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ぼくのエッセイ

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エッセイと日記の違いは、『読んでくれる人が居るか否か』だと思っています。
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#スキしてみて

昼寝

昼寝。ひるね。HI・RU・NE。なんと甘美な響きだろう……。

僕は毎日6時間ほど眠る。この睡眠時間に関して、僕自身は何の不満も抱いてはいないが、僕の身体はそうはいかないらしい。昼食を済ましてのんびりしている時の僕が、午前10時と同等の覚醒状態を維持しているとはとても言い切れない。
眠気というのは恐ろしいもので、一度目があったら最後、用が済むまで徹底的に付きまとう。「えぇい!!今は忙しいんじゃ!!

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純粋な好奇心と下心

純粋な好奇心と下心

高校3年生の塾帰り。時刻は夜の10時をまわっている。
僕は意気揚々と自転車のペダルを漕いでいた。夜が好きだったのもあるし,空腹を満たす目途がついたというのもあるが,それ以上に僕を高揚させるのは「帰る」という行為そのものだった。
当時の僕の嫌いなものランキング1位が塾だった。因みに,2位は勉強。
だから僕は塾から家に帰るまでの15分間がたまらなく好きだった。

その日も,鼻歌交じりにペダルを漕いでい

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肉を焼く

冷凍庫を覗いたら買った覚えのない肉が眠っていた。恐らく、親が置いて行ったのだろう。普段は薄切りの肉を食っているので、久々に見た肉塊の存在感に圧倒された。気を抜くと平伏してしまいそうである。3割引のシールも、なんだか勲章に見えてきた。
完全に凍り付き、石のように固くなったそれを、僕はリビング中央の机まで移動させた。日光が当たり、肉が微かに輝く。肉が自分を立派に見せようと演出しているようだった。文字通

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「エイプリルフール」つまりは日常。

「エイプリルフール」つまりは日常。

さて、明日は4月1日。エイプリルフールです。

「毎年4月1日は嘘をついてもいい」という風習を指すそうですが、その言葉を掲げて嘘をついて良いのは、それ以外の364日間を一度も嘘をつかずに過ごしてきた人のみだと思います。しかし悲しいことに、そんな人間はこの世に存在しません。(明日に限れば存在するかもしれないけど。)
だからこそ『エイプリルフールネタ』なぞ謳って、人を小馬鹿にするような輩を僕は心底軽蔑

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