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金融教育で増えた親子の〇〇

間違いなく増えたのは「時間」である。

2021年より家庭でのお金の教育に取り組みだした

我が家では金融教育に取り組んでいる。2021年4月から中1の長男、2021年12月から5歳の長女だ。

取り組んでいるのは「稼ぐ」「使う」「貯める」「運用」の4つのカテゴリーである。

参考にしている教科書は2016年にアメリカで発売された「13歳からの億万長者」という本であり、2021年に翻訳されたものが日本でも発売となった本である。

役割分担

我が家では夫婦で協力しあいながら子供たちの金融教育に取り組んでいる。

まず我が家では金融教育のお小遣いを「稼ぐ」というテーマから取り組んだ。

そして子供たちがお小遣いを「稼ぐ」為には「作業タスク」なるものを設定するわけだが、これらの「作業タスク」をやったかどうかの管理は妻がやってくれている。

そして子供たちが取り組んだ作業に応じて発生するお小遣いの「稼ぎ」は私から子供たちに電子マネーを通じて送金する。

妻よりも私のほうがスマホツールや電子マネーの操作には慣れているし、お金のことは基本的に私が管理しているからである。

妻は作業タスク管理の他、息子と「メルカリ」を利用しカードなどの物販にも取り組んでくれている。

電子ツールの設定や銀行口座・証券口座などの開設、そして「お金の話」

私の役割はお小遣いの送金やスマホツールの設定となるわけだが、中1男子の長男にはこれまでにスマホツールはKyashや銀行口座の設定、さらには証券口座の開設とアプリの設定などもやっている。さらにはお金の話なども自然と私の役割になっている。

先日のお休みの日には現在株価が下がっている事を「てるぞうチャンネル」を利用し一緒に学習した。これは中1男子がすでに資産運用に取り組んでおり、現在保有している投資信託の価格が下がったのを受けて一緒に下がった理由を学習しようということになったからである。

また5歳児の娘に対しても同様に、VISAタッチが搭載されているVISAプリペイドカードの発行や銀行口座の開設、さらにはVISAプリペイドカードを利用した買い物なども一緒に行っている。

加えて次に買うものとなっている「紫色のヒール(サンダル)」は一緒にメルカリやAmazonを見て一緒に欲しいものを探すということもしている。

そのような関わりの中、私と子供たちは自然とお金の話を一緒にするようになっていった。

「お金についての話」という新しい接点

これまでの子供たちとの関わりと言えば長男とは勉強の手伝い、5歳児の娘とは保育園の送り迎え、週末の散歩、一緒にお風呂に入るなど、一般のお父さんとしての関わりという感じであった。

しかしこれに新しく「お金の教育」という接点が増えることによって、中1男子の長男とは金融教育における「稼ぐ」「使う」「貯める」「運用」という4つのカテゴリーにおいての接点が増え、中1長男との会話は間違いなく増えた。またお金のことは親子一緒に勉強するという親子で学ぶ時間というのも新しい関わりとなっている。

また5歳児の長女とは毎日のお金の送金作業、さらにはお買い物という接点が増えた。

子供が育つとどうしても関わる時間が減ってくる。それは子供たちが社会性を持ち、子供自身を中心とした社会が作られていくからであって、それは自然なことである。特に中1男子の長男においては中学に上がったとたんに友達同士の付き合いが増え、さらには行動範囲も増え、週末に家にいる時間は著しく減った。

もし私が勉強を教えたり、金融教育という取り組みをしていなかったら、間違いなく長男との時間はもっともっと少なくなっていただろう。

しかし、今は金融教育を通じ「生涯を通じて必要となる教育」に家族で取り組めているうえ、一緒に過ごす時も増えているのである。

おみやげ

家族で取り組む金融教育は有意義である。

一つは、何よりも子供たちがお金のことについて学びを進められるという点だ。二つ目は親自身も学ぶことが多いという点が上げられる。そして三つ目は今回の親子間の接点が増え、一緒に過ごす時間が増えるということもメリットに加えることができると感じている。

親子の絆は深いほうがいい。少なくとも私はそう思っている。そしてその為には一緒に過ごす時間は長いほうが良いと考えている。もちろん量より質という考えもあるが、人間関係の構築には時間が必要であるという研究調査(*注1)もあり、親子の絆を深めるためには一緒に過ごす時間を増やしたほうが良いと考えている。

そのような私にとって子供との接点が増え、一緒に過ごせる時間が増えるというのはプラスの面が大きいと感じるのである。

金融教育は親子との接点が増えるというおみやげを与えてくれる。興味があればぜひ家族で取り組んでみて欲しいと思っている。

(*注1情報元は以下のリンクから)

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