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★纏め★京都「国宝2024」の仏像★京都纏めシリーズ/京都においでやすシリーズ

本NOTEを纏めて思った。意外と少ない・・奈良の方が国宝の仏像が多いなと思っていたが、いやいやダントツで京都だと気づいた。三十三間堂の千手観音1001体がすべて国宝なんだもんな!浄瑠璃寺は9体の阿弥陀如来坐像が国宝で、大報恩寺は六体の変化菩薩など、京都はチーム国宝仏が特徴だな。
 たぶん、国宝の仏像を持つ寺の数でいえば圧倒的に奈良が勝つだろう!やはり、応仁の乱など戦火で焼失したのは大きいかと思う。


▼国宝の仏像たち

 ▽京都市内

#大報恩寺 :六観音菩薩/釈迦如来坐像

 2024年についに運慶の次男坊・肥後定慶が国宝仏師に昇格!!

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n14ad1df177c9)

#東寺 :不動明王/梵天/帝釈天/弘法大師坐像/四天王/五大明王像&五大菩薩坐像/兜跋毘沙門天立像

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n59745ec4edfa

#三十三間堂 :1001体すべての十一面観音&二十八部衆

平清盛が創建した世界一長い木造建築ともいわれ、1001体すべての十一面観音立像が国宝。三十三は観音が姿を変える変化数を指す。
 ※国宝になったのは2019年頃で、45年の仏像修復後である。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/nef8cc9ed55ff

#六波羅蜜寺 :十一面観音

 2024年時点で全国の十一面観音で国宝は7体である。辰年のみ御開帳なので、2024年でコンプリートします!!

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/nd7b6587b79ae

#仁和寺 @世界遺産:阿弥陀三尊像/薬師如来坐像

霊宝館に祀られる「阿弥陀三尊像@国宝」は仁和寺の中心になる三尊。大陸から輸入した仏像を日本様式に変えたといわれる仏像である。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n64648cf07563

#広隆寺 :阿弥陀如来坐像/弥勒菩薩半跏思惟像×2/不空羂索観音/千手観音/十二神将

 常時、宝物館で見仏できる!!圧巻の仏像群は東大寺ミュージアムと興福寺・国宝館相当の満足感!!

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/nb0b16386072f

#清凉寺 :清凉寺式釈迦如来立像/阿弥陀三尊/十六羅漢

 光源氏所縁の仏像など国宝祭り!全国津々浦々で安置されている37歳のお釈迦様の生き写し「清凉寺式釈迦如来立像」の始まりはここ!!

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/nd0949127ac1d

#醍醐寺 @世界遺産:薬師三尊(薬師如来×日光・月光菩薩)/虚空蔵菩薩立像

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n4b1ad0510644

#法界寺 :阿弥陀如来坐像

 10円玉写し!?平等院鳳凰堂の阿弥陀如来@国宝と同時期で定朝作とも言われる国宝!!藤原内麻呂の子孫が山荘を構え、日野を名乗りだした藤原北家・日野氏の菩提寺で、親鸞誕生の地でもあることからも、良い仏師に良い仏像を制作依頼できたのだろうな。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/neb10b7954263

#安祥寺 :五智如来坐像

 五知如来は851年から859年の創建時の作。かつて、上寺・礼拝堂か五大堂に安置されていたとされている。南北朝時代に荒廃し、下寺に遷され多宝塔の本尊として安置された。1898年に京都帝室博物館に出陳されていた時に、の火災が発生して多宝塔は消失する。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n9b2ac72f7e24

#宝菩提院 :菩薩半跏像(伝如意輪観音)

「それではこちらへどうぞ」と通された部屋へ。
「暗い・・・見にくい」
と思いつつ、説明が始まる。ある瞬間、灯りが着いた瞬間、目の前に美仏『菩薩半跏像@国宝(伝如意輪観音)』参上!!呼吸している感じがします。半跏像では作例の少ない右足踏み下げの像で、2体あった左右対称の脇仏の1体が残ったという説もあるようだ。かやの一木造りで、色彩や金はなく黒一色!
奈良・中宮寺、京都・神護寺、京都・蟹満寺、奈良・當麻寺などと同じく、大陸から伝来した仏像様式を日本式仏像様式へ移行しているときの作風に感じた。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n6c7f616898a4

#法金剛院 /阿弥陀如来坐像/地蔵菩薩

 平安時代から花の寺!平等院&法界寺で定朝式三阿弥陀と呼ばれ国宝になった!チーム地蔵菩薩立像も圧巻の京都隠れ仏像寺!通称「蓮の寺」とも呼ばれ、7月の蓮の時期は「観蓮会(かんれんえ)」を開催し、7:00から拝観可能になる。6:50着ですでに行列が出来ており、7:30には駐車場は満杯になっていた。
 ※地蔵菩薩立像も国宝になりました!!

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/ndf98e5c41f4a

#神護寺 :薬師如来立像/虚空蔵菩薩×5

 秘仏&京都を代表する紅葉ですね!仏像展を参照ください。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n4b88b2e67289

#鞍馬寺 :毘沙門天・吉祥天・善膩師童子立像

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n6d63ee6f8afb

#三千院 :釈迦如来三尊

 脇侍はすぐにお出向かいすべく前屈みになっており大和坐という日本独自の様式。

「往生極楽院@重文」に安置された「阿弥陀三尊@国宝」は仏像も素晴らしく、寺の説明も素晴らしい。
 阿弥陀三尊とは、中央に阿弥陀如来で、脇侍に聖観音菩薩と勢至菩薩のチームを指す。一般的に中尊は坐像で、脇侍は立像が多いのだが、ここは3体とも坐像である。
 脇侍はすぐにお迎えに行く姿を表現することが多く前のめりで、ここは「大和坐」とされる日本独特の姿である。腿の金が剥がれているのは、昔、参拝者も触れられたようでその名残とのこと。そう!奈良・長谷寺と同じですね。最後に阿弥陀三尊についてプチ情報。ルールとして脇侍のいずれかが先にお迎えに行くので、実は姿勢が若干違うんですよね~。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n33be9402807a

 ▽南山城

#蟹満寺 :釈迦如来坐像

 白鳳時代の「釈迦如来坐像@国宝」が安置されている。薬師寺「薬師如来三尊@国宝」、中宮寺「如意輪観音@国宝」、京都大原野・願徳寺「如意輪観音@国宝」が好きな人は行ってみるべし!!
 寺は小さく「えっ」となるかもしれませんが、見仏すると「おお~」となるはず。ちなみに本尊の顔は、奈良・興福寺の「仏頭@伝運慶作」や薬師寺の薬師如来の顔と似ているな~と改めて思った。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/n8b6de72c49f2

#浄瑠璃寺 :九体阿弥陀如来坐像/四天王

半丈六の阿弥陀如来坐像@国宝が9体完全に残っている唯一無二!ここしかない仏像である。お堂も国宝!周りの仏像も国宝!重文だらけである!

 では、なぜ9体かというと阿弥陀の9つの段階に振り分けられるとされ、どんな人も救うことを指す。実は京都市内には数多く作られたが、現存するものはここだけである。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/nfb53ad4c0160

#観音寺 :十一面観音

 世界で7体の十一面観音@国宝の1つで、奈良時代となると奈良・聖林寺とここのみである。パーフェクトな仏像で、三十二相の特徴も守られている。

私のNOTEは次の通り。(https://note.com/yanma_travel/n/nbba0280a1d5c

 ▽宇治

#平等院 :阿弥陀如来坐像/空中供養菩薩

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