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芝餅
「芝餅」とは?
5月5日、端午の節句。子どものころ(香川出身)食べていたのは、柏の葉に包まれた団子ではなく、サルトリイバラに包まれた米粉団子の「芝餅」でした。
多賀町ではサルトリイバラ(ボンガラ)に包む中身は、小麦生地の団子と粒あん。ところ変われば材料も名前も変わる・・・。
ぼんがら餅も美味しいのですが、無性に故郷の味「芝餅」が食べたくなり、サルトリイバラの葉っぱを今日採りに行ってきました。確か子どもの頃に食べた柏餅は団子のみで餡が入っていなかったような・・・。
チマキの団子の要領で作れば良いのか??とネット検索するも、サルトリイバラを使った柏餅の餡無しレシピが見当たらず・・・。おぼろげな記憶を頼りに「芝餅」にチャレンジ!
チマキの時に作る米粉団子のイメージで作ってみました。
材料
10個分
サルトリイバラの葉・・・20枚
米粉と白玉粉(餅粉)・・・各100g
きび砂糖・・・大さじ2
塩・・・小さじ1弱
お湯・・・200㏄ほど
つくり方
①米粉と白玉粉、きび砂糖、塩をボウルに入れて混ぜておく。
②ボウルの下に濡れ布巾を敷き、ボウルが滑らないようにする。
③お湯を少しずつ加えて、耳たぶのかたさに練っていく。少し水分多めの方が美味しくできる。
④10等分にして丸める。
⑤蒸し器にお湯を沸かす。
⑥サルトリイバラの葉に④の団子を包み、蒸し器に入れて10分ほど蒸す。
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柔らかい新芽なので葉も食べられます。サルトリイバラの葉の香りが団子に移り爽やかな香りで美味!
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