月になります。 まだ9ヶ月?という声もあるかもしれませんが、 …

もりた ゆう
10か月前
4

ゆるやかに記憶から消えたとしても

母の誕生日祝いを持ってグループホームを訪ねました。 持って行ったお花を渡して、「写真を撮…

6

母代わり

アルツハイマー型認知症の母と、もう母と娘として話すことはできませんが、私には母の代わりの…

6

母、私のことが分からなくなる

5月の連休中に久しぶりに実家へ行くと、母は私のことが分からなくなっていました。 *** 父からWi-fiの調子が悪いので見てほしいと連絡があり、主人と一緒に訪ねた日のこと。 玄関を開けた母は私たちを不思議そうに眺め、「どちら様ですか?」と尋ねてきたのです。 主人が自分の名前を告げても義理の息子だとは分からなくて、よそいきの笑顔で私たちを見つめる母。 「〇〇さんですね。今日はどのようなご用件でしょうか?」と言うのです。さらに私には「今日は足元が悪いですね。」と。Wi-