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現代のフィンランドにおける教育の特徴である、Phenomenon-Based Learning(PhBL)について、おそらく日本初『PhBLについて学位論文を書いた』私がご紹介い…
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#カリキュラム
【他の人よりチョット詳しくなれる】フィンランドの「教育の地方分権化」「カリキュラム・マネジメント」
以前、フィンランドの「教育の地方分権化」について触れましたね!
今回は、「カリキュラム・マネジメント」の視点も取り入れて、掘り下げます!
NCCの地方分権化とカリマネ
フィンランドの学習指導要領的位置づけであるNational Core Curriculum。
各章に書かれていることはこの記事にまとめました!
第3章から第15章にかけて、すべての章末に、
「地域の決定の対象となる問題(
【他の人よりチョット詳しくなれる】フィンランドのカリキュラムのポイント!
現在、世界ではコンピテンシー(資質・能力)の定義と育成が目指されています。
日本でいうところの、「主体的・対話的で深い学び」のようなものです!
文献やオンラインのイベントでは、コンピテンシーの定義や育成に関する研究や研究会が増えていますよね!
とはいえ、日本はまだ模索しているように見えます。
たとえば、「高校の『総合的な探究の時間』をどうするか」であったり、
「新しい学習指導要領に対応し
【他の人よりチョット詳しくなれる】フィンランドのカリキュラムには何が書かれているの?
日本では『学習指導要領』と呼ばれる、国の定めたカリキュラムがあります。
フィンランドでも『National Core Curriculum』(以下ではNCCと略記)という、国から出されたカリキュラムがあります。
これまで、フィンランドの教育の「スゴイところ」「ステキなところ」は、たくさんの情報からご存知のことと思います。
では、NCCにはどのようなことが書かれているのでしょうか?
今回はN