#創作大賞2024
広島ドラゴンフライズの下克上に投映された《インビクタス~負けざる者たち》南アフリカの不屈の魂を、みんなの為に体現したセンター・河田チリジの外偉人レコード④
季節外れの桜に酔いしれたのは2019年の秋だった。ラグビー日本代表・ブレイブブラッサムスの期待通りの番狂わせに、日本中が熱狂した楕円球の転がった先のクライマックスを、記憶している日本人も多いはずだ。
スプリングボックスの愛称で世界中のラグビーファンを虜にした南アフリカ共和国代表が、12年ぶり3度目のW杯を制覇し、同国初の黒人主将シヤ・コリシがカップを力強く掲げたのは11月2日、少し肌寒い横浜
ヤンキースの5番を空振り三振に仕留めた、マリリン・モンローの記録と記憶(1)”STRUCK OUT…”
まえがき、
このnoteは、佐山和夫さんの著書『ディマジオとモンロー 運命を決めた日本での二十四日間』(河出書房新社)や、筆者所有の日米野球雑誌etcに、推察や憧れを交えた《野球浪漫解説》である。そんなジャンルあるのかミステリアスですが...
「三振(struck out)だったわ…」
振り返って、そう洒落ながら笑ってみせたマリリン・モンローと、元ニューヨークヤンキースのジョー・ディマジオとの初
超能力少年ジャスティスリー
「超能力少年ジャスティスリー」は1985年に描かれた同人誌作品です。正義の超能力者グループジャスティスのメンバー「ジャスティスリー」少年の活躍を描く超能力バトルものです。
敵は悪のカリスマ「マスターマスター」。第一の刺客を倒したところでお話は終わります。全32ページのモノクロコピー誌で、ペーパークロスの製本テープで綴じてあります。ファンシーペーパーの表紙にモノクロコピーで表紙が印刷されています。
“僕たちみんなの峰不二子”論
《国民的SEXシンボル》を問われれば、昭和生まれの日本男児らしく「あぁ...アレねぇ...」とか白々しく躊躇したフリをしながら、間違っても単刀直入にそんな大それたアルファベット3文字を口走ることなど憚られ、唸る芝居も打ちながら「Hmmm...峰不二子かなぁ...」と小声で答えるしかない。「峰不二子世代っすからね~…」とか視線を泳がせながら、自他を誤魔化す言い訳まで添えなければならない。僕よりオジ
もっとみるドメスティックワールド 第五話 ハラルドの逆襲
バルバドスの前皇帝ハラルドの生存を確信した真央は一人ロバに乗り死の砂漠に向かった。
ハラルドは死の砂漠に拠点を持つ魔塔アトランティアの塔主によって保護されていた。真央が死の砂漠に入ったことを知った魔塔ではその対応を協議していたが、その会議の場にハラルドが入ってきた。
「塔主。どうやら私の出撃するときが来たようですな。破壊神はこのハラルドにお任せください。我に秘策、神殺しの大魔法陣あり。必ずや破壊神
秘密警察 アンドロイドナンバーナイン
「秘密警察 アンドロイドナンバーナイン」は1994年代半ばに発表された同人誌オリジナル作品です。近未来の日本で、治安維持の目的で開発されたアンドロイドの秘密警察官の活躍を描くもので、同じ型の少女型のアンドロイドが9体登場し、そのうちの上流階級が通う高校に潜入捜査する秘密警察官アンドロイドナンバーナインが主役となります。第1話は、状況の説明からアンドロイドナンバーナインが高校の潜入捜査員となるまでが
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