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2024年5月の記事一覧
一分で読めるほらー小説3(140字の小説)
廃墟の病院が、壊される事もなく
不気味に存在している。
その隣に新しく建った病院が有る。
廃墟の病院をそのままにして、
新たな病院を建設したのだ。
その廃墟の病院に肝試しに来る人は誰も居ない。
来るのはカラスだけ。
だが、新たな病院に肝試しに診てもらう人は
日に何人かはいる。
私もその一人だった。
見えない恐怖(220字のくだらない小説)➕追伸
見えない敵に悩まされている僕。
「何処にいるの?」
と、聞かれても答えられない。
だが、そいつは何処かに居る!はずだ。
そいつは、私に急に襲いかかる!
様な感じを、僕に与える。
「襲いかかるって、どんな感じに襲われるの?」
と、聞かれても実際には襲われていないので
答えられない。
不思議な現象を、僕は感じている。
「世の中には、目に見える怖い事が山ほどあるのに、
目に見えない物が、怖いんだね」
一分で読めるホラー小説かも?
月も無い夜。
街灯も無い暗い田舎の夜道。
舗装もされていない、でこぼこな道。
ところどころで、石に蹴つまずき危うく転けそうになる。
穴ボコもあり、用心しながら歩く僕。
行き交う人は誰もいない。
心細いがこの道を行かないと、目的地には辿り着けない。
不安を抱えながら恐る恐る歩いていると、
前にはしっかりとした足取りの人が見える。
後ろ姿に逞しさを感じる。
…真っ暗なのに、全て見えているみたいだ…
banadel 氏に告ぐ
「馬鹿は死ななきゃ治らない」と言う言葉がありますが、
可笑しな人に迷惑かけれた人はたまったもんじゃ無い。
ましてや、ネットで攻撃されると拡散される。
可笑しな人が死ぬのでは無く、攻撃され迷惑を掛けられた人が死んでしまったら、
本末転倒である。人を批判するのであれば、自分なりの正義感を持つのが当然と
思えるが、それすら持ち合わせていない輩がいる。
本当に残念である。
こちらは、公開討論を望んでいるの
消えた金魚(前編)(一分で読める小説)
テレビの上にあるガラス鉢。
中には美味そうな赤い魚。
でも、ご主人様は大切にしているみたいで
毎日餌をやっている。
あの魚を僕が食べたら叱られる。
最近僕の餌にはろくな物がない。
仕方がないので、外で調達している。
ご主人様は、今日も元気も無く家にいる。
以前はお勤めに出掛けていたのに不思議だ。
今日気がつくと魚が居ない。
どうしたのだろう?
昨日までは、元気で泳いでいたのに!
ご主人様が僕
近未来の出来事(一分では読めない小説)
西暦20XX年
医学の進歩により、高齢化が急速に進み
少子化が加速し人口の分布バランスは
大きな歪みを描き出していた。
この状況下において、人工知能を備えたロボットが、
人間の職場に次々と進出し大量の失業者を作り出す。
しかし行政は何ら打開策も示さず、社会不安は日に日に深刻度を増していた。
…このままでは、人類は滅亡する。
少なくても日本は壊滅する…
不安を持ち悩む私の前に、少女が現れる。
そ
君に届かない(一分で読める小説)➕追伸
君には届かない赤い糸
だって、左の小指が僕には無いから
散髪している時、間違って自分の小指を
切断したの。
あれから、赤い糸が結べ無いの。
縁結び神様が、そう言うの。
「一度切った縁は、結べない」
って。
神さまって、無慈悲なの。
だから仏様にお願いしたの。
でも、仏さまには、ほっとかれたの。
だから、
未だ知らない君には、
運命の赤い糸は届かないの。
追伸
🎵私が切った小指が痛い
昨日の夜の
不思議な女(一分では読めない小説)➕追伸
ある日、初めて会った女から突然言いがかりをつけられた。
「貴方は、『私と初めて会う』って言ったけど
貴方は覚えてないのね!私が貴方に散々いじめれれていた事を」
「いじめていた!君を。いつ、虐めた。
今、会ったばかりなのに」
「そう、貴方は知らないのね?前世の事を!」
「前世だって?そんな事知るか!
お前、頭が可笑しいのか?」
と、怒って言うが、女は薄笑いを浮かべ
「前世で、お前に虐めれ、
冷凍記憶(一分では読めない小説)(1140字)
20XX年世界を驚かす画期的なマシンが発表された。
「これが弊社が開発しました、世界初の人の記憶を冷凍させるマシンです」
「冷凍させるって、記憶ですか?
脳ミソの中の記憶をですか?」
と、一人の記者が全員を代表するかの様に
疑問をぶつける。
「そうです、記憶を冷凍保存するのです。
優秀な科学者、医学者、各分野のそれぞれの
優れた記憶を冷凍保存し
時代を超え未来の人達に、
その知識やノウハウを残
白い靴を履いていた人(一分で読める小説)
白い靴が目立つ、あのお爺ちゃん
毎日この道を散歩している、あのお爺ちゃん。
私の家の前で、腰を下ろし休んでいた、あのお爺ちゃん。
「今日も姿が見えないな〜。
どうしたのだろう?
名前も知らないお爺ちゃんだけど、
会えないと、何だか寂しいなぁ。」
今日、何故かゆっくり走って行く
白い色の霊柩車
私の家の前を名残り惜しそうに通って行く。
霊柩車の中に目を向けると、
抱かているあのお爺ちゃんの遺影。
奥の細道(一分で読める小説)
芭蕉は、いま悩んでいた。
自らの希望で全国巡る旅に出たのであるが、
目的地に辿り着く迄に多くの困難が待ち受けていた。
今までは、彼の長年培ってきた努力と忍耐と
並外れた体力で全てを乗り越えてきた。
だが、今回は違った。
芭蕉は、悩みに悩む。
…こんな事では目的地に行けない、
だからと言って、神にも頼れない
私自身が決断し選ばなければならない…
芭蕉は、天を仰ぐ。
頬に当たるは熱い風。
額には汗
完全犯罪(420字の小説)➕追伸(全部で四四四字)
「あのジジイまだ生きていやがる!」
ジジイが死ねば、遺産金は全部俺の物
医者はもう匙を投げているのに、まだ粘ってやがるあのジジイ
心臓に負担を掛けぬよう医者に注意さている
安静にしているジジイの心臓に
どの様に負担を掛けかるかを俺は悩む
そして完全犯罪を想いつく
安静の状態で心臓に負担を掛け
殺害する方法
そして俺は計画し、それを実行する
冷酷な手段で
毎日、俺はジジイを笑わせた
私のジョーク