銭湯日記♨️第五相模湯さん(大田区南六郷)冬至の柚子湯
めちゃんこ寒い本日は冬至!!
仕事帰りにXを見てたら冬至→ゆず湯→帰りにどっかお風呂屋さんに寄ろう!と思って、突発的に第五相模湯さんに向かいました。
向かう道すがら、風が頰を切るように冷たい…鋭利な刃物のような風。寒い寒いと思いながら歩いていたら、からだがあったまってきて、でも指先は冷たくじんじんしている不思議な感覚。
第五相模湯さんのネオンを見るとなんだか嬉しくなってしまうのは、何故なのでしょう?アミューズメントパーク感があるからでしょうか。ワクワクしながら入口をはいると、おかみさんの優しい笑顔が迎えてくれました。
第五相模湯さんのおかみさんは愛にあふれるお方なので私が一方的にお慕い申し上げているのですが、何が好きって声が好き。自分が高いキンキン声なので、おかみさんのベルベットみたいな深みのある声を聴くだけでも脳内物質が出るし、「あら〜、お元気でしたか?」なんて言っていただけただけで温かい気持ちになります。
「冬至なんでお湯をいただきに参りました」と言ったら極上の笑顔を見せてくださり、もはやお湯をいただかずに帰っても悔いなしくらいの勢いだったのですが、せっかく来たので手ぶらセット250円を購入してお湯をいただきました。
手ぶらセットというのは何も入浴道具を持っていなくても銭湯で入浴できる夢のようなセットで、タオルとリンスインシャンプー、ボディーソープの使い切りパウチがセットになっていることが多いです。
第五相模湯さんの手ぶらセットはタオルとエッセンシャルのシャンプー・コンディショナーのプチボトル、歯ブラシと剃刀まで付いていて充実のラインナップ。お店によって手ぶらセットって内容が違うんだ!いろんなお店の手ぶらセット調査してみたい、と少し興奮しながら脱衣所に入りました。
浴室の引き戸を開けるとゆずの爽快な香り。身体と髪の毛を洗ってゆずが浮かぶ浴槽に身を沈め、深呼吸して胸いっぱいに吸い込みます。モザイクタイル画下のの大きな主浴槽と、男女仕切りの壁の反対側の側面壁側の寝湯とおおきくふたつお風呂があって、毎週日曜開催のかじめ風呂などは寝湯の方が薬湯になっています。
いつもは寝湯のほうが湯温ぬるめな気がしていたけど、この日は主浴槽のほうがぬるめな気がした。ゆずの香りっていいなあ、と思いながら洗い場に戻って顔を洗っていたら、おかみさんが浴室を回ってお客さんひとりひとりに「どうぞ」と半分にカットしたゆずを配ってくれました。いい香り更に倍!幸せ〜。
帰り際、年末年始営業のご案内カードをくださいました。ゆっくりあったまって極寒の家路を帰ったけど、ポカポカして帰宅しても寒くなかったです。
いただいたゆずは今も目の前で芳香を漂わせています。冬至のゆず湯もいただいたし、また一年元気に過ごせますように。第五相模湯さん、ありがとうございます!