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老いも若きも読書を! 楽に手軽に便利に!

子供の頃から寝床で仰向けになりながら、マンガなどを読んでおります。現在はマンガが本に変わっただけで、仰向けスタイルは変わりません。

そして、変わらない思いがあります。

本を持つ手が疲れるなー。

これ、高齢者や体が不自由な方であれば尚更ではないでしょうか。又、介護業界全般、高齢者が読書する事への関心はどうでしょうか。
 

1. 介護ベッドで、仰臥位(仰向け)になって読書


要介護者でも認知機能もしっかりしていて、本を読みたい方はいると思います。高齢になると視力等の問題もあるので、多くはないかもしれませんが、一定数要望がある事は確実でしょう。

冒頭で申し上げた通り、仰向けになって本を読むことは身体が不自由であったり、高齢者であると中々ハードルが高そうです。

私なんかは天井がプロジェクターになれば良いなあ、と毎日思っております。実際そうなればすぐに寝落ちしてしまうでしょうが、手で本を持たなくても良い夢のような話です。

1-1.透析中にスマホを観る友人

しかし実際問題、タブレット等を支える器具があればある程度いけると思います。実際、友人が透析中はずっとスマートフォンを仰向けで見上げておりました。

オーバーテーブルに設置するのが、一般的のようですが友人の病院は顔の上にスマートフォンを見上げる形で設置する支持器具がありました。

これ、そろそろ介護施設でもいけるのではないでしょうか。
本来、病院は医療の場であり、介護施設は生活の場であります。

利用者の読書の介助となると話は少し変わってきますが、透析中のようにスマートフォンが眺められる状態にもっていくくらいはした方が良いと思うのです。
 

2.一部高齢者の読書が見直されている



ところで、在宅で比較的活発な高齢者達の間で読書自体に注目も少しあるようです。本を購入する為に本屋や書籍取り扱い店まで歩いたり、図書館の中で本を探し回る等といった事から自然と歩数が増えるというのです。

いわゆる介護予防的な活動としては合理的であり、継続して頂きたいと思うばかりです。

又、読書好きのコミュニティも形成され、他の趣味同様に社会参加や交流に拍車が掛かるようです。高齢者のコミュニティの定番、ゲートボール、囲碁、将棋、生け花、カラオケ、詩吟などと肩を並べて読書の輪を活性化して欲しいものです。


3.誰もが気軽に読書が出来る

電子書籍の増加により、かなり移動時等にも便利に気軽に読書出来るようになりました。

しかし、スマートフォンにアプリをインストールして、サブスクなどを契約してと言った流れで誰もが読書出来るとは限りません。

実際私もそういった事は苦手意識が強いです。やはり、紙ベースの本も必要だと思います。

問題は紙ベースの本であろうと、スマートフォンを使っての電子書籍であろうとそれが、読める環境を設定する事です。

オーバーテーブルにスマートフォンやタブレットを、固定する器具があるのであれば、紙ベースの本も同様に固定したりページをめくる時に自助具のようなものがもっと必要ですね。

誰もが読書をより一層手軽に出来るようになれますように。

御一読ありがとうございます!!


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