女湯のかたすみで(やすよ)
初の手術と入院と治療について備忘録。
お邪魔した銭湯で「ここがとっても印象に残った!」というところを書いてみています。
銭湯に関してゆるゆる考えるよしなしごとを書いてみむとす。
元々、温泉や銭湯が大好きなので、旅に出なくても暇さえあれば銭湯に通っています。そんな私の旅の目的ナンバーワンはいつも、「その土地のお風呂に入ること」。次点は「その土地の美味しいものを食べること」と「その土地に住んでいる人たちの暮らしを垣間見ること」が同点です。 東京には東京の、大阪には大阪の銭湯があります。小泉進次郎並みに当たり前のことを言いましたが、何が言いたいかと言うと、その土地にはその土地に根差した、その土地の個性があらわれたお風呂があると言うことです。47都道府県あ
なぜ固形石鹸で洗おうと思ったか 私はシャンプージプシーです。 昔から、ツラの皮は厚いのに頭皮だけやたら敏感で、合わないシャンプーを使うとてきめんに頭皮が荒れ、皮がむけてフケみたいになるのが悩みでした。 結果、いろんなシャンプーを試しては「これもダメだ」「あれはどうだろう」とさまよう人生を送ってきました。買ったはいいけど頭皮に合わなくてシャンプーが消費できず、「コレ高かったやつ!使っていいよ!」と無理やり両親に押し付けたりしてきました。(2人とも別に望んでない) 以前、南
小さい頃から本を読むのが好きだった。(正確には小説。学習のための本は別に好きじゃない)本を読んでいると別の世界にワープして自分とは違う人生を生きられる気がして楽しかったし、次どうなるんだろう?が気になってやめられなかった。 大人になっても本を読むのが大好きで、1980円の服を買うのは迷いに迷いまくって結局買わなかったりするのに、本屋さんでだけはいくら払っても気にならなかったりしていた。結果、一人暮らしの部屋は本だらけになり、数回ブックオフに持っていったりしたけど焼け石に水だ
Chat GPTの機能がどんななのか勉強したくて、遊びで銭湯の画像を描いてもらっている。 (無料ユーザーは画像生成に回数制限がある。課金すると無制限になるみたい) 「日本の伝統的な銭湯の画像(富士山のペンキ絵、数人が入浴中)を生成して」って言ったらでてきたのこれ。でもペンキ絵の中にある五重塔とか太鼓橋は一切指定していない。 体を洗う場所が無いなと思って「洗い場を追加した銭湯」と指定したら今度は浴槽がなくなった。 浴槽を追加したら今度は狂気じみたカランの列が出現した。こ
銭湯ライターをしています、と自己紹介をすると訊かれる質問がいくつかあります。 「一番オススメの銭湯は?どこに行ったらいいですか」 これは、質問してくれた人がどう言う価値観かが分からないと難しいなと思います。レトロな雰囲気が好きなのか、新しい施設が好きなのか。熱いお湯が好きなのか、ぬるめが好きなのか。模範解答は、「まずは最寄りの銭湯に行ってみてください。その銭湯のどう言うところが好きかによって、自分の好みがわかってきますから」 旅先銭湯の著者、松本康治さんが教えてくださった回
私の実家は代々柴犬を飼ってきて、2年前に亡くなった最後の柴犬で5代目だった。 お盆の時期になると、母と私は必ずアゲハ蝶を見かける。アゲハ蝶は3代目のモモの生まれ変わりだ!と母と私は信じている。モモが死んだ後、やたらアゲハ蝶を見るようになったから、というのが理由だが、今年も真夏の炎天下にヒラヒラと飛ぶアゲハ蝶を新橋のど真ん中で見かけて、「このクソ暑いのにわざわざ会いにきてくれてありがとう」と言ったら、いつまでもついてきてくれた。流石に会社のビルまでは入ってこなかった。そういう
シンプルに暑いですね! 私が子供の頃から「温暖化」が叫ばれていましたが、ここ最近「これが今まで聞いてた温暖化か」と実感する暑さです。今まで手が塞がるのが嫌で日傘も持ちませんでしたが、もはや生活必需品です。日傘の下では明らかに体力の消耗度が違います。 このまま温暖化が進むと、よく作業員の方が着ている扇風機が両脇腹について膨らんでいる作業服も、近い将来、日傘と同様に生活必需品になっていくのかもしれません。そしたらハイエンドブランドが高級作業服出しちゃったりして!という話を友達
半年ぶりの定期通院。 去年の3月に乳がんの手術してから、先生に一度も手術した部位を直接視認で診察されたことがない。 別に見せたいわけではないけど、そんなもんなのかなぁとも思う。実際に見ても身体の内側だからあんまり意味ないのかな? 手術が2023年の3月だったので、もうとっくに一年経っている。いつの間に。 というわけてこの一年で感じたことをまとめてみる。 私の選択した治療は部分摘出➕放射線治療➕ホルモン療法だった。手術後2ヶ月くらいで放射線治療は終了して、ここからホルモ
5月の土日、銭湯に入る旅に出ました。 だいぶ時間が経ってしまった… 行き先は名古屋。日曜には以前からずっと行ってみたくてうずうずしていた三重県伊賀の銭湯にも脚を伸ばしました。 一軒目 はぎの湯さん (名古屋・北区) 名古屋駅からバスで30分ほど。 広い幹線道路沿いの建物はダークトーンで和モダンな雰囲気。 はぎの湯さんは若手経営者が自分の手を入れながら、少しずつ進化している銭湯。 高瀬さんにお話を伺うと、本当に頭の回転が速く、様々なアイデアをあたためており、は「周りの店舗
銭湯に行くと、公衆の場なので私1人ということは殆どなく、たいてい他のお客さんがいる。 知らない人同士で隣り合ってお湯をつかい、同じ浴槽であたたまる。 そんな時、どこまでコミュニケーションを取るか問題ってあると思う。相手の性格にもよるし、気分にもよる。私だって、話しかけられたらいっぱい喋っちゃう日もあれば、「今日は誰にも話しかけられたくない」とトゲトゲしている日もある。 銭湯と似た公共の場である、駅とか、電車の中とか、エレベーターの中とか、知らない人同士で同じ空間を共有する
この話は、書くかどうか迷ったのですが、注意喚起の意味も込めて恥をしのんで書くことにします。生来のうっかり八兵衛ぶりも起因しているとは思いますが、わりと頻繁に銭湯に通う人にも起き得ることなんだとご認識いただければぶっ倒れた甲斐があります。 倒れた経緯2月のめちゃんこ寒い日で、私は朝から「今日は銭湯にいく!」と心に決めてました。夜21:30くらいに帰宅して、いそいそと銭湯へ。 気温が低いせいか掛け湯しただけで手足が真っ赤になって、「しばれるなあ」と思いつつ頭や身体を洗って浴槽
日曜日は、前からずっと行ってみたかった関西銭湯へ!土地勘が全くないので何も考えずに行きたいところを羅列したところ、ものすごい長距離だと判明。 (その後、いろんな人にどこの銭湯に行ったか話すと大体全員「すごい移動距離!」と驚かれた。) 運転手を務めてくださった皆様石鹸の中野さんに感謝。 一湯目: 都湯-ZEZE-さん(滋賀県大津市) 店名の「ZEZE」は、都湯さんがある場所が「膳所(ぜぜ)」と言う場所だから。関西って難読地名が多いなあと思うのは、私が関東在住で馴染みがないか
土日まるまるつかって、関西の銭湯を巡る旅をしました。相棒は銭湯ポッドキャストを一緒にやっているくぼんぼん。 書店「とほん」さんでのイベント参加 3/16(土)に、奈良県大和郡山市のある本屋さんで、イベントがありました。くぼんぼんと私でこちらに参加しました。 本棚を眺めているだけで一日過ごせる気がするくらい、こだわった素敵な本がぎっしりと並ぶ「とほん」さん。2階のレンタルスペースで、書籍「旅先銭湯」を手がける松本康司さん、「とほん」店主の砂川さん、そして「皆様石鹸」という
私は記憶力に難があります。 今まで数々の失敗をやらかしてきました。 リモート会議出忘れたり、仕事のアポイントを忘れて呑気に在宅勤務してたり、銭湯ポッドキャスト「いいお湯いただきました」はリモートでそれぞれの自宅から収録しているのですが、約束の時間を忘れてブッチしたり、友達と話してても「何の話だっけ?」って言って「もう10回以上話したじゃん!」と怒られたり。自分でも変だな、おかしいなと思ってるけど記憶を無くさないようにするってメモする、約束したら予定表に書くしか思いつかなくて、
めちゃんこ寒い本日は冬至!! 仕事帰りにXを見てたら冬至→ゆず湯→帰りにどっかお風呂屋さんに寄ろう!と思って、突発的に第五相模湯さんに向かいました。 向かう道すがら、風が頰を切るように冷たい…鋭利な刃物のような風。寒い寒いと思いながら歩いていたら、からだがあったまってきて、でも指先は冷たくじんじんしている不思議な感覚。 第五相模湯さんのネオンを見るとなんだか嬉しくなってしまうのは、何故なのでしょう?アミューズメントパーク感があるからでしょうか。ワクワクしながら入口をはいる
引っ越しました。 と言っても同じ区内だし、場所的にも自転車で20分くらいの距離。 もちろん近距離であっても引っ越しの荷造りの大変さが減るわけではなく、あれこれ物を捨てながら荷造りして、粗大ゴミに出す物をリストアップしてネットで予約して、ピックアップ当日にヒイヒイ言いながら粗大ゴミ置き場に持って行って、ああゴミ袋が足りないと買ってきたり、冷蔵庫の中身を綺麗にしなきゃと奥の方で熟成されていたいつのものか分からない瓶詰めの中身を割り箸でほじって捨てて、瓶を洗って資源ごみへ分別して