完全犯罪(420字の小説)➕追伸(全部で四四四字)
「あのジジイまだ生きていやがる!」
ジジイが死ねば、遺産金は全部俺の物
医者はもう匙を投げているのに、まだ粘ってやがるあのジジイ
心臓に負担を掛けぬよう医者に注意さている
安静にしているジジイの心臓に
どの様に負担を掛けかるかを俺は悩む
そして完全犯罪を想いつく
安静の状態で心臓に負担を掛け
殺害する方法
そして俺は計画し、それを実行する
冷酷な手段で
毎日、俺はジジイを笑わせた
私のジョークは天下一品。
お笑い芸人も舌を巻くほど冴えている。
ジジイは毎日笑い転げる
「笑い死にしそうだ😆!」
と、喜び笑う。
そうだ!これが俺が目指した完全犯罪。
笑い殺すのだ。
罪には問われはしないはずだ。
証拠も残らない。
だが、俺の希望とは裏腹に、段々と元気になって行く?
どうしてだ!あれほど「笑い死ぬ」と言っているのに!
後に聞いた話だが笑いには、キラー細胞に打ち勝つエネルギーが
あると言うことだ。
末期の癌患者でも、生命を長らえるとの事。
「聞いてないよ〜」
俺はダチョウ倶楽部の様に叫でいた
追伸
星漫画家さんからのコメントでヒントを得ました