![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156866030/rectangle_large_type_2_59fd00b880ea5b4c3743c226fe4ae31a.jpg?width=1200)
【しなやかなカラダ作り】〜呼吸編〜
こんにちは、よしみです
今日もご覧いただきありがとうございます
最近、『つぶやき』はしていても『記事』を書いておらず、何を書こうかなぁと思っていたのですが、先日「『呼吸•経絡•姿勢』の三本柱で普段レッスンをしている」とつぶやいたところ、フォロワーさまに「興味深い」と言って頂き
社交辞令とわかっていても、嬉しく😊
で、「そういえばその三本柱について書いてなかったな」と、今更ながらに気がつき、早速記事にしようと思い立った次第です
今回はその三本柱の1つ『呼吸』についてお伝えしたいなぁと思います
人間の臓器は、意識的に動かす事はできないですよね
みんな勝手に動いてくれています
しかし、その中で唯一意識的に動かす事が出来る臓器があります
それが『肺』です
呼吸は、肺を膨らます事で呼気が入り、肺を萎める事で呼気を吐き出す事で行われます
その時重要なのが、『横隔膜』
横隔膜は肋骨の下にある筋肉なのですが、ペットボトルを真ん中で横半分に切ったとイメージしてみて下さい
その断面にサランラップをかけて、底を閉じる
このサランラップが横隔膜です
この横隔膜が下に引っ張られることで肋骨の内圧が下がり、肺が膨らみ呼気が入る
逆に横隔膜が元に戻り、肋骨の内圧が上がり、肺が縮まる事で呼気が吐かれる訳です
この横隔膜が硬いと動きが悪くなり、呼吸は浅くなります
かつ、下に広がれなくなった肺は上へ広がろうとして肩を上げることになる
その結果、呼吸の度に肩は上下運動し、鍛えられ、肩周りが太くなるのです
痩せているのに、肩周りだけ分厚い方いますよね
おそらく肩で呼吸し、知らず知らずのうちに鍛えてしまっているのだと思います
また、呼吸が浅いと交感神経が働き、緊張状態が続くため、ストレスフルとなるのです
いい事なし!ですね
横隔膜が柔らかく動くことにより、深い呼吸をする事ができるようになります
そしてその深い呼吸で、副交感神経は優位となり、リラックス状態となるのです
ではどうしたら横隔膜は柔らかくなるのでしょうか
トレーニング方法を3つご紹介します
1.肋骨マッサージ
まずは肋骨に沿って指でマッサージしましょう
第一関節位まで入るように肋骨に向かって指を入れてサスサスです
2.腹式呼吸(鼻呼吸で)
次にお腹が膨らむように鼻から息を吸いましょう
まずは寝転がってトトロをイメージです
「私はトトロ」と思い込んで、お腹をブワーっと膨らまし、次におへそのした5センチ程度の所(下丹田)に力を入れながらゆっくり鼻から息を吐く
お腹と背中がくっつくほどまで息を吐きましょう
3.息止め呼吸
最後はトトロの呼吸でお腹を膨らませたら、7秒間息を止めましょう
そしてゆっくり息を吐きお腹と背中がらくっつくまで吐き切りましょう
あっ!肝心な話を忘れていました💦
なぜ私が『呼吸』を三本柱の1つとして大切にしているのか
それは、腹式呼吸をすることにより
①横隔膜の下にある臓器がマッサージされ、各臓器の働きが活発になる
②副交感神経が優位になり、リラックス状態となる為、アウターマッスルが緩み、インナーマッスルへ働きかけやすくなる
③上記①②により、代謝が上がる
④睡眠の質が向上し、各臓器や筋肉をしっかり休める事ができ、日中の活動量が上がるため、更に代謝が上がる
等が理由です
呼吸を深める、呼吸をトレーニングするって地味で、なかなか自分では継続できないですよね
しかし、私の生徒様は、皆さんその効果を実感していらっしゃいます
睡眠の質向上はもちろん、体調が良い、便秘解消、冷え改善、下腹凹んだなどなど
1日1分でいいのです
トトロになって、腹式呼吸をしてみて下さい
朝起きたらベッドの中で
夜寝る前もベッドの中で
継続は力なり
ぜひ、その効果を感じてみて下さいね
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました😊