以前、僕の周りにも『運び屋さん』がいたよ。
世間には、色々な『運び屋さん』がいるよね。
以前、僕の周りにも『運び屋さん』がいたよ。
その人は、お昼時になると、必ず僕と僕の友達の傍にあるものを運びにくるんだよ。
「内緒だけどさ、おいおい、またあいつが、お前のこと、馬鹿だって言ってたぞ!」
「絶対内緒だぞ。またあいつが、女の子にお前の本当の話をするっていいながら、本当に変な奴だろって、言ってたぜ!」
そうなんだ。彼は『悪口の運び屋さん』だったんだ。
本当にマメに運んでくれるんだよね。
彼の話を毎日毎日聞いているうちに、悪口を言っている人よりも、『悪口の運び屋さん』の方が、ず~っと悪意に満ちているんじゃなか?って思う様になったんだよ。
だから、僕は、ある日、こう言っちゃったの。
「僕は、アイツの事が大好きなんだ!」ってね。
そうしたら、『悪口の運び屋さん』は顔を強張らせて、目をギョロッてしたと思ったら、無言でいなくなったよ。
そうしたら、次の日から、その『悪口の運び屋さん』は届けにこなくなったんだ。
その後、僕は、『悪口の運び屋さん』ではなくて、運び屋さんが僕の悪口を言っていると届けてくれた男子生徒とは、友達になったよ。
世の中には、色々な『運び屋さん』がいるよね。
世の中の人の役に立ちたい。人生を勇気付けてあげたい。会社の成長を応援したい。その為の「癒し活動費」に充当させて頂ければと思っております。厚く御礼申し上げます。