ニックネームでの匿名運用と別人になりすましたサクラ行為で有利誤認させることの大きな違い!
SNSを始めとしてネットの世界では、匿名での利用やハンドルネーム・ビジネスネームなどといったニックネームを使って、ユーザー登録やSNSなどのアカウント運用をすることが多いけど、今回はその辺のことについて語りたいと思います。
ネットの世界では個人情報漏洩の対策から、実名ではなくハンドルネームとかニックネームを使うことが一般的ですが、Webビジネスの場でもそういう匿名での利用や、ペンネーム・ビジネスネームなどの匿名を希望する人のほうが多いのではないでしょうか。(^_^)b
そこで今回は、noteの有料記事やマガジンなどの販売を始めとして、Webで何らかの収益を得たいと考えている、いわば程度の差こそあれ副業・本業を含めてビジネスとして取り組むときに、私たちが注意しておきたいことをシェアしたいと思います。
まずnoteやTwitterなどのアカウント登録を匿名ですることについては、特段のルール違反にもならなければ、不正行為や犯罪行為というわけでもありませんよね。
Facebookやリンクトイン(LinkedIn)については、原則として実名での登録が求められているので、裏技はともかく一応登録するときには実名である必要があるものの、ローマ字表記にしたときに読みが同じであれば、別の漢字表記で誤魔化すこと(匿名化)も可能ですが、建前では実名登録ですよね。
noteの場合を例に出すと、アカウント登録時のクレジットカード情報や収益代金の振込口座などを登録しなければなりませんが、クリエイターとして名乗るアカウント名は自由に設定できるので、ニックネーム・ペンネームでなんの問題もありません。
ただし、いくらニックネームやペンネームをnoteでは自由に設定できるからといっても、匿名での運用やニックネーム・ペンネームで何の問題もないかと言えば、そうではないので、少し注意が必要です。(^_^)b
ではnoteのアカウント運用における匿名化について、どういう点が問題になるのか、そこを少し掘り下げてみたいと思います。
私も実際にメインアカウントとは別に、このサブアカウントを運用しているわけですが、その理由としては、1つのアカウント運用だけでは発信したい内容などのテーマを、広げにくいからという理由ですね。
単独アカウントで発信する記事カテゴリーが増えすぎると、アカウントの個性がボヤけてしまって、結果的に個性の集まり過ぎで無個性を生むような事態になりかねないという考えから、特定のテーマ記事を分けて特化型のアカウント運用をすることにしたのです。
その特定のテーマというのが、ご覧のようなnoteのアカウント育成や記事などに関するノウハウ&ハウツー関連の記事ネタで、note攻略と集客やマネタイズ全般に関連したアカウント運用に特化しているわけですね。(^_^)b
なのでnoteのノウハウ&ハウツー関連の具体的な内容の記事投稿は、メインアカウントでは滅多に投稿しませんし、投稿する時にもサブアカウントの記事紹介を兼ねて、意図的に投稿するときに限っています。
またメインアカウントに投稿するような、生き方や人生観・価値観、人としての在り方などの自己啓発や啓蒙関連のテーマについては、投稿の場をメインアカウントを中心にすることで、護身道やQOL(Quality Of Life)関連の発信キャラクターを打ち出しているわけですね。
それが効果を発揮しているか、狙いどおりの成果をあげているかはともかくとして、そういう明確なアカウント運用の目的を持って、このサブアカウントとメインアカウントで切り分けて記事投稿を続けています。(^_^)b
なので、アカウントの複数運用については推奨することもあるし、同じ人が複数のニックネームを使い分けて、意図的にアカウントを運用すること自体は理解できるし異を唱えるつもりもありません。😉
問題になるとしたら複数アカウントの運用を利用して、誤認誘導や有利誤認に当たる不法行為を行なうことが無いように注意を促したいのです。🤔
どういうことかと言えば消費者庁が監督官庁になるのですが、景品表示法で定める「有利誤認表示の禁止」に該当するようなことを、私たちはアカウントの複数運用を悪用して行なってはいけないと、お伝えしたいのです。
有利誤認表示の禁止に該当する「不当に顧客を誘引し一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示を禁止」している条項に触れる行為というのが、なりすましの複数アカウント運用でサクラ行為を行なうことなんですよ。
具体的な例をあげるなら、私がこのサブアカウントとは別に「ノウハウ鑑定士@有料note買ってみたランキング公開」なんていう、なりすましで別人格のアカウントを開設したとします。😅
その「ノウハウ鑑定士@有料note買ってみたランキング公開」の記事の中でやらぽん塾長の有料noteを買って試したら、ものすごいことになった!これは買わないと絶対損だよ!・・・なんていう提灯記事を書くわけですね。😂
おまけにそのノウハウ鑑定士が、やらぽん塾長にコメント入れて褒めちぎるわけですね。
当然やらぽん塾長も即座にコメントでお返しするわけですが、この辺は同じ人物や加担しているチームメンバーが書き込む場合がほとんどなので、時間差があまり無いという特長も出てしまうのですが、案外とその辺は無頓着だったりします。🤣
それと知らない第三者は、やらぽん塾長の有料記事がものすごいと受け止めて買ってしまうかも知れないわけですよ。(^_^)b
ここで不法行為となるのは、やらぽん塾長の記事が有料の価格見合いであるかどうかではなく、なりすましで有利誤認を引き出しているという点が問題になるのですね。
やらぽん塾長の有料記事が、実際にものすごく良かった・・・なんていうことはどうでも良いことで、消費者を第三者が推薦しているように誤認させているという点が、詐欺未遂罪あるいは詐欺罪の適用を受けてしまうということなんですよ。😅
くどいようですが、自分の発信するキャラクターの個性を変えたいために複数の別アカウントを運用することは、別に違法でも無ければ被害者も出さないのでかまわないのだけど、これに売上やサービスなどについての偽り行為が加わってしまうと、有利誤認表示に該当してしまうのです。
有償でその行為を受け持っただけでなく、無償で受け持っても同じ有利誤認表示に該当してしまえば、道義的な責任だけでなく法的にも違法行為になるということですね。(^_^)b
頼まれて行なうサクラ行為も、騙すということにおいては詐欺と同じなので
たとえサクラ行為を依頼されても、詐欺未遂や程度によっては詐欺罪で逮捕される恐れもあるので、安易な気持で金儲けしようと考えて引き受けてはいけませんよ。🤔
目先のわずかなお金儲けに目が眩んだために、お縄ちょうだいで書類送検なんて事態にもなりかねませんので、たかがなりすましと侮らず充分な注意が必要ですね。
ちなみに、心当たりの有る人に忠告ですが、これまでも今のところも大丈夫だと安心してはいけません。
note運営事務局にいつ気付かれるかの時間の問題で、気付かれた時点でいきなりアカウントバンという緊急事態にもなる恐れがありますので、悪いことは言わないので即刻手を引いたほうが良いと思いますよ。(^_^)b
心当たりのあるアナタが、この記事を読んでおられることを願っています。
ってことで、今回は
「ニックネームでの匿名運用と別人になりすましたサクラ行為で有利誤認させることの大きな違い!」という、やってはいけない不法行為の注意喚起でした。😅※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
なりすまし せずに匿名 のほほんと
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