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身体動作の合理性と筋トレの肉体強化の合理性では矛盾が生じるという逆説論!

今回は、上体を足腰と逆に捻るウォーキング法などを例に挙げて、身体動作の合理性について考えていることをお伝えしたいと思います。

もちろんこれからお伝えすることは、私が過去にいろいろな人から学んだことや、自分で実践検証してみたことをベースにした個人的見解になります。

上体を足腰と逆に捻るウォーキング法というのは、動きとしてはモデルさんたちが、ステージ上で披露する歩き方の様子を思い浮かべてもらえば、わかりやすいと思います。

そういえば、かつてブームになったデューク更家さんの「デュークズウオーキング」も、思いっきり上体を捻る歩き方でしたが、足腰と逆に上体を捻ることで、腸を刺激してダイエットに効果的だとして話題になりましたよね。

あの歩き方自体をエクササイズにして、痩せられるとアピールし一躍人気になったのがデューク更家さんのウオーキング法でした。

身体動作の合理性の矛盾にフォーカスすれば、非合理的な動きであるがゆえに運動時のロスが大きく、身体にも余分な負担をかけるために運動効果が生じているという、非合理的な動きがプラスになる点に注目ですね。

疲れずに無理なく動ける身体動作という点からみると、とても合理的な動きのはずが、運動効果を効率よく求めるという観点からは、まったく合理的ではない非合理的な動きになってしまう、というわけですね。😓

せっかく運動をするんだから、運動効果がより表れる負荷や負担をかけたほうが効率よく鍛えられる・・・という考え方が一般的であり、その方向性でトレーニングが行われるのも頷けることです。

マシンを使った筋トレでもそうですが、鍛えたい筋肉局部を効率よく短時間で鍛えられるように、負荷重量・筋トレ回数(レップ数)・セット数やセット間のインターバルの決め方など、こだわるとキリがないくらいですね。

ただ、こうした筋トレは、目的が明確なアスリートが取り組むことで、一般人が見よう見まねで取り組むと、故障やケガのもとにもなるので要注意。

私たち一般人の健康ニーズに合わせると、使わずに衰えた筋肉・筋力を蘇生させて、活性強化させることに主眼を置くことが理に適っているのです。

それも、蘇生させた筋肉・筋力を、日常生活の動きの中で維持強化できるような身体動作を心がけることが、この記事で伝えたい「合理的な身体動作」になるわけですね。

合理的な・・・・という表現は、取り組む目的によってその答えが変わります。
不合理な動きをすることが、目的達成の近道であるのなら、その不合理な動きをすることは、目的にとって合理的である、ということになります。

なので、合理的な身体動作であるとか非合理的な動きだとかは、何の目的を持っているかで変わるので、時として矛盾してしまうことがあるのです。

私たちのように一般人で、しかも比較的高齢という括りになると、無理のない動きをすることがベストな選択ですが、身体の根本の歪みや偏りを修正もせずに、いきなり筋肉強化のトレーニングを行うのはリスクが大きい。

まず、やるべきことは、関節・骨の配置(アライメント)を整えて、適切な姿勢が保たれている状態で、固まってしまったり衰えた箇所の筋肉を鍛えることから始めるべきだと思います。

特に、50歳を超えてからの筋トレにはじゅうぶん注意したいものです。
新たに筋肉をくっつけることより、萎んで眠っている筋肉を蘇らせて、無理なく日常生活の中で強化していくのが、中高年世代の最適解なんですね。

昨日の記事で紹介したエイパをあげるためにも、ムリをせず、怠らず、毎日元気で暮らせるように、スタンディングをオススメします。🤣


ってことで、今回は
身体動作の合理性と筋トレの肉体強化の合理性では矛盾が生じるという逆説論!」中高年の筋トレは充分注意して取り組んだほうが良いという話。😅
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

無理のない  動き身につけ  のほほんと


<昨日投稿のサブアカの記事がこちら!>


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