夏の銭湯がおすすめな理由
シンプルに暑いですね!
私が子供の頃から「温暖化」が叫ばれていましたが、ここ最近「これが今まで聞いてた温暖化か」と実感する暑さです。今まで手が塞がるのが嫌で日傘も持ちませんでしたが、もはや生活必需品です。日傘の下では明らかに体力の消耗度が違います。
このまま温暖化が進むと、よく作業員の方が着ている扇風機が両脇腹について膨らんでいる作業服も、近い将来、日傘と同様に生活必需品になっていくのかもしれません。そしたらハイエンドブランドが高級作業服出しちゃったりして!という話を友達としてて、「どこのブランドが出すと思う?」という問いに「イッセイミヤケとか?」と答えてしまった私は、ファッションに全く詳しくないです。イッセイミヤケは私が新卒社員だった頃PLEATS PLEASEを出して一世風靡した記憶があり、そこで私の記憶は止まってるんだなあ(というかそれまでのファッションの記憶の蓄積も別にない)と思いました。
閑話休題。
外に出るのも憚られる気温の暑い夏に銭湯、といっても、読んでくださってる方にはちょっとハードルが高いのかなと思いました。実際私も、今、日曜の朝湯に行くのにだいぶ気合を入れて行ってきましたから、銭湯に行く習慣のない人は尚更なんじゃないかと思います。
そこで、私が考える「夏に銭湯に行くとこんないいことがあるよ」というおすすめの理由を、今日は書いてみたいと思います。導入が長くてすみません。
夏の銭湯をお勧めする理由
①汗だくからの爽快感
夏は何もしてなくても汗をかきますね。
その汗だくな身体で銭湯に行き、身体を洗って大きな浴槽にざぶーんと身体を沈める。想像しただけでも気持ちいいと思いませんか?
②浴槽でお湯につかる効果
夏ですが、お湯につかることをおすすめします。何故なら暑さ、エアコンによる冷え、たくさんかく汗と皮脂などで身体が疲れているからです。お湯につかると毛穴が開いて汚れが落ちやすくなりますし、あたたまることで血流が改善して冷えも解消します。でも、熱すぎるお湯につかると夏はつらいので、40℃未満のぬるめのお湯にゆっくりつかることをおすすめします。ぬるめのお湯につかることは副交感神経優位にしてくれるので、湯上がり、リラックスしてぐっすり眠れると思います。
③お風呂掃除しなくていい
お風呂掃除は地味に大変です。大抵のおうちの浴室は窓がついてなかったり、窓があっても空調がきいてなくて暑いです。それを毎日掃除するのはきつい…。
でも銭湯に行けば、お掃除はお店の人がやってくれるのでラクチン。お湯のメリットだけを快適に享受できます。銭湯、ありがとう!
銭湯で働く皆さんに最大級の感謝を送ります。夏の開店前銭湯は驚くほどの暑さと湿度。そこを掃除することを考えるだけで倒れそうな気分になりました。いつも清潔な空間をありがとうございます!
④湯上がりドリンクが10倍美味しい
銭湯といえば湯上がりに飲む飲み物がお楽しみのひとつですが、気温が上がる夏は喉が渇くのでドリンクがことさら美味しい。身体をタオルで拭いたあと、カラカラの喉にしみわたる、キンキンの麦茶!キンキンのポカリスエット!!キンキンのラムネ!!!キンキンのビール!!!!(だんだん興奮してきた)
もちろん定番のよく冷えたコーヒー牛乳も美味しいので、迷うところですね。一本じゃ足りないと思う時もあります。また、クラフトコーラなんかも人気が出てるので何を飲むか、ニヤニヤしながら悩んでしまいますし、最近の銭湯はご当地の見たことないサイダーなんかも入荷していたりします。思う存分、冷蔵庫の前で迷ってください。決められなかったら、どっちかお土産にして家で飲むのもアリ。
⑤なんと言っても水風呂
もっともらしく色々な理由を述べてきましたが、夏の銭湯のイチオシは、なんと言っても「水風呂」!だと私は個人的に思います。
浴槽で身体を温めて、あついな〜と思った後に水風呂で身体を冷やす。熱いお湯と冷たい水に順番につかることを「温冷交代浴」と呼び、自律神経を整える効果があるそうです。ただでさえ暑さで乱れがちな自律神経を整えるのに、夏の銭湯の水風呂はガチでおすすめ。
夏にプールに行けなくても、私たちには銭湯の水風呂があるじゃないか!
とはいえ、あくまでも公衆浴場ですので、泳いだりもぐったりなどお風呂のマナーに反することはしないでね♨️純粋に冷たさを全身で味わう気持ちよさを楽しんでください!
まだまだ酷暑は続きます。
銭湯で気持ちよく汗を流して、すこやかな夏を過ごしましょう。