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母代わり

アルツハイマー型認知症の母と、もう母と娘として話すことはできませんが、私には母の代わりのような方が2人います。
母の同級生のOおばちゃんと、私が中学生の時からお世話になっているM子さん。そしてまた1人、母の代わりのような方が増えました。

小学1年生の時の担任K先生です。

K先生が1年半前に母と会った時、会話がかみ合わなくて、「あれ?何かがおかしい…」と思ったそう。いつも母から先生を誘っていたそうなのですが、ここしばらく音沙汰がないのを心配して、私に連絡をくださいました。

K先生に昨夏からのことを話すうちに、なぜだろう…涙が止まらなくなってしまいました。

「泣いてもいいんだよ。いつでも電話しておいで。電話だけじゃなくて、会うこともできるからね」とK先生。そう言いながら、K先生も電話の向こうで泣いていらして…「誰もが通る道だけれど…なんだろうね、やっぱりさみしいね…」と。K先生の涙声を聞いて、私も一緒に泣いてしまいました。

私の母は生きているけれど、もう「母」として生きているわけではありません。私もある程度、歳を重ねているので、それなりに自分で判断して日々を生きています。それでも時々、親に相談したいこともあるし、聞いておきたいこともあります。けれど、叶わない…それはやっぱりさみしいなと思います。

そんな時、母代わりのお三方がいてくださることが、どれだけ有難いか…
私は随分と我慢してしまう性格なので、お三方にすぐに頼ったり、話したい時に電話をしたり…なんてできないのですが、そういう方たちがいてくださると思うだけで、心が本当に楽になのです。

いつも本当にありがとう!
これからもどうぞよろしくお願いします。
そして、私にお手伝いできることがあれば、必ず助けますね。

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