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楽しい薬膳ティータイム。『基礎薬膳』堺・利晶の杜

タマノイ酢さんがときどき開いてくださる薬膳講座。場所は、堺の利晶の杜。ここは、千利休と与謝野晶子関連の施設で、座敷のお茶室が会場です。落ち着く和室で、薬膳のことを紹介してもらって、自分好みの薬膳茶をつくるイベント。参加しない手はありません。

近代的な入口の横から入ると、和風な空間があります。
こちらが今回のテーマ。お座敷に入るとすでに何人か到着済み。正面のスライドはこんな感じ。
まずは、ウェルカムドリンク。イラストはアイスティーですが、実際に出てきたのは人肌温度。お酢好きの私にはたまりません! おいし~♪

講座のスタートは、「薬膳」とは何か。日本人には身近な薬膳が、中国由来の考え方でできていて、季節毎に旬の食材が身体にいいことを、わかりやすく説明してくれます。身体を冷やす食材、温める食材。自分にあわせて、試せるのがいいですね。

そして、まずはエッセンシャルオイルを使った、香りでのリラックス。和紙を折りたたんで香りをつけるだけなので、手軽だけど、かわいい。

テーブルの上には、棗、陳皮、桂花、山査子、玫瑰花、山薬、蜂蜜、紅花がスタンバイ。

続いて、いろんな生薬の説明。

棗(温性:甘)胃腸の調子を整え、心をおだやかにする
陳皮(温性:辛・苦)消化不良や食欲不振、お腹の冷えに
桂花(温性:辛・甘)お腹温め痛みを和らげる。気を巡らせる
山査子(温性:酸・甘)消化促進(特に肉類)、血をめぐらせる
玫瑰花(温性:甘・微苦)肝胃不和の胃痛や食欲不振、生理不順に
山薬(平性:甘)胃腸虚弱、消化不良、下痢
蜂蜜(平性:甘)胃腸のはたらきを助け、潤いをアップ。風邪予防、便秘に
紅花(温性:辛)活血、血のめぐり、女性ホルモンの乱れに

(薬膳講座で配布された資料より)

ラストは、お待ちかねのティータイム! ジャスミンティーをベースに、好きなものを好きなだけ、隣のお姉様方とキャイ、キャイいいながら入れて、味を試して遊びます。ほとんど、おままごと。楽しい。しかも、豆乳で作ったスイートポテトまであって、うれしすぎ。

残った素材はお持ち帰り&タマノイ酢さんのお土産もあって、なんだかめちゃくちゃ楽しい講座でした。お手頃価格がとにかくうれしい。今回が2回めでしたけど、また参加したいな。

どうでもいい話ですが、今年の猛暑をリンゴ酢で乗り切った私は、タマノイ酢さん推しです。冷やした炭酸水で、リンゴ酢とか割って飲むのが好き。麦茶代わりに何倍も飲むのに最適。

暑さがようやくしのげるようになってきた今は、1日1杯、こちらのしっかりした黒酢りんごを薄めて飲むが好き。アイスでもホットでもいけるので、うれしい。


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